さらなる映像表現を目指し、写真だけでなく動画にも強いデジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7iを手に入れてきました。
今回はレビューの前にEOS Kiss X7iを選択した理由を紹介し、どのような目的にEOS Kiss X7iが向くのか説明していきたいと思います。
●写真撮影だけなら中古のEOS Kissシリーズ、動画を本格的に使うならEOS Kiss X7i
過去2回にわたりデジタル一眼レフカメラは中古を狙えと指南しておいて新品を買っているわけですが。今回新品を狙ったのには訳があります。
前々から考えていた表現豊かなデジタル一眼レフカメラによる動画撮影をやってみたいと思い、いろいろと調べた結果がこのCANON EOS Kiss X7iに白羽の矢が立ったのです。
元々おまけ程度だったコンパクトデジタルカメラの動画機能は進化していき、EOS KissシリーズでもEOS Kiss X3から動画撮影機能が盛り込まれました。
ただし、このときはまだ動画の撮影ができるデジタル一眼レフカメラというだけであり、AFの精度、レンズのノイズという問題が残り、動画の機能に最適化されているとはいえない状態でした。
その問題を解決したのがEOS Kiss X6iでした。映像素子の改良により写真だけでなく動画撮影時のAFが格段に向上し、動画撮影用に最適化された新発売のステッピングモーター搭載STMレンズは動画撮影中のAFノイズをほぼ消し去りました。
しかし、EOS Kiss X6iでは肝心のSTMレンズがEF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STMだけで、このレンズとEOS Kiss X6iセットは中古で揃えても新品のEOS Kiss X7iレンズキット(EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMとのセット)よりも高くなっています。
中古でEOS Kiss X6iとEF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMを揃えてもEOS Kiss X7iレンズキットと5000円程度しか価格差がないため、あえて中古を選ぶ必要もないと判断して新品にしました。
ただし、今でも写真を撮るだけなら中古のデジタル一眼レフカメラで十分だと思っています。
中古のEOS Kiss X2を使い始めもう少しで2年経とうとしていますが、これまで1万5千回以上シャッターを切ってようやく一段レベルが上がってきたかなと思うようになりました。
EOS Kissシリーズでは5万回がシャッター寿命だといわれています。一度中古のデジタル一眼レフカメラを購入してあれこれ試行錯誤してシャッターを切ることで腕を上げていき、使い倒して新しいデジタル一眼レフカメラを手に入れた方がコストパフォーマンス的にいいのではないでしょうか。
万が一、手にしてみたもののデジタル一眼レフカメラを使う機会がないとなった場合でも、失うお金は新品より軽いものです。
●廉価版のEOS Kiss X7は選ばれなかった
ここで動画を撮るなら何もEOS Kiss X7iで無くとも廉価版のEOS Kiss X7ならいいのでは?という疑問が沸いてくるかもしれません。しかしEOS Kiss X7には選ばれなかった理由があります。
それはバッテリーの容量が小さく、バッテリーグリップが用意されていない。という理由です。
動画撮影時は常にセンサーが動作しモニターのバックライトが発光するためバッテリーの消費が激しいものとなります。
EOS Kiss X7の動画撮影時のスタミナは常温(23℃)で約1時間5分、対するEOS Kiss X7iは常温(23℃)約1時間40分となっていますが、バッテリーグリップを使えるEOS Kiss X7iは最大で3時間20分となり圧倒的な差が出てきます。
さらに、バッテリーグリップを装着した場合、副次的な効果として重量と筐体サイズが増すことにより安定性を手に入れることができます。手ぶれの防止にも一役買ってくれるとあり、動画撮影の強い味方となること間違い無しのアイテムとなっています。
●EOS Kiss X7iで動画を撮る場合のメリット・デメリット
写真から始まったデジタルカメラを動画撮影に利用するだけに無理がきているのかなと思われる部分もあります。
ハイブリッドCMOSのAFはEOS Kiss従来機よりもAFは正確で高速ですが、デジタルビデオカメラよりは劣ります。
そもそも、デジタルビデオカメラでは記録動画の撮影がメインとなりますが、デジタル一眼レフの動画機能は映像作品作りに向いたものとなっていますので、デジタルビデオカメラと同じ運用をするものではないと考えておかないと失敗します。
EOS Kiss X7iの1回の最大録画時間は29分59秒となっています。
