最近の家電はリモコンが当たり前のようについていますが、気がつくと台の上には家電のリモコンだらけ。そんな時に便利なのが学習リモコンですが、そんな学習リモコンも気がつけばスマホで操作でき、外出先からも操作できるという、最近の環境に合わせて進化した「スマートリモコン」なるものが市場に出ています。
そんな今時の学習リモコン「スマートリモコン」については前から興味があったのですが、タイミング良くeRemote-3 RM-Proをメーカーからご提供頂いたので、実際に使ってみたところ、なかなか実用性のあるアイテムだと感じるものでした。
そんな今時の学習リモコン「スマートリモコン」については前から興味があったのですが、タイミング良くeRemote-3 RM-Proをメーカーからご提供頂いたので、実際に使ってみたところ、なかなか実用性のあるアイテムだと感じるものでした。
スマートリモコンとは
まず、スマートリモコンを知らない人のために、スマートリモコンとはどういうものかというところから説明しますが、スマートリモコンはスマートフォンやタブレットPCからの通信を受信し、リモコンと同じ赤外線を装置から発して家電を操作する装置です。
スマホとの接続はWi-Fiを経由するのですが、物によっては携帯キャリアの通信を経由して外出先からも操作できるものもあります。
もちろん、学習リモコンのようにリモコンの発する赤外線を記録することができるので、数多くの赤外線タイプのリモコンに対応できます。
これにより、家電のリモコンをスマートフォンにまとめるだけでなく、外出先からエアコンを操作するといったことも可能になるなど、今時の環境を最大限に活かしたリモコンです。
eRemote-3 RM-Pro レビュー
eRemote-3 RM-Proの内容物はeRemote-3 RM-Pro本体の他にACアダプターと電源供給用のマイクロUSBケーブルが同梱されています。
マニュアルは同梱されていますが、こちらは英語のみ、日本語のマニュアルはオンラインで参照するようになっています。
開封後、最初に気になったのは本体ではなくACアダプターでした。動作確認用と表記されていますが、どうやら日本のPSE認証を取得していないため、あくまでも動作確認用としての同梱とのことでした。
このACアダプターは欧米の安全基準をクリアはしているようですが、国内での使用を考え、すでにPSE認証のACアダプターを製造しており、最新のロットではPSE認証を取得したACアダプターが付属することになります。
※在庫のロットについては旧タイプのACアダプターが付属
ACアダプターの出力は5V2Aとなっています。PSE認証のACアダプターを合わせて購入する場合は、この仕様と同等のものか、電流(A)がもっと大きなものを選べば使用できます。なお、接続はUSBコネクタタイプです。
本体は手のひらよりもやや大きめのサイズ。黒くて落ち着いたデザインなのでテーブルの上に置いていも目立ちにくいようになっています。
本体のコネクタとボタンは非常にシンプルで、電源供給用のmicroUSBコネクタとリセットボタンのみとなっています。
インジケーターはWi-Fiのステータスと赤外線のステータス用の2種類。Wi-Fiと接続が確立できていない時や、リモコンの操作時に光ります。
セットアップの前にスマートリモコンが使える環境について少し説明しますが、eRemote-3 RM-Pro含めスマートフォンリモコンは単体で動作するものではありません。
無線LANの親機(ものによってはLANケーブルで接続)とスマートフォン、もしくはタブレットPC(Apple・Android両対応)が必要になるので、これらが揃っていないことには使う事はできません。幸い、我が家には全て揃っているので、別途用意したものといえば専用のアプリe-Controlぐらいです。
今回はiPhone5sで使用するため、AppストアからiSO用のe-Controlをインストールしてセットアップをしてみましたが、メーカーのマニュアルページにはe-Controlはアプリストアのアイコンはあるものの、リンクは設定されておらず飛ぶことができなかったので、Appストアで検索してインストールしました。
折角のマニュアルページもこれでは使いにくいので、今後ことを考えて、できれば改善してもらいたいところです。
初回セットアップの方法ですが、eRemote-3 RM-Proに電源を供給して立ち上げ、端末側のWi-FiをONにしておき専用のアプリであるe-Controlを起動させます。
端末側のWi-FiをONにしておき、右にフリックしてメニューから「デバイス追加」を選択。
Wi-Fiのパスワードを入力する画面に切り替るので、無線LAN親機のパスワード(PINコード)を入力してSETをタッチします。
正常にセットアップが完了したら、先ほどの画面に自動的に切り替ります。
