
さっそく開戦日の0時からプレイして2時間堪能させてもらったBattlefield 4ですが、気になっていた2年前にBattlefield 3用に組んだPCスペックでプレイ耐えられるのかという疑問が解決しました。
かなりのハイスペック、もとい廃スペックを要求するBattlefield 4ですが、意外とプレイに支障はないレベルでした。

さらに、私の場合はPCゲーム用120HzモニターのBenQ XL2420Tを使用している関係で、120fpsが出るようであれば文句なしで快適となります。

続いて現在のPCスペックです。
MB: ASUS P8Z68-V
CPU:Intel Core i7 2600K
RAM:A-DATA AX3U1600GC4G9-2G 2セット(16GB)
VGA:玄人志向GF-GTX570-E1280HD
VGA: 玄人志向GF-GTX570-E1280HW/FJ
PSU:ENERMAX EMG900EWT
OD:Pioneer BDR206JBK
SSD:Intel SSD 330 Series SSDSC2CT240A3K5(240GB)
HDD:WD WDC WD5000AAKS-00V1A0
CASE:Lina-Li PC-V2100 PLUS II(BK)
FAN:12cmケースファン×6
CPUクーラー:Corsair Hydro H60
FC:Scythe 風Q
SU:M-Audio DELTA1010
OS:Windows7 Profesional 64bit
このスペックで問題となるのはビデオカードのVRAMが推奨スペックを満たしていないという点です。

SLI 2Way構成は並行処理を行うことで処理能力をシングルカード比で70%向上させる技術ですが、VRAMは共用しないので、シングルカードの時と同じ容量しか確保できません。
VRAMが不足するとプレイ中に一瞬画面がカクつく原因となり、平均フレームレートが高くても快適とはいえなくなりますが、その点ははっきり現象として現れました。
最高 50-60fps カクツキ有り
高 70-80fps カクツキほぼ無し
中 90-100fps スムーズ
※フルスクリーン・解像度1920x1080の環境
※熱暴走するのでGPUをクロックダウンした環境にて計測
(コアクロック732MHzから664MHz メモリクロック1900M
Hzから1674MHzに)
フレームレートだけ見ると最高設定でも問題なくプレイできそうにみえますが、VRAM不足からかプレイ中にカクつく場面が目立ちます。

不意に振り返ったり、撃たれた方向を向こうとすると頻繁に引っかった感じとなり、快適なプレイとはいえない状態です。
中にすると引っかかりは無くなり、快適なプレイができますし、フレームレートも120Hz液晶の恩恵を受けることができる、60fpsオーバーを常に維持しています。
もちろん設定を落とせば3Dの質も落ちてしまいます。そこで各設定の違いを比較できるようにしてみました。
最高と高は比較して初めて違いが分かる程度の変化ですが、高から中にするとプレイ中でもはっきり分かるほど質が落ちたのが分かります。
建築物はのっぺりした感じで、煙の処理などが簡略化されています。
ビデオカードを更新してみようかと調べてみたところ、VRAM 4GB版のGTX760シングルカードであれば高設定で平均60fps出るかなという感じですが、これでは折角の120Hzモニターが活きません。
GTX760の4GB VRAM版をSLI 2wayすることも考えましたが、予算は7万円からとなり、さすがにコストパフォーマンス的に無いなと思い、今回は見送りです。
ということで、今回はBattlefield 3用に組んだPCでBattlefield 4に挑むということで調べてみたのですが、Battlefield 3が最高設定で平均60fps叩き出せるPCなら、Battlefield 4は中設定でプレイに耐えられるという結果になりました。
ちなみに今回いろいろと調べた限りでは、シングルカードでスペックが不足しているのであればGTX760のVRAM 4GB版以上が狙いどころで、GTX760のVRAM 4GB版なら中設定でスムーズに動きそうです。
120Hz以上のPCゲームモニターの場合は、60fps以上を出さないと意味がありませんが、最高設定で平均60fpsを超えるビデオカードは僅かしかなく、超えても僅かなフレームレートなので、必然的にSLI環境となります。
前作と変わらず要求スペックは鬼のようですね。
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