部屋で使用していた加湿器が故障したので、新しく加湿器を購入してきました。今回購入したのは三菱重工のスチームファン加湿器 roomist SHE60JDです。
デジモノ関連のブログなのに新年1発目がデジモノではないのは、ちょっとアレな感じですが、これはホームセンターに売っている安物のとは違い、レビューしなきゃと思えるほどかなりしっかりと作られている加湿器です。
今回roomist SHE60JDを選択した理由は主に2つです、1つめは加湿能力です。
roomist SHE60JDの加湿能力は木造10畳、プレハブなら17畳という高い加湿能力を持っています。
私の部屋は6畳用の加湿器を使っていましたが能力不足で、エアコンで部屋を暖めているため湿度計が40%を超えることはなく、酷い時は30%切ることがありました。
roomist SHE60JDでは木造10畳に対応しているので、木造8畳の私の部屋でも十分に加湿してくれると思ったからというのが理由の1つです。
もう1つは色です。家電というのは主に白色がメインで、白物家電という言葉まであるほど家電は白色という考え方が定着しています。
衛生的な観点や、今日の住居環境を考えると白色というのは非常にマッチしている色なのは確かのですが、私の部屋は見てのとおり洋室なので白い物はかなり色的に浮きます。
エアコンでも暗めの色がないか探し回ったのですが、結局行き着いたのは埋め込み式ならという、どう考えても非現実的な選択肢でしたので、結局普通の白色のエアコンを導入した経緯があります。
しかしroomist SHE60JDは白色モデルのroomist SHE60JD-Wと、漆黒モデルのroomist SHE60JD-Kが用意されているので、部屋の雰囲気に合わせて2色を選択することができます。
そんなroomist SHE60JD-Kが私の目にとまったわけです。
●外見と機能
正面には操作パネルと液晶パネルがあり、パネルは設定湿度や現在の湿度を表示します。
ボタンは左から運転スイッチ、運転切替え(3秒押しでチャイルドロック)、湿度設定、タイマー(お掃除サインのクリア)となっています。
運転ボタンで稼働させると、温度と湿度を感知し、自動的に快適な湿度に保ってくれるおまかせモードで立ち上がります。
加湿しすぎて窓の結露が酷い場合や、好みの湿度を設定したい場合は、湿度設定ボタンで湿度を40%から65%まで5%刻みで設定することができますし、常に運転しづける連続設定も用意されています。
また、省電力なエコモードを搭載していていますが、このエコモードは湿度を50%と低めにに固定して省電力を抑えるモードなのですが、一定の条件を満たさないと省電力になりません。
これについては後述の消費電力で詳しく説明していきます。
運転ボタンにプラズマイオンと書いてありますが、これは単独で動くのではなく加湿機能と連動して動くプラズマイオン装置も、この運転ボタンで連動して動くという意味のようで、プラズマイオン装置を独立してON/OFFする機能が付いているわけではありません。
左側面には吸気口があります。
SHE60JDはスチームファン式なので、外部の空気を吸気して加湿した空気と一緒に吐き出すのですが。このスチームファン式は低い湿度の空気をファンで強制的に送ることにより、加湿しにくい高湿度の空気が滞留することなく、加湿効率が上がるという特徴があります。
その吸気口がここです。
中にはフィルターが入っており、ホコリやチリなどが内部に入ることを最小限に抑えてくれます。
右側面にはタンクの残量が見えるスリットが設けられています。
背面には電源ソケットと取っ手が付いています。
持ち運んで他の部屋に移動したり、掃除の際に運ぶのも、この取っ手があるおかげでタンク内に水があっても、こぼすことなく簡単に移動することができます。
また、電源ケーブルはマグネットソケットタイプになっているので、移動の際にも邪魔になりませんし、なによりコードに脚や物を引っかけても、このマグネットソケット部分が抜けるだけなので、本体が転倒して辺り一面水浸しということはありません。
吹き出し口はアロマトレイが付いているので、好みのアロマオイルを入れてアロマテラピーを楽しむことができます。
また、吹き出し口横にはプラズマイオン発生装置がついています。