これでeRemote-3 RM-Proがネットワークに接続するためのセットアップは完了しました。ネットワーク機器なので細かな設定が必要なのかと構えていましたが、驚くほど簡単なセットアップ手順です。
しかも、この手順を完了した段階で、外部(携帯キャリアの通信回線など)からの接続も設定されており、Wi-Fiを切断した状態でもスマートフォンから操作ができます。
外部からの接続は無線LANルーターのDHCPサーバーをONにし、ユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP) をONにするか、UDP80、8080、TCP80のいずれかを開放する必要がありますが、特に設定を変更していないのであれば、DHCPサーバーもユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP)もONになっているはずですから、繋がらない場合は無線LAN親機の該当設定を見てみると良いかもしれません。
ただ、eRemote-3 RM-Proの設定を手動で変更することはできないため、何らかの原因で上手く繋がらないようなことがあっても、手動で設定を変更して解決できるような仕様にはなっていません。
通信にネットワークが絡むため原因の特定や解決が難しいこともあり、使用する環境によって繋がる場合は非常に簡単に接続できる反面、繋がらない場合は解決のしようがないこともあり、はっきりと使える使えないが分かれます。
今回接続したネットワークは家庭用のネットワークからすると一般的な構成なのですが、問題無く接続できましたので、通常の環境においては特に問題無く繋がるとは思います。
最悪、使えない場合については返品を受け付け、全額を返金をするサポートで対応してくれますので、無駄になることはありません。
ネットワークに接続ができたら、続いて使いたい家電のリモコンを学習させます。
リモコンの学習はe-Controlを立ち上げた画面の右上にある+ボタンを選択して「リモコン」を選択します。
リモコンの一覧が出るので、追加したいリモコンの種類を選択します。
登録されていない種類の家電でも、カスタマイズで自由にボタンを登録をして学習させることができるので、赤外線で操作するリモコンであれば、ほぼ対応しているといってもいいかもしれません。
ちなみに、今回はTVのリモコンを学習させることにしました。
リモコンの画面に切り替るので、学習させたいボタンを選択します。
画面が切り替り、赤外線の信号を待機する状態になるので・・・
eRemote-3 RM-Proにリモコンを向け、該当するボタンを押します。正常に登録されたら元のリモコン画面にもどります。
同じように残りのボタンも登録してリモコンの学習は完了です。登録済みのボタンをタッチするとeRemote-3 RM-Proが反応して赤外線を発します。
なお、エアコンについては手動で学習させる学習モードの他、赤外線の信号により機種を判断して自動的にキーを割り振るオートエアコンモードが用意されています。
オートエアコンモードに対応している機種は公開されていないため、実際にオートエアコンに登録できるかはやってみないと分りませんが、オートエアコンに対応しているメーカーはダイキン、三菱、シャープ、パナソニック、富士通、三洋、東芝、日立他と大手メーカーはほぼ網羅しています。
私の室内にあるダイキンのAN36NEBBS-Wについては、残念ながらオートエアコンで認識されず、手動で設定しないといけませんでしたが、今後対応機種を増やしていく予定とのことでしたので、今後の対応に期待です。
さて、登録もできたところで実際に使用してみたのですが、リモコンと違い、操作対象に向けて使うわけではないので、カバーできる範囲が気になりました。
eRemote-3 RM-Proの赤外線の最大送信距離は10m。360度対応の赤外線送信範囲となっており、競合機種の中でも操作可能範囲が広いのが売りでもあります。
確かに通常のリモコンと同じ距離であれば確実に反応しますが、eRemote-3 RM-Pro本体より下部に位置する場合は反応しにくく、赤外線の出力も最大10mとはいえ、使ってみたところ通常のリモコン並でしたので、設置する場所によっては家電が反応してくれないときがあります。
家電のリモコンに対する感度も様々なので、環境が良ければ最大10mも実現するのでしょうが、基本的には通常のリモコンとほぼ変わらない程度で考えておいた方が無難だと感じます。
空間的には10畳程度の部屋なら、部屋の中央に置けば全方位カバーできる範囲といったところです。
ちなみに、工夫して使われているユーザーの中には、天井に設置している方もいるようです。天井に設置しておけば障害物の影響も受けにくく、全方位に向けて満遍なく赤外線を発することができるので、有効な設置方法だといえます。
