PCVRではグルグルとその場で回転する動きをすることがありますが、旧3 in 1ケーブルだとケーブルがよれて動きが制約されることもあり、使い勝手が向上しているという新3 in 1ケーブルを購入して初期モデルのVIVEに取付けてみました。
新3 in 1ケーブルは4,900円とケーブルにしてはやや高めです。現在販売されているロットはこの新3 in 1ケーブルが最初から付属しているため、初期モデル購入者は優遇価格にして欲しいなと少しばかり感じるところです。
中身は新3 in 1ケーブルと説明書です。
新3 in 1ケーブルは旧3 in 1ケーブルと違い、途中でケーブルが一本にまとまっており、ケーブルの幅も小さくなっています。
こうして比較してみると幅が大きく違うことが分かります。
また、ケーブルの材質も変わっているため、旧3 in 1ケーブルと比較してやわらかくなっているのが特徴です。
※一般的なHDMIケーブル程度の柔らかさ
ただし、ケーブルの重量自体はさほど変わらず、旧3 in 1ケーブルが311gに対して、新3 in 1ケーブルが304gと僅かな軽量化に留まっています。
取付けに関しては、VIVEのHMD上部のパネルを手前に引っ張り。
そのまま上に上げるとケーブルのコネクタ類にアクセスができます。
HDMI・USB・電源コネクタを取り外してベルトから引き抜き、リンクボックス側のコネクタも引き抜いて旧3 in 1ケーブルを取り外します。
後は、取り外した手順とは逆の手順で、新3 in 1ケーブルをリンクボックスとVIVEのHMDベルトに通してコネクタを差し込むだけです。
最後にカバーを閉めて完成です。
さっそく新3 in 1ケーブルを取付けてVRゲームをプレイしてみたのですが、ケーブルのコシが弱いため、ゲームのプレイ中にグルグルとその場で回ってもケーブルに引っ張られている感覚が抑えられています。
旧3 in 1ケーブルはよれると大きな輪になり、ケーブル長が短くなることでVIVEのHMDがケーブルに引っ張られる感覚が強めに出ていましたが、これは大きく改善しています。
ただ、ケーブルを踏んだときは新3 in 1ケーブルの方が痛いです。旧3 in 1ケーブルは幅が広いものの平らだったため、踏んだとき鬱陶しさはあれ、そこまで痛くありませんでした(よれて縦方向になっている状態で踏むと痛いですが)。
もう1つ大きな改善点としてはケーブルが邪魔だと感じにくくなったことです。新3 in 1ケーブルでは絡まったときでも、それほど足元で邪魔に感じません。また、ベッドやイスでもたれて使用しているときも、ケーブルが鬱陶しいと感じる回数が減ったのは確かです。
現在、販売されているVIVEが新3 in 1ケーブルに変わって販売され続けていることを考えれば当たり前と思うかもしれませんが、新3 in 1ケーブルは旧3 in 1ケーブルよりも総じてVRの没入感を維持し続けてくれるアイテムといえます。
ケーブルにしては価格が高いため、費用対効果で考えるとデラックス オーディオ ストラップを先にお勧めしたいところですが、交換して損はないアイテムでした。
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