上蓋を外すと見えてくるのがタンクです。
加湿能力が高いため、タンクは約4リットルの大容量となっています。SHE60JDは最大で1時間あたり600mlもの水を消費するので、最大能力で運転した場合、約6時間半運転しつづけることができます。
タンクをのけると底が見えます。
左側中央にあるのが給水を知らせるためのフロートセンターで上半分は加湿ユニットとなっています。
加湿ユニットのカバーを外した状態です。
中に見える白い物は蒸発布で、この蒸発布が水をトレイから吸い取り、筒状の加熱器が水を吸った布を暖めて蒸気を発生させるという仕組みです。
この方式の特徴は、布の部分のみ加熱するため、鍋のようにトレイに入った水をぐつぐつと煮るスチームタイプと比較して、効率が良いだけでなく、万が一本体をひっくり返しても熱湯が出てこないという特徴があります。
子供がいる部屋でも比較的安心して使うことができますね。
デメリットとしては、通常のスチーム式と比べると、スケールが焦げ付いて付着するため蒸発布の寿命が短いという特徴もあります。
ちなみに、加湿しないタイプの超音波式では、発熱しないので安心と思いきや、過去タンク内に溜まっている水が菌に汚染され病気になった事例が報告されていますので、子供がいる部屋では加熱して雑菌を殺菌できるスチームタイプかスチームファンタイプをお勧めします。
この蒸発布は消耗品で、使用しているとスケール(水分中のミネラル成分)が付着して能力が落ちていくので、2ヶ月(1日8~10時間使用で)で交換を勧めています。
蒸発布はSHES501という型番で、Amazonでは約1000円で発売している他、申込用紙が付いていて郵便局などで支払いと同時に申し込みもできるようになっています。
蒸発布は交換だけではなく、日頃のお手入れも必要で、クリーニングサインが出たら蒸発布を取り外してもみ洗いしてスケールを落とす必要があります。
加熱器の筒部分にもスケールが付着しますが、フッ素コーティングが施してあるので、最初は湿らせたタオルやキッチンペーパーで簡単にスケールを取ることができます。
しかし、使い続けているとスケールが剥がれにくくなることがあるので、適度な蒸発布の交換と下記のイオンフィルターの導入で掃除の手間が省けます。
スケールの掃除が嫌な場合は、水分中のミネラル成分を除去するオプションイオンフィルターSHEF35Fを取り付けるとスケールの発生を抑制することができます。
タンク内に設置するためタンク容量は約330ml減りますが、スケールの発生はかなり減るようです。
なお、この蒸発布は本体に設置しているものとは別に1枚SHE60JDに付属しているので、1シーズン中に蒸発布を買う必要性はまずないでしょう。
加湿時は環境により湯気が出たりでなかったりします。温度が低い時は黙々と湯気が上がりますが、20度ともなると何も吹き出していないように見えますが、実際に手をかざすと暖かく湿った空気が吹き出ていることがわかります。
また、嬉しい誤算が騒音が殆ど無いということでした。空気清浄機の静音モード(14db)程では無いにしろ、エアコンの静音モードよりも音が小さく、スチーム式のお湯が沸騰するぐつぐつという音がないので、寝る際に気にならないのが嬉しいところです。
しばらく使ってみると蒸発布にスケールが付着して、シューという音が大きくなってきましたので、音が大きくなるのが嫌な場合は、蒸発府を新品の物と交換したうえで、上記で紹介しているイオンフィルターSHEF35Fを導入してスケールの防止をすれば音が大きくなることはないでしょう。
●加湿能力
それでは肝心のSHE60JDがどれだけ加湿能力があるのか、実際に試してみました。
計測環境は、1月で屋外は一桁代の温度。8畳の木造建築で室温20度設定で暖房モードにしているエアコンを稼働させた状態にて計測します。
SHE60JDはおまかせモードで運転します。
屋外の環境にもよりますが、この環境は加湿器を使用しないと湿度30%を切ることもあるほど乾いた環境となります。
開始時は35%と低めの湿度ですが・・・
1時間後には39%まで上がりました。
木造10畳用にしては加湿の能力が低いと思われがちですが、このSHE60JDは非常にセンサーが敏感で、エアコンからの風や設置位置により湿度がかなり変化します。