メーカーの推奨行為ではないので自己責任にはなりますが、多数の家電を操作するのであれば有効な手立てではないでしょうか。
もう1つ気になったのが学習リモコン特有の問題です。
照明やエアコンでは上げ下げの調整がありますが、赤外線の通信では上げる下げるといった命令ではなく、○○%の出力や○○度といった命令を実際は送っている場合があり、単純に上げ下げのボタンを学習させるだけでは対応できない場合があります。
その場合は、調整できるボリュームごとに登録しないといけないため、登録が面倒になりがちですし、エアコンの場合は思うように登録ができず、操作できる機能が限られてしまう結果となりました。
特に、本体にステータスの表示がないエアコンでは、正常に操作できているのか分らないこともあり、 学習リモコンだからといっても全てに対応しているわけではありません。
ただし、スマホ1つで多くの家電を操作できるというのは便利で、机の上のリモコンを片付けてスッキリさせることもできますし、アプリのタイマー機能やマクロ機能などは家電の使い方に幅を持たせることができます。
そして、なにより便利なのが外出先からの操作です。
特に夏場や、これから先の冬ではエアコンが必須アイテムとなりますが、eRemote-3 RM-Proがあれば外出先から操作が可能なので、帰ってきたらエアコンで快適な室温にしておくということができます。
赤外線リモコンなのでアンサーバックが無く、実際に可動しているのか確認はできませんが、eRemote-3 RM-Proには温度計が内蔵されており、e-Controlから室温を確認できるので、動作しているかは一目で分ります。
寒がりでもあり、暑がりでもある私にとってはまたとない機能で、帰宅中にエアコンを操作し、帰ってきたら最適な室温になっているというのは快適そのもの。これだけでもeRemote-3 RM-Proの魅力として十分なものがあります。
まとめ
Wi-Fiだけでなくスマートフォンの携帯キャリア通信を経由して外部から操作できるため、リモコン操作時にWI-Fi接続に切替える必要がありません。
アプリの基本操作部分は大丈夫ですが、一部ローカライズされておらず中国語の表記になっている部分があったり、家電によっては思うように動かすことができない点もありますが、赤外線リモコンであれば大抵の信号を学習できるため、リモコンをまとめて机の上をスッキリさせるには有効なアイテムといえます。
設定も簡単で、外出先からも操作ができるというのは特に大きなメリットです。これだけでも十分に手にする理由になると思うほどの機能でした。
まず、スマートリモコンを知らない人のために、スマートリモコンとはどういうものかというところから説明しますが、スマートリモコンはスマートフォンやタブレットPCからの通信を受信し、リモコンと同じ赤外線を装置から発して家電を操作する装置です。
スマホとの接続はWi-Fiを経由するのですが、物によっては携帯キャリアの通信を経由して外出先からも操作できるものもあります。
もちろん、学習リモコンのようにリモコンの発する赤外線を記録することができるので、数多くの赤外線タイプのリモコンに対応できます。
これにより、家電のリモコンをスマートフォンにまとめるだけでなく、外出先からエアコンを操作するといったことも可能になるなど、今時の環境を最大限に活かしたリモコンです。
eRemote-3 RM-Pro レビュー
eRemote-3 RM-Proの内容物はeRemote-3 RM-Pro本体の他にACアダプターと電源供給用のマイクロUSBケーブルが同梱されています。
マニュアルは同梱されていますが、こちらは英語のみ、日本語のマニュアルはオンラインで参照するようになっています。
開封後、最初に気になったのは本体ではなくACアダプターでした。動作確認用と表記されていますが、どうやら日本のPSE認証を取得していないため、あくまでも動作確認用としての同梱とのことでした。
このACアダプターは欧米の安全基準をクリアはしているようですが、国内での使用を考え、すでにPSE認証のACアダプターを製造しており、最新のロットではPSE認証を取得したACアダプターが付属することになります。
※在庫のロットについては旧タイプのACアダプターが付属
ACアダプターの出力は5V2Aとなっています。PSE認証のACアダプターを合わせて購入する場合は、この仕様と同等のものか、電流(A)がもっと大きなものを選べば使用できます。なお、接続はUSBコネクタタイプです。
本体は手のひらよりもやや大きめのサイズ。黒くて落ち着いたデザインなのでテーブルの上に置いていも目立ちにくいようになっています。
本体のコネクタとボタンは非常にシンプルで、電源供給用のmicroUSBコネクタとリセットボタンのみとなっています。
