パソコンを使い始めた頃に経験した激痛が走るほどの肩こりまではいきませんが、常に肩が重たいと感じる状態を改善できないかと思いつつも放置していました。しかし、ふと見たAmazonでアームレストなるものを発見!
これで肩こりが解消できるかもしれないと思い、若干お値段は張りますが、自由度が高く頑丈そうなAREA クロームメッキ仕様肘置きアームスタンド CA-500を導入してみることにしました。
・AREA クロームメッキ仕様肘置きアームスタンド CA-500レビュー
上記で記述した健康問題(大げさな表現かも)ですが、朝起きると左脇腹に痛みが走る症状が出てきて、体を動かす度に痛みを感じることがありました。
珍しい三角形のパッケージを開けると中身が出てきました。中には、アームスタンド本体とロック用の工具、木ねじ、説明書が入っていました。
アームスタンド本体はアームが分割されているため、アーム取り付け基部、中間が左右に動く構造になっており、自在に動かすことができる構造です。
また、付属の工具でダイヤルを回すことで上下方向への角度調整が可能で、卓上よりも高い位置、低い位置に肘置きを設置することもできます。
肘置き側は90度の角度調整が可能ですが、極端に天板位置から上下に離してしまうと使いにくいだけでなく、健康的に少し問題が出てきます。これについては後述します。
パッケージの状態で持った状態でも重たいなと感じていたので、試しにアームスタンド本体の重量を計測してみましたが、約1Kgとそれなりの重量があります。
剛性は期待できますが過度の期待は厳禁です。というのも、このアームスタンドは耐荷重11kgとなっており、椅子から起き上がる際に体重を掛けて耐荷重を超える負荷をかけると、ロックしているにもかかわらずアームの角度が急激に変わるので危険です。
また、設置時にダイヤルのロックをしっかりと締めておかないと、うっかり肘に力が入った瞬間に角度が変わってしまうこともあります。
一度やってしまいましたが、ゲームのプレイ中だったので一瞬何が起こったのが分からずかなり焦りました。
とはいえ、安価な樹脂製アームスタンドから見れば遙かに頑丈で、1ヶ月以上使用していて壊れそうだとか、華奢だなと感じるようなことはありませんでしたので、限界を超えて負荷をかけなければ大丈夫です。
肘置き部分はクッション材が貼られて心地よいフィット感があります。ファブリック素材のため洗浄ができるように取り外しができるようになっていると良かったのですが、この点はちょっとマイナスです。
ただし、ファブリック素材なので冬でも冷たいと感じることはないでしょう。なお、この肘置き部分は360度回転するようになっています。
そして、この重たくて頑丈なアームスタンドを支える取り付け部の基盤は天板挟み込み方式になっています。
挟み込める天板の厚みは1.1cm~4.7cmとなっており、数字で見ると小さく感じるかもしれませんが、4cm越えの厚みがある天板はかなり特殊で、一般的な机には殆ど取り付けられるでしょう。
幅が大きい天板の場合は取り付け基部のネジを緩めて幅を広げてやることで対応できますし、付属の木ねじで基部を取り付けることも可能になっています。
ただし、事務机など机に直接引き出しがある机は引き出しが邪魔で取り付けられない、または取り付けても引き出しが使えない状態になります。
私の愛用している机はfantoni GTです。fantoni GTは天板の厚みは一般的ですが、天板の作りが頑丈なので安定して設置することができました。
・調整を間違えると健康問題に
上記で記述した健康問題(大げさな表現かも)ですが、朝起きると左脇腹に痛みが走る症状が出てきて、体を動かす度に痛みを感じることがありました。
原因はアームスタンドの設置状態で、設置当初は普段よりも肘の位置が上に来るように設置してしまったため、体が無意識に左側に沿ってしまい左脇腹に負荷が掛かったのが原因でした。
できるだけ負荷を減らしてやろうと上げすぎたのが良くなかったようで、高さを低くして再調整した後は痛みも消えていきました。
いくら、肩の負荷を軽減するアームスタンドだからといっても、正しい設置状態を守らないと逆効果になりますし、また、正しい姿勢で使用しないと体が傾いて他の箇所に負荷が掛かるので、使用する際はその点に注意しておくべきです。
・1ヶ月利用しての感想
設置当初は問題もありましたが、1ヶ月使用して感じているのが「肩が軽くなった」ということです。あくまでも私個人の感想ですが、肩のズシッとした重たさが半分に軽減されたとはっきり感じます。
※公私合せて1日12時間以上PCの前で作業をしている環境にて。
職場のパソコンではアームスタンドを使っていないので、これを職場に導入すればさらに肩こり解消に効果がありそうだと思っています。
ただし、メーカーの注意書きには“本製品を使用してパソコン作業を行いますと、えらそうな態度に見えます。この状況での上司とのトラブルにつきましては弊社では一切負いかねます。”と、真剣なのでしょうが少し笑ってしまう注意書きがあるので(良い意味で)、職場での利用は周りを見て検討した方が良いようです。
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