手元にあるアナログ式の湿度計ではこのように、実際SHE60JDとは全く合わない状態で、どちらが正しいかは分かりかねるのですが、部屋に置いているアナログ式の湿度計は1時間で10%も上昇しました。
特に、天井近くに設置しているアナログ湿度計は高めの湿度になっているので、湿度のズレは室内の暖気の滞留も湿度の際の原因となっている可能性があります。
この後連続で運転していると45%まで湿度が上がり、天井近くのアナログ湿度計は60%近くを指すまでに加湿されました。
前に使用していた木造6畳用とは比べものにならない能力で、空気が乾くと咳ごみがちな私ですが、この環境では快適に呼吸ができブロクの記事を書くのに集中できます。
●消費電力
消費電力は仕様と概ね一致する約400Wとなっています。
前述のエコモードで省電力になるのは一定の条件が必要と表記している件ですが、エコモードは湿度を低く設定することにより、加湿運転を湿度をキープさせる状態へと素早く切替えることで消費電力を抑えるようになっているようです。
そのため、運転していても湿度が50%を超えないような環境では、エコモードにしていても消費電力は約400Wのままで、消費電力は通常の運転モードと変わりません。
エコモードで消費電力を抑えるには、SHE60JDの加湿能力に合った環境で使用することが前提条件のようです。
大きすぎる部屋、すきま風が酷い部屋、また部屋の設置場所でも湿度は変わってきますので、適切な環境で使用することがエコモードで消費電力を抑えるこつになります。
また、SHE60JDではインバーター式で消費電力あたりの加湿能力を向上させています。
例えば、6畳用のスチーム式加湿器では消費電力約300Wに対して加湿能力は1時間あたり350mlですが、SHE60JDでは約400Wで600mlと、加湿能力が3割近く上がっているのがわかります。
●まとめ
暗い内装の部屋においても違和感の無い漆黒の外見が素晴らしく、数少ない白物家電の中の黒色加湿器です。
加湿能力は環境によりけりですが、現在の住宅では気密性が高いのでリビング等の大きな部屋もカバーできる能力はあるでしょう。
電気で加熱するため消費電力はそれなりにありますが、水を加熱するので加湿効率がよく、また、殺菌された蒸気が出るので安全性も高く、病気への耐性が低い子供や老人がいる環境でも使用することができます。
寝室においても気にならない騒音の低さもすばらしいの一言です。
今回roomist SHE60JDを選択した理由は主に2つです、1つめは加湿能力です。
roomist SHE60JDの加湿能力は木造10畳、プレハブなら17畳という高い加湿能力を持っています。
私の部屋は6畳用の加湿器を使っていましたが能力不足で、エアコンで部屋を暖めているため湿度計が40%を超えることはなく、酷い時は30%切ることがありました。
roomist SHE60JDでは木造10畳に対応しているので、木造8畳の私の部屋でも十分に加湿してくれると思ったからというのが理由の1つです。
もう1つは色です。家電というのは主に白色がメインで、白物家電という言葉まであるほど家電は白色という考え方が定着しています。
衛生的な観点や、今日の住居環境を考えると白色というのは非常にマッチしている色なのは確かのですが、私の部屋は見てのとおり洋室なので白い物はかなり色的に浮きます。
エアコンでも暗めの色がないか探し回ったのですが、結局行き着いたのは埋め込み式ならという、どう考えても非現実的な選択肢でしたので、結局普通の白色のエアコンを導入した経緯があります。
しかしroomist SHE60JDは白色モデルのroomist SHE60JD-Wと、漆黒モデルのroomist SHE60JD-Kが用意されているので、部屋の雰囲気に合わせて2色を選択することができます。
そんなroomist SHE60JD-Kが私の目にとまったわけです。
●外見と機能
正面には操作パネルと液晶パネルがあり、パネルは設定湿度や現在の湿度を表示します。
ボタンは左から運転スイッチ、運転切替え(3秒押しでチャイルドロック)、湿度設定、タイマー(お掃除サインのクリア)となっています。