インジケーターはWi-Fiのステータスと赤外線のステータス用の2種類。Wi-Fiと接続が確立できていない時や、リモコンの操作時に光ります。
セットアップの前にスマートリモコンが使える環境について少し説明しますが、eRemote-3 RM-Pro含めスマートフォンリモコンは単体で動作するものではありません。
無線LANの親機(ものによってはLANケーブルで接続)とスマートフォン、もしくはタブレットPC(Apple・Android両対応)が必要になるので、これらが揃っていないことには使う事はできません。幸い、我が家には全て揃っているので、別途用意したものといえば専用のアプリe-Controlぐらいです。
今回はiPhone5sで使用するため、AppストアからiSO用のe-Controlをインストールしてセットアップをしてみましたが、メーカーのマニュアルページにはe-Controlはアプリストアのアイコンはあるものの、リンクは設定されておらず飛ぶことができなかったので、Appストアで検索してインストールしました。
折角のマニュアルページもこれでは使いにくいので、今後ことを考えて、できれば改善してもらいたいところです。
初回セットアップの方法ですが、eRemote-3 RM-Proに電源を供給して立ち上げ、端末側のWi-FiをONにしておき専用のアプリであるe-Controlを起動させます。
端末側のWi-FiをONにしておき、右にフリックしてメニューから「デバイス追加」を選択。
Wi-Fiのパスワードを入力する画面に切り替るので、無線LAN親機のパスワード(PINコード)を入力してSETをタッチします。
正常にセットアップが完了したら、先ほどの画面に自動的に切り替ります。
これでeRemote-3 RM-Proがネットワークに接続するためのセットアップは完了しました。ネットワーク機器なので細かな設定が必要なのかと構えていましたが、驚くほど簡単なセットアップ手順です。
しかも、この手順を完了した段階で、外部(携帯キャリアの通信回線など)からの接続も設定されており、Wi-Fiを切断した状態でもスマートフォンから操作ができます。
外部からの接続は無線LANルーターのDHCPサーバーをONにし、ユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP) をONにするか、UDP80、8080、TCP80のいずれかを開放する必要がありますが、特に設定を変更していないのであれば、DHCPサーバーもユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP)もONになっているはずですから、繋がらない場合は無線LAN親機の該当設定を見てみると良いかもしれません。
ただ、eRemote-3 RM-Proの設定を手動で変更することはできないため、何らかの原因で上手く繋がらないようなことがあっても、手動で設定を変更して解決できるような仕様にはなっていません。
通信にネットワークが絡むため原因の特定や解決が難しいこともあり、使用する環境によって繋がる場合は非常に簡単に接続できる反面、繋がらない場合は解決のしようがないこともあり、はっきりと使える使えないが分かれます。
今回接続したネットワークは家庭用のネットワークからすると一般的な構成なのですが、問題無く接続できましたので、通常の環境においては特に問題無く繋がるとは思います。
最悪、使えない場合については返品を受け付け、全額を返金をするサポートで対応してくれますので、無駄になることはありません。
ネットワークに接続ができたら、続いて使いたい家電のリモコンを学習させます。
リモコンの学習はe-Controlを立ち上げた画面の右上にある+ボタンを選択して「リモコン」を選択します。
リモコンの一覧が出るので、追加したいリモコンの種類を選択します。
登録されていない種類の家電でも、カスタマイズで自由にボタンを登録をして学習させることができるので、赤外線で操作するリモコンであれば、ほぼ対応しているといってもいいかもしれません。
ちなみに、今回はTVのリモコンを学習させることにしました。
リモコンの画面に切り替るので、学習させたいボタンを選択します。
画面が切り替り、赤外線の信号を待機する状態になるので・・・
eRemote-3 RM-Proにリモコンを向け、該当するボタンを押します。正常に登録されたら元のリモコン画面にもどります。
同じように残りのボタンも登録してリモコンの学習は完了です。登録済みのボタンをタッチするとeRemote-3 RM-Proが反応して赤外線を発します。
なお、エアコンについては手動で学習させる学習モードの他、赤外線の信号により機種を判断して自動的にキーを割り振るオートエアコンモードが用意されています。
