写真だけでなく動画にも強いCanon EOS Kiss X7i。動画を撮影するのにも大活躍中で、iPhone5sの動画レビューで使用したりと、今後の活躍が期待できます。
しかし、屋外での動画撮影では風切り音の問題が発生し、今後の撮影に課題を残していったため、対策としてオーディオテクニカのステレオマイクAT9941を導入してみました。
内容物一覧
AT9941
ウインドマフ
LR44電池
延長ケーブル
マイクホルダー
スタンド
マニュアル類
本体は金属製で、操作はスイッチ一つだけで円筒形のシンプルなデザインにまとめられています。
表面に書かれているLRはマイクの向き指定で、LRの表示に従ってAT9941を取付けなければいけません。
スイッチはそのままの音を伝えるFLATモードと、風などによる雑音をカットするL-CUT(ローカットフィルター)モードに切り替えが可能です。
困ったことに、このスイッチは通電ランプが無く小さいため、スイッチを入れ忘れたり、入れたまま忘れがちです。
電池はLR44電池1個です。電池の残量ゲージは無いので大切なシーンで使用するなら、撮影の前に新品に入れ替えておいたほうがいいでしょう。
AT9941はカメラ本体から電源を供給するプラグインパワー方式と電池駆動の両方に対応しており、環境に応じて自動的に切替えてくれます。
EOS Kiss X7iはプラグインパワー方式のためLR44電池を使う必要はありません。
むしろ、電池を入れてスイッチをONにしたまま忘れ、電池を無駄に消耗したり、長期間入れっぱなしにして液漏れでAT9941にダメージを与えるぐらいなら電池は外しておいたほうがいいでしょう。ついでにスイッチも入れっぱなしにしておけば、ONにし忘れて音声が抜けることもありません。
ケーブルは柔らかく自在に曲がります。邪魔にならないようにケーブル長は30cmとなっています。
長さが足りない場合は1.3mの延長ケーブルを使い、ケーブルを伸ばすこともできます。
AT9941にはスタンドが付いており、ICレコーダーと接続しテーブルマイクにしたりとデジタルカメラや、デジタルビデオカメラ以外での活用も可能です。
ただし、PCに直接接続しても音量が小さく使うことはできませんので、動画チャット用などのマイクのとしてはお勧めできません。
AT9941のマイクホルダーはホットシューに差し込めるようになっており、デジタルカメラであればこのように簡単に取付けができます。
ケーブルは若干余るので、マイクホルダーに巻き着付けておきました。
さらに風切り音を防止するウインドマフを付けると・・・
このようになります。何だか本格的な撮影機材に見えなくもないですね。
このウインドマフですが毛が良く抜けるので、最初に叩いてあらかた毛を落としておかないと、レンズ交換時にカメラ内部に入り込んでしまう可能性があります。
さらにウインドマフをかぶせておくとスイッチの操作がしにくく、見えないので操作自体忘れていることもあります。
プラグインパワータイプのカメラなら電池を抜いてONにしっぱなしでもいいのですが、そうでない場合はスイッチを特に意識しておいたほうがいいと思います。使っていると意外と忘れています。
また、AT9941を付けた状態でファインダーを覗くと額にマイクが触れてしまいます。気になる人は感触が気になるかもしれません。
ホワイトノイズがやや気になりますが音質については内蔵のマイクよりも良好で、低音は少し強調され、中音域は特に改善され芯のある音に変わります。
一番効果を期待していた風切り音については、ウインドマフを付ければ劇的に改善され、強設定のサーキュレーターの前に置いても風切り音は一切しなくなります。
AT9941は指向性が広いため、望遠レンズとは相性が悪いのですが、周辺の音をひらうためキットレンズのEF-S 18-55mm STMレンズのように広角レンズとは相性がよいと言えます。
また、AFノイズの多いレンズで使用すると、AFノイズが音声に乗りにくくなるというメリットがあります。ただし、根本的な問題の解決にはなりませんので、気になるのであればSTMレンズの検討をすべきでしょう。
DSLRリグやスタビライザーにカメラを載せているのであれば、工夫してマイクを離して設置することで動画撮影時のAFノイズをかなり抑えることができると思います。
AT9941は外部マイクに対応したデジタルビデオカメラでも活用できます。
デジタルビデオカメラの場合はホットシューが各社独自規格のものが多いので、そのままだとAT9941は取り付けることができません。
この場合、取付け部分を削ったり、変換アダプターを介することで対応させることができます。
●まとめ
風切り音には弱いCanon EOS Kiss X7iでしたが、AT9941のおかげで劇的に改善されました。これで屋外の撮影に積極的に活用することができます。
無音時のホワイトノイズが若干気になりますが、動画は全て編集を通すためノイズリダクションすれば問題無しということで、今回必要としていた性能を十分に満たしてくれる結果になりました。




















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