運転ボタンで稼働させると、温度と湿度を感知し、自動的に快適な湿度に保ってくれるおまかせモードで立ち上がります。
加湿しすぎて窓の結露が酷い場合や、好みの湿度を設定したい場合は、湿度設定ボタンで湿度を40%から65%まで5%刻みで設定することができますし、常に運転しづける連続設定も用意されています。
また、省電力なエコモードを搭載していていますが、このエコモードは湿度を50%と低めにに固定して省電力を抑えるモードなのですが、一定の条件を満たさないと省電力になりません。
これについては後述の消費電力で詳しく説明していきます。
運転ボタンにプラズマイオンと書いてありますが、これは単独で動くのではなく加湿機能と連動して動くプラズマイオン装置も、この運転ボタンで連動して動くという意味のようで、プラズマイオン装置を独立してON/OFFする機能が付いているわけではありません。
左側面には吸気口があります。
SHE60JDはスチームファン式なので、外部の空気を吸気して加湿した空気と一緒に吐き出すのですが。このスチームファン式は低い湿度の空気をファンで強制的に送ることにより、加湿しにくい高湿度の空気が滞留することなく、加湿効率が上がるという特徴があります。
その吸気口がここです。
中にはフィルターが入っており、ホコリやチリなどが内部に入ることを最小限に抑えてくれます。
右側面にはタンクの残量が見えるスリットが設けられています。
背面には電源ソケットと取っ手が付いています。
持ち運んで他の部屋に移動したり、掃除の際に運ぶのも、この取っ手があるおかげでタンク内に水があっても、こぼすことなく簡単に移動することができます。
また、電源ケーブルはマグネットソケットタイプになっているので、移動の際にも邪魔になりませんし、なによりコードに脚や物を引っかけても、このマグネットソケット部分が抜けるだけなので、本体が転倒して辺り一面水浸しということはありません。
吹き出し口はアロマトレイが付いているので、好みのアロマオイルを入れてアロマテラピーを楽しむことができます。
また、吹き出し口横にはプラズマイオン発生装置がついています。
上蓋を外すと見えてくるのがタンクです。
加湿能力が高いため、タンクは約4リットルの大容量となっています。SHE60JDは最大で1時間あたり600mlもの水を消費するので、最大能力で運転した場合、約6時間半運転しつづけることができます。
タンクをのけると底が見えます。
左側中央にあるのが給水を知らせるためのフロートセンターで上半分は加湿ユニットとなっています。
加湿ユニットのカバーを外した状態です。
中に見える白い物は蒸発布で、この蒸発布が水をトレイから吸い取り、筒状の加熱器が水を吸った布を暖めて蒸気を発生させるという仕組みです。
この方式の特徴は、布の部分のみ加熱するため、鍋のようにトレイに入った水をぐつぐつと煮るスチームタイプと比較して、効率が良いだけでなく、万が一本体をひっくり返しても熱湯が出てこないという特徴があります。
子供がいる部屋でも比較的安心して使うことができますね。
デメリットとしては、通常のスチーム式と比べると、スケールが焦げ付いて付着するため蒸発布の寿命が短いという特徴もあります。
ちなみに、加湿しないタイプの超音波式では、発熱しないので安心と思いきや、過去タンク内に溜まっている水が菌に汚染され病気になった事例が報告されていますので、子供がいる部屋では加熱して雑菌を殺菌できるスチームタイプかスチームファンタイプをお勧めします。
この蒸発布は消耗品で、使用しているとスケール(水分中のミネラル成分)が付着して能力が落ちていくので、2ヶ月(1日8~10時間使用で)で交換を勧めています。
蒸発布はSHES501という型番で、Amazonでは約1000円で発売している他、申込用紙が付いていて郵便局などで支払いと同時に申し込みもできるようになっています。
蒸発布は交換だけではなく、日頃のお手入れも必要で、クリーニングサインが出たら蒸発布を取り外してもみ洗いしてスケールを落とす必要があります。
加熱器の筒部分にもスケールが付着しますが、フッ素コーティングが施してあるので、最初は湿らせたタオルやキッチンペーパーで簡単にスケールを取ることができます。
