Laineema デジタルハードウェア徹底レビュー

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買ったら徹底レビューで表も裏も全部公開です!!

不定期更新でお送りしています。




    タグ:Skype

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    IS03の購入を考えていますがやはり気になるのは値段という人も多いのではないでしょうか。
    前回のIS03の記事を書いていた時点では価格は不明でしたがどうやら公式筋から情報が出てきたようです。

    auショップ伊勢佐木モールスタッフの勝手に公式ブログによるとIS03に関しては以下のようになっているようです。

    本体込みの月々支払い額の目安

    【IS03 by SHARP】
    実質購入費用 27,000円
    ※新料金サービス「毎月割」加入にての価格

    【料金イメージ】
    プランF(IS)シンプル 780円
    ISNET 315円
    ISフラット 5,460円
    合計 6,555円/月

    毎月割 -1,500円/月(最大24ヶ月割引)

    合計 5,055円
    +月々の本体購入費用 2,625円

    最終合計 7,680円(IS03を2年縛りで契約の値段)

    本体価格は2年間のご利用を前提にしますと
    (2,625円-1,500円)×24ヶ月=27,000円

    料金体系は以下のようになっているようでスマートフォン販売強化策としてISフラット毎月割というサービスを開始したようです。
    ※IS01・02は毎月割対象外のようです。

    料金体系(■はどちらか選択)

    【基本料金】
    プランF・SS・S・M・L・LL

    【プロバイダ】
    ■「~@ezweb.ne.jp」でメールを使うなら
    ISNET 315円/月
    ■利用月のみ
    au.NET 525円/月

    【パケット定額サービス】
    ■ISフラット 5,460円
    ■ダブル定額 2,100円~5,985円

    【毎月割】
    上記利用料合計金額より-1,500円

    【割賦代金】
    24回 2,625円/月
    18回 3,500円/月
    12回 5,250円/月

    【その他の料金・オプション】
    ■ユニバーサルサービス料 8円/月
    ■安心ケータイサポート 315円/月
    ■ガンガントーク(指定通話定額) 390円/月

    気になるSkypeは11月下旬

    ちなみに気になるSkypeは「IS03」の発売と同時 (2010年11月下旬以降)にリリースとのことで、料金は海外の固定電話・携帯電話は有料ですがPC版やau版へは無料になっているようです、但し国内の固定電話・携帯電話への通話は通常のau携帯電話発信となるようです。
    auのAndroid™搭載スマートフォンにおける「Skype™ au」提供開始について<別紙>

    この価格なら予約して購入したいと思っているのですが個人的にIS03の魅力はEdyがスマートフォンで使えるという部分なのでEdyのサービス開始(2011年1月予定)まで財布の中を小銭の膨らませるのも何だかな~と思いつつ悩んでいたり。


    IS03買いました!!
    IS03徹底レビュー第一回 IS03はガラパゴス携帯と何が違うのか?

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    一発逆転の追求

    SkypeとKDDIが提携する話は前回のキャリアの新しい形 au by Skypeで語りました、その中で使われ方の変化により携帯電話というものが変化していると指摘し、スマートフォンのようにデータ通信があって通話があるコンセプトの商品に次第に切り替わってきておりそれは通話から通信へと切り替わりでもあるとも説明しました、そして18日その流れを加速させるがごとくauの冬ラインナップに大量のスマートフォンが投入されることが明らかになりました。
    しかし市場の流れというものは緩やかなものでiPadはヒットはしたものの書籍のシェアがデジタル書籍にいきなり置き換わった事実はありませんしデジタルテレビもある日を境にいきなり切り替わったわけでもありません、このように物事の切り替わりはゆっくりと行われていきます。

    yukkuri

    このことから市場の流れとauの予想する流れにギャップが生じた場合スマートフォン全面展開攻勢も失敗に終わる可能性も孕んでおりauはジェームス・C・コリンズ氏が発表した企業衰退の5段階の4段階目(一発逆転の追求)に差し掛かっている可能性があります、自分たちの問題とリスクを真摯に受け止め改善した結果がこの攻勢だとすればauは再び返り咲く可能性があるのではないでしょうか。

    ようやく出てきたauのモバイルルーター

    p_besshi_01 

    この前のW05Kの解約時にも話していましたが三大キャリアのなかで唯一モバイルルーターを取り扱っていない点を指摘していましたがauがこの度の新機種発表の際にモバイルルーターを発表しています、どうやら現場にはこの話はいっていなかったことになるわけで取り組みとしてはIS03のような熱の入れようではないように感じます。
    デザインは高級感があるのですが稼働時間は4時間程度とBF-01Bよりも短くW05Kのようなお仕置きタイムがあれば魅力は乏しくなってしまいます(BF-01に対する強みはポート制限がないこととデザインぐらいか?)、そこで携帯電話とモバイルルーターを同時に使っている人に割引や高ポイント付加などのサービスで固める手法をとれば流出を防ぎスマートフォントのセット売りで新規の獲得もある程度見込めるのではないでしょうか。

    普通のモバイルルーターだけかと思いきやコレは発想が面白いとおもったのがこのモバイルルーターです。

    p_besshi_02

    なんと携帯電話に差し込んでテザリング(回線共有)をするデバイスだそうで新規に契約せず使えるデバイスになっています、但しデータ定額通信プランとなるため利用料金は高くなるとのこと。
    2時間稼働時間だけにメールの確認等の手軽な利用に使用してもらうためのデバイスで、auはアクセサリ扱いで販売するとのことです。
    これは他社にない形態のルーターで存在自体が強みとなるでしょう、但しパイはそれほど大きくないかもしれません。