オートエアコンモードに対応している機種は公開されていないため、実際にオートエアコンに登録できるかはやってみないと分りませんが、オートエアコンに対応しているメーカーはダイキン、三菱、シャープ、パナソニック、富士通、三洋、東芝、日立他と大手メーカーはほぼ網羅しています。
私の室内にあるダイキンのAN36NEBBS-Wについては、残念ながらオートエアコンで認識されず、手動で設定しないといけませんでしたが、今後対応機種を増やしていく予定とのことでしたので、今後の対応に期待です。
eRemote-3 RM-Proの赤外線の最大送信距離は10m。360度対応の赤外線送信範囲となっており、競合機種の中でも操作可能範囲が広いのが売りでもあります。
確かに通常のリモコンと同じ距離であれば確実に反応しますが、eRemote-3 RM-Pro本体より下部に位置する場合は反応しにくく、赤外線の出力も最大10mとはいえ、使ってみたところ通常のリモコン並でしたので、設置する場所によっては家電が反応してくれないときがあります。
家電のリモコンに対する感度も様々なので、環境が良ければ最大10mも実現するのでしょうが、基本的には通常のリモコンとほぼ変わらない程度で考えておいた方が無難だと感じます。
空間的には10畳程度の部屋なら、部屋の中央に置けば全方位カバーできる範囲といったところです。
ちなみに、工夫して使われているユーザーの中には、天井に設置している方もいるようです。天井に設置しておけば障害物の影響も受けにくく、全方位に向けて満遍なく赤外線を発することができるので、有効な設置方法だといえます。
メーカーの推奨行為ではないので自己責任にはなりますが、多数の家電を操作するのであれば有効な手立てではないでしょうか。
もう1つ気になったのが学習リモコン特有の問題です。
照明やエアコンでは上げ下げの調整がありますが、赤外線の通信では上げる下げるといった命令ではなく、○○%の出力や○○度といった命令を実際は送っている場合があり、単純に上げ下げのボタンを学習させるだけでは対応できない場合があります。
その場合は、調整できるボリュームごとに登録しないといけないため、登録が面倒になりがちですし、エアコンの場合は思うように登録ができず、操作できる機能が限られてしまう結果となりました。
特に、本体にステータスの表示がないエアコンでは、正常に操作できているのか分らないこともあり、 学習リモコンだからといっても全てに対応しているわけではありません。
ただし、スマホ1つで多くの家電を操作できるというのは便利で、机の上のリモコンを片付けてスッキリさせることもできますし、アプリのタイマー機能やマクロ機能などは家電の使い方に幅を持たせることができます。
そして、なにより便利なのが外出先からの操作です。
特に夏場や、これから先の冬ではエアコンが必須アイテムとなりますが、eRemote-3 RM-Proがあれば外出先から操作が可能なので、帰ってきたらエアコンで快適な室温にしておくということができます。
赤外線リモコンなのでアンサーバックが無く、実際に可動しているのか確認はできませんが、eRemote-3 RM-Proには温度計が内蔵されており、e-Controlから室温を確認できるので、動作しているかは一目で分ります。
寒がりでもあり、暑がりでもある私にとってはまたとない機能で、帰宅中にエアコンを操作し、帰ってきたら最適な室温になっているというのは快適そのもの。これだけでもeRemote-3 RM-Proの魅力として十分なものがあります。
まとめ
Wi-Fiだけでなくスマートフォンの携帯キャリア通信を経由して外部から操作できるため、リモコン操作時にWI-Fi接続に切替える必要がありません。
アプリの基本操作部分は大丈夫ですが、一部ローカライズされておらず中国語の表記になっている部分があったり、家電によっては思うように動かすことができない点もありますが、赤外線リモコンであれば大抵の信号を学習できるため、リモコンをまとめて机の上をスッキリさせるには有効なアイテムといえます。
設定も簡単で、外出先からも操作ができるというのは特に大きなメリットです。これだけでも十分に手にする理由になると思うほどの機能でした。
コメント
購入する前に少し悩んでましたが、お陰で決めることができました。
ちなみにアプリにシーン(部屋?)を増やすことができるみたいですが、例えば、eRemote-3を2台以上使いたい場合は全て同じアプリで管理できると思いますか?
eRemoteの複数台使用は体験していませんが、公式のQ&Aに複数台での運用ができるようになっていると解答があります。
アプリもeRemote本体を切替える箇所が用意してありますので、複数台の使用を前提として設計されているのは間違いないと思います。
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