撮影開始から29分59秒たった時点で自動的に録画が終了し、続けて録画したい場合は再度録画ボタンを押して再開する必要があります。1シーンの録画時間が29分59秒を超えるような定点観測などの撮影には向いていません。
背景のボケた動画が簡単に撮影できるのはデジタル一眼レフカメラならではです。
背景のボケを出すには光を取り込みデジタル信号に変える映像素子の大きさが関わってきます。デジタルビデオカメラ(スタンダードモデルで3.9mm×2.2mm)やコンパクトデジタルカメラ(スタンダードモデルで6.4mm×4.3mm)よりも大きな22mm×14.7mmの映像素子は、まるで映画やドラマなどで使われているような背景がぼけた映像を生み出すことができます。
もし、これと同じ効果を出せるデジタルビデオカメラを買おうとすると、最低20万円からという業務用機器の世界に入っていかないといけません。デジタル一眼レフカメラの動画撮影機能が重宝されているのはこのような理由があるからです。
内蔵ステレオマイクは音質が良く、外部マイクでさらに表現が豊かになります。
動画機能を強化しているだけあり、内蔵ステレオマイクはデジタルカメラ用にしては音質がよいものとなっています。それでも満足がいかない場合は外部マイクも使用できるので表現が豊かになりますし、風きり音防止に使うウインドジャマー付きのものであれば、風の強い環境でも使えます。
以上が私がEOS Kiss X7iを買ったわけです。近いうちにEOS Kiss X7iのレビューを公開したいと思いますのでご期待ください。
レビューができました、こちらからどうぞ!
過去2回にわたりデジタル一眼レフカメラは中古を狙えと指南しておいて新品を買っているわけですが。今回新品を狙ったのには訳があります。
前々から考えていた表現豊かなデジタル一眼レフカメラによる動画撮影をやってみたいと思い、いろいろと調べた結果がこのCANON EOS Kiss X7iに白羽の矢が立ったのです。
元々おまけ程度だったコンパクトデジタルカメラの動画機能は進化していき、EOS KissシリーズでもEOS Kiss X3から動画撮影機能が盛り込まれました。
ただし、このときはまだ動画の撮影ができるデジタル一眼レフカメラというだけであり、AFの精度、レンズのノイズという問題が残り、動画の機能に最適化されているとはいえない状態でした。
その問題を解決したのがEOS Kiss X6iでした。映像素子の改良により写真だけでなく動画撮影時のAFが格段に向上し、動画撮影用に最適化された新発売のステッピングモーター搭載STMレンズは動画撮影中のAFノイズをほぼ消し去りました。
しかし、EOS Kiss X6iでは肝心のSTMレンズがEF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STMだけで、このレンズとEOS Kiss X6iセットは中古で揃えても新品のEOS Kiss X7iレンズキット(EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMとのセット)よりも高くなっています。
中古でEOS Kiss X6iとEF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMを揃えてもEOS Kiss X7iレンズキットと5000円程度しか価格差がないため、あえて中古を選ぶ必要もないと判断して新品にしました。
ただし、今でも写真を撮るだけなら中古のデジタル一眼レフカメラで十分だと思っています。
中古のEOS Kiss X2を使い始めもう少しで2年経とうとしていますが、これまで1万5千回以上シャッターを切ってようやく一段レベルが上がってきたかなと思うようになりました。
EOS Kissシリーズでは5万回がシャッター寿命だといわれています。一度中古のデジタル一眼レフカメラを購入してあれこれ試行錯誤してシャッターを切ることで腕を上げていき、使い倒して新しいデジタル一眼レフカメラを手に入れた方がコストパフォーマンス的にいいのではないでしょうか。
万が一、手にしてみたもののデジタル一眼レフカメラを使う機会がないとなった場合でも、失うお金は新品より軽いものです。
●廉価版のEOS Kiss X7は選ばれなかった
ここで動画を撮るなら何もEOS Kiss X7iで無くとも廉価版のEOS Kiss X7ならいいのでは?という疑問が沸いてくるかもしれません。しかしEOS Kiss X7には選ばれなかった理由があります。
それはバッテリーの容量が小さく、バッテリーグリップが用意されていない。という理由です。
動画撮影時は常にセンサーが動作しモニターのバックライトが発光するためバッテリーの消費が激しいものとなります。