    世界最大の国際通信キャリアはSkype

    トラックバック元のGIGAZINさんに面白いトラックバックの記事がのっていました、キャリア世界シェアナンバー1はSkypeというものです、私はこのタイトルを見たときに衝撃が走りました、言われてみればそうですがSkypeはまさにキャリアだったのです、しかも電波の制限を受けないどころか他社のインフラに乗り展開しているSkypeは一切の制限を受けないまさにボーダレスキャリアです、どこにいても通信ができる環境なら国境も関係なく通話が可能で国際電話のシェアをどんどん奪っています、私も長電話になりそうならSkypeに切り替えて話の続きをすることがあるぐらいでその便利さは身にしみて分かっています。
    そしてとうとう国際電話だけではなく携帯電話のシェアを奪おうとしています、スマートフォン自体のシェアが少ないのでシェアの切り替わりもそれほど大きいものでないと思いましたがなんとBREW(EZアプリ)版も作ると発表したものだからさぁ大変です、この発表には他キャリアはかなり衝撃を受けたのではないでしょうか。
    Skypeと提携したのはKDDIですがKDDIは事業として国際電話事業を行っていますのでSkypeとはライバル関係にあります、今回の提携は国際電話事業と携帯電話事業を捨て通信事業に専念するという経営方針へ転換したのでしょうか。
    そう仮定してみると未来の携帯電話はSkypeフォン3G版といったようなWANに繋がる電波があればどこでもSkypeのシステムを使い世界中の人々と通話できるようなものになっているのかもしれません。

    物事が通信に切り替わる世界において先を読み着々と開拓しているSkypeはこの先さらなる拡大を続け誰もが知る企業へとなる可能性を秘めているのをKDDIとの提携で感じる事が出来ました、もしかしたら近いうちにGoogleやMicrosoft、もしかしたらAppleがスマートフォンの通話システムのためにSkypeを買収する可能性もあるのかもしれません、なんだか面白いことになってきそうな気がします。

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    IMG_0578

    ※何故かBF-01BとiPadで使えたSkype、docomoのデータ通信はSkype規制がかかっているはずでは?

    Skype

    au禁断のアプリ解禁はSkypeでしたとだいたい皆さん予想通りではないでしょうか。
    キャリアが禁断のアプリとするのも納得の便利さがあります、テキストチャット・ボイスチャット・ビデオチャット・ファイルの転送など一対一だけでなく一対多数のコミュニケーションにも最適です、その便利さは仕事でもプライベートでも活躍してくれています。

    auの開く突破口

    しかしキャリアにとってはSkypeはライバル会社であり驚異です。
    定額データ通信ができる今となっては定額通信の費用だけで会話ができるため各キャリアは規制を設けていましたがauはそれを取り払い解放しようとしています。
    これが定額通信のように従来の物に付加価値を付けるならいいのですが今回は自分たちのサービスを切り売りする行為です、そして間違いなく定額のように各社auに続いて解放という流れとなるでしょう。

    まるでメディアの新しい形とGoogleTVと同じ状態で電波(音声通信)が通信に切り替わろうとしている状態になっているまさにその瞬間が今かもしれません、実際音声通信もデータ通信になっているため全て通信で処理している状態とTVよりも簡単に切り替わる要素がそろっています。

    またユーザーの使用形態に併せて商品は変わっていく物ですが従来のガラパゴス携帯からスマートフォンというデータ通信に重点を置いた商品がヒットしてきており、すでに通話があってデータ通信もできるという考え方からデータ通信があって通話もできるという考え方にデバイスは変化してきています。

    Skypeは最後の砦

    すでに携帯電話サービス市場はこれ以上の伸びる要素はありません、製造する側には余地がありますがそれすら自分たちで放棄しているように見えます、ガラパゴスが悪いといいますがむしろ特徴でありそのシステムごと売りにかけてしまえばいいだけで実際はガラパゴスが問題というよりキャリアが規制や保護で蓋をして使い勝手が悪くなるようにしているのが問題だと思います(故にiPhoneが売れたと思う)。
    飽和している市場においてキャリアが維持しないといけないのはシェアであり他キャリアからの取り込みや新規に携帯電話を持つユーザーの取り込みをして維持しないといけません、すでにパイは決まっておりこれから人口の縮小にあわせ収益も低下していくだけですからこの先はサドンデスの可能性があります。
    実は業界の1位は儲けて2位はトントン、3位は赤字という状況がよくあり現在業界第3位のauは収益が競合他社に比べ良くない可能性が高いです、auが利益をだすためにはシェアを獲得するしかありませんが魅力のないサービスや端末ではお客は取り込めません、Softbankが参入してきて以来不発続きで落ち目のauでしたがこの度発表のIS03に続きSkypeを解禁してユーザーを取り込もうとしているのは分かるのですが1人当りの収益性を上げる手段にはなりえません、従量である音声通話がそのままSkypeに切り替われば定額データ通信になるため1人当りの収益性は必ず低下します。
    まだスマートフォンの一部でサービスが受けられるという状態かもしれませんがdocomoやSoftbankが黙っているわけがありません、そのうち殆どの機種で使えるということもあり得るわけで市場全体で収益性の低下を招く可能性があるSkypeはキャリアにとっては禁断のアプリであり最後の砦だったのですがその砦もとうとう陥落です。

    もはや最後は家庭用ブローバンドのサービスと同じだだの通信サービス事業になってしまうというキャリアにとっては悪夢といってもいい状態が近づいてるのかもしれません。




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