連日30度を超える状況のなかで外出するのは酷ですし、地域的に優遇されていないため3日もせずにプレイするのをあきらめたのですが、実際に都会のプレイヤー達はどれほど優遇されているのか、快適な部屋から一歩も出ることなく、PCでポケモンGOをプレイして都会へと繰り出してみることにしました。
まず、最初に言っておかないといけませんが、今回紹介する方法についてはゲームの規約に違反します。アカウントを停止される可能性もあるので、参考にする場合は自己責任でお願いします。
さて、それではPCでポケモンGOをプレイする方法ですが。流れとしては以下のとおりになっています。
・PCにAndroidエミュレーターをインストール
・AndroidエミュレーターにポケモンGOをインストール
・位置情報の設定切り替え
・位置情報の偽装
・ポケモンGOをプレイ
必要な物はそこそこマシンパワーのあるPCです。CPUの負荷がすごいのでノートPCはハイエンドタイプでないと快適にプレイできないでしょう。CPUがCore i7、メモリ4GB程度あれば比較的スムーズにプレイすることが期待できます。
まずは、PCにAndroidエミュレーターをインストールします。

用意するのは定番のAndroidエミュレーター「BlueStacks2」です。公式サイトに行って右下のボタンからインストーラーをダウンロードします。
インストーラーを実行してBlueStacks2をインストールします。
基本的にはそのまま「次へ」を押していくだけです。
インストールが始まるので暫く待ちます。

もしこのダイアログが表示されたら、PCのグラフィックボードが対応していないかドライバーが古いかのどちらかです。
グラフィックドライバーの更新をするか、BlueStacks2に対応したグラフィックボードに切り替えてください。
この画面がでたらインストール完了です。そのまま終了をクリックしてBlueStacks2を立ち上げます。
BlueStacks2を起動した画面がこれです。了解をクリックして初期画面に切り替えます。
初期画面は広告なので、上部のAndroidタブをクリックして画面を切り替えます。
検索をクリックしてpokemonと打ち込むとPokemon Goが出てくるのでクリックしてBlueStacks2にインストールします。
ちなみに、このPokemon Goは専用に改造されたAPKのようです。APKプレイすらアカウント停止の可能性があると言われているので、使用した時点で規約的にアウトでしょう。
インストール画面に切り替らずこの画面になった場合はGoogleアカウントでログインする必要があります。 次へをクリックし。
Googleアカウントでログインします。アカウント同期の関係があるため、メインで使用しているアカウントは避けておくべきでしょう。
無用なトラブルを避けるためにサービスのチェックは外しておきます。
BlueStacksのアカウントも登録しますが、ここはGoogleアカウントと同じでOKをクリック。
AppSyncは再度Googleアカウントでログインするだけです。
これで設定が完了しました。インストール画面に切り替らずこの画面になった場合はGoogleアカウントでログインする必要があります。 次へをクリックし。
Googleアカウントでログインします。アカウント同期の関係があるため、メインで使用しているアカウントは避けておくべきでしょう。
無用なトラブルを避けるためにサービスのチェックは外しておきます。
BlueStacksのアカウントも登録しますが、ここはGoogleアカウントと同じでOKをクリック。
AppSyncは再度Googleアカウントでログインするだけです。
自動的にPlayストアが立ち上がりますが、同意して終了します。これでアプリのインストールや起動ができるようになりました。
先ほどの画面にPokemon Goが追加されましたが、このままだとプレイできないので位置情報設定を変更します。
画面の右上、歯車マークをクリックして設定画面に切り替えます。
設定画面の位置情報をクリック。
モードをクリック。
チェックを端末のみになっている箇所から高精度に切り替えます。
確認のダイアログが2回出てくるので「はい」をクリック。
これで位置情報の準備が完了したので、位置情報を偽装します。画面左端のピンマークをクリックします。
FakeGPSというアプリが起動するので、そのまま「OK」をクリックして画面を切り替えます。
これで準備は完了です。Pokemon Goを起動してプレイしてみましょう。
ちなみに操作方法については、キーボードのWASDでキャラクターが移動するという、従来のポケモンに近いかたちで操作することができます。ただし、操作は少し独特で、それぞれのボタンが東西南北への移動という癖のある設定になっています。
後は、画面に従いアカウントを新規登録してプレイします。くれぐれも既存のアカウントは使わないようにしてください。最悪、アカウント停止の可能性があります。
プレイ画面に切り替わると、偽装した位置にプレイヤーが立っています。キーボードのWASDを押すと、連動してプレイヤーが画面で移動します。
また、ポケモンの捕獲画面では、AR機能がまともに作動しないためARをオフにしておかないとまともにプレイできません。
現実世界を背景にしてみましょう!では「あとで試す」を、このデバイスでは・・・では「はい」を選んでAR機能をOFFにしておきます。
間違ってARがONになった状態でも、捕獲画面の右上に切り替えボタンがあるのでARをOFFにしましょう。
無事にピカチュウGetだぜ!
準備ができたので、地方と都会ではどれほど格差があるのか確認するため、しばらく都会をウロウロしてみたのですが、言われるとおり地域格差が酷いことになっています。
ポケストップの数は多い上に密集しているためアイテム入手は楽だし、そういう箇所はルアーが常に設置され、移動しなくともポケモンが集まってくるので、どのポケモンを捕獲するのか迷うほどです。結果、捕獲や進化で経験値を稼ぎやすく、レベル上げも比較的簡単という好循環が形成されています。
方や地方では、ポケストップを探すのに苦労するばかりか、比較的出現しやすいポケモンですら貴重なレベルになるほど出現率が低いです。
仮に、都会のプレイヤーが強力なポケモンを地方のジムに置こうものなら、ジムバトルに勝つのは厳しく、ポケコインの入手もある意味で優遇されているといっていいでしょう。
おまけに、レアポケモンの巣の報告は都市部に集中しており、地方では情報の格差も生まれているなど、地方民には厳しい現実を見せつけられる結果に・・・。
30分程度PCでプレイしてみましたが、何故にゲームで地域格差を感じなきゃいけないんだと思った瞬間、私の中からPokemon Goに対する熱意が消えました・・・。
また、PCでプレイしたところで、ゲームのコンセプトが移動しながらプレイするというものなので、面白みを感じることができずプレイしても苦痛に感じます。一緒に同じゲームをプレイしているという一体感は、スマホでプレイしているから感じるものなのでしょうね。
都会でプレイするのであれば楽しいのでしょうが、地方では労力の割に報われない結果になっています。正直、ここまで格差が酷いとは思いませんでした。
住む地域が年収を決めるなんて言われていますが、とうとう住む地域がゲームキャラクターのレベルを決める時代になったようです。
ということで、Pokemon Go地方民、Androidエミュレーターで都会へ出るでした。
最後に、しつこいようですが、今回紹介した方法はゲームの規約に違反しますので、アカウントを停止させられることもあります。既存アカウントでプレイする場合は自己責任でどうぞ。
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