EOS Kiss X7の動画撮影時のスタミナは常温(23℃)で約1時間5分、対するEOS Kiss X7iは常温(23℃)約1時間40分となっていますが、バッテリーグリップを使えるEOS Kiss X7iは最大で3時間20分となり圧倒的な差が出てきます。
さらに、バッテリーグリップを装着した場合、副次的な効果として重量と筐体サイズが増すことにより安定性を手に入れることができます。手ぶれの防止にも一役買ってくれるとあり、動画撮影の強い味方となること間違い無しのアイテムとなっています。
●EOS Kiss X7iで動画を撮る場合のメリット・デメリット
写真から始まったデジタルカメラを動画撮影に利用するだけに無理がきているのかなと思われる部分もあります。
ハイブリッドCMOSのAFはEOS Kiss従来機よりもAFは正確で高速ですが、デジタルビデオカメラよりは劣ります。
そもそも、デジタルビデオカメラでは記録動画の撮影がメインとなりますが、デジタル一眼レフの動画機能は映像作品作りに向いたものとなっていますので、デジタルビデオカメラと同じ運用をするものではないと考えておかないと失敗します。
EOS Kiss X7iの1回の最大録画時間は29分59秒となっています。
撮影開始から29分59秒たった時点で自動的に録画が終了し、続けて録画したい場合は再度録画ボタンを押して再開する必要があります。1シーンの録画時間が29分59秒を超えるような定点観測などの撮影には向いていません。
背景のボケた動画が簡単に撮影できるのはデジタル一眼レフカメラならではです。
背景のボケを出すには光を取り込みデジタル信号に変える映像素子の大きさが関わってきます。デジタルビデオカメラ(スタンダードモデルで3.9mm×2.2mm)やコンパクトデジタルカメラ(スタンダードモデルで6.4mm×4.3mm)よりも大きな22mm×14.7mmの映像素子は、まるで映画やドラマなどで使われているような背景がぼけた映像を生み出すことができます。
もし、これと同じ効果を出せるデジタルビデオカメラを買おうとすると、最低20万円からという業務用機器の世界に入っていかないといけません。デジタル一眼レフカメラの動画撮影機能が重宝されているのはこのような理由があるからです。
内蔵ステレオマイクは音質が良く、外部マイクでさらに表現が豊かになります。
動画機能を強化しているだけあり、内蔵ステレオマイクはデジタルカメラ用にしては音質がよいものとなっています。それでも満足がいかない場合は外部マイクも使用できるので表現が豊かになりますし、風きり音防止に使うウインドジャマー付きのものであれば、風の強い環境でも使えます。
以上が私がEOS Kiss X7iを買ったわけです。近いうちにEOS Kiss X7iのレビューを公開したいと思いますのでご期待ください。
レビューができました、こちらからどうぞ!






コメント
常にこだわりの、良い品をお使いで羨ましい限りです。
Kiss X7iのレビュー楽しみにしております!
ただ今、ブログ記事によるレビューと動画レビューを鋭意製作中です。今月下旬までには両方とも公開できると思いますので、どうぞご期待ください!
私は現在もEOS kiss X2を使っています。
レンズはSigmaの30mm短焦点との組み合わせをメインに使っているので、とても親近感がわきました(^-^)
X7iが欲しくてたまらないのでとても参考になりました。
今は買い替える余裕はないんですけど、いつかは…(^^;
新しいものが常によいとは限りませんが、X7iについては満足がいくものでした。是非とも手に入れて下さい。写真を撮るにしても使い勝手が良くなりましたし、動画の撮影についてはコンパクトなデジタルビデオカメラとは比べものにならないクオリティです。
SIGMAの30mmというと30mm F1.4 DC HSMですかね?写真には50mmを使っているのですが、被写体によっては30mm近くの単焦点が欲しいなと思うときがあるので、気になるレンズですね。
子供撮りがメインなのでほぼつけっぱなしです。
新型の評判が凄く良いので、カメラ本体と同じくらい欲しいんですけど、何かが壊れたりした訳でもないので買い替えに踏み切れないんですよね(^^;
フルハイビジョンのコンパクトなビデオカメラがあるので、X7iの動画機能はオマケ程度をイメージしていましたが、そんなに良いんですか。。。
ボケのある動画が撮れるのはイメージしてましたけど、ますます欲しくなりました(^-^)
EOS KissはX6から動画機能を強化したので、おまけ機能扱いから格段に良くなりましたよ。デジタルビデオカメラのような使い勝手とAF速度・精度は無いですが、X7iを買ってからは、STMレンズと組み合わせ、X7iをメインのビデオカメラで使っているほどです。
折角の動画機能なので、買い換えの際にはSTMレンズのキットをお勧めします。
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