しかし、使い続けているとスケールが剥がれにくくなることがあるので、適度な蒸発布の交換と下記のイオンフィルターの導入で掃除の手間が省けます。
スケールの掃除が嫌な場合は、水分中のミネラル成分を除去するオプションイオンフィルターSHEF35Fを取り付けるとスケールの発生を抑制することができます。
タンク内に設置するためタンク容量は約330ml減りますが、スケールの発生はかなり減るようです。
なお、この蒸発布は本体に設置しているものとは別に1枚SHE60JDに付属しているので、1シーズン中に蒸発布を買う必要性はまずないでしょう。
加湿時は環境により湯気が出たりでなかったりします。温度が低い時は黙々と湯気が上がりますが、20度ともなると何も吹き出していないように見えますが、実際に手をかざすと暖かく湿った空気が吹き出ていることがわかります。
また、嬉しい誤算が騒音が殆ど無いということでした。空気清浄機の静音モード(14db)程では無いにしろ、エアコンの静音モードよりも音が小さく、スチーム式のお湯が沸騰するぐつぐつという音がないので、寝る際に気にならないのが嬉しいところです。
しばらく使ってみると蒸発布にスケールが付着して、シューという音が大きくなってきましたので、音が大きくなるのが嫌な場合は、蒸発府を新品の物と交換したうえで、上記で紹介しているイオンフィルターSHEF35Fを導入してスケールの防止をすれば音が大きくなることはないでしょう。
●加湿能力
それでは肝心のSHE60JDがどれだけ加湿能力があるのか、実際に試してみました。
計測環境は、1月で屋外は一桁代の温度。8畳の木造建築で室温20度設定で暖房モードにしているエアコンを稼働させた状態にて計測します。
SHE60JDはおまかせモードで運転します。
屋外の環境にもよりますが、この環境は加湿器を使用しないと湿度30%を切ることもあるほど乾いた環境となります。
開始時は35%と低めの湿度ですが・・・
1時間後には39%まで上がりました。
木造10畳用にしては加湿の能力が低いと思われがちですが、このSHE60JDは非常にセンサーが敏感で、エアコンからの風や設置位置により湿度がかなり変化します。
手元にあるアナログ式の湿度計ではこのように、実際SHE60JDとは全く合わない状態で、どちらが正しいかは分かりかねるのですが、部屋に置いているアナログ式の湿度計は1時間で10%も上昇しました。
特に、天井近くに設置しているアナログ湿度計は高めの湿度になっているので、湿度のズレは室内の暖気の滞留も湿度の際の原因となっている可能性があります。
この後連続で運転していると45%まで湿度が上がり、天井近くのアナログ湿度計は60%近くを指すまでに加湿されました。
前に使用していた木造6畳用とは比べものにならない能力で、空気が乾くと咳ごみがちな私ですが、この環境では快適に呼吸ができブロクの記事を書くのに集中できます。
●消費電力
消費電力は仕様と概ね一致する約400Wとなっています。
前述のエコモードで省電力になるのは一定の条件が必要と表記している件ですが、エコモードは湿度を低く設定することにより、加湿運転を湿度をキープさせる状態へと素早く切替えることで消費電力を抑えるようになっているようです。
そのため、運転していても湿度が50%を超えないような環境では、エコモードにしていても消費電力は約400Wのままで、消費電力は通常の運転モードと変わりません。
エコモードで消費電力を抑えるには、SHE60JDの加湿能力に合った環境で使用することが前提条件のようです。
大きすぎる部屋、すきま風が酷い部屋、また部屋の設置場所でも湿度は変わってきますので、適切な環境で使用することがエコモードで消費電力を抑えるこつになります。
また、SHE60JDではインバーター式で消費電力あたりの加湿能力を向上させています。
例えば、6畳用のスチーム式加湿器では消費電力約300Wに対して加湿能力は1時間あたり350mlですが、SHE60JDでは約400Wで600mlと、加湿能力が3割近く上がっているのがわかります。
●まとめ
暗い内装の部屋においても違和感の無い漆黒の外見が素晴らしく、数少ない白物家電の中の黒色加湿器です。
加湿能力は環境によりけりですが、現在の住宅では気密性が高いのでリビング等の大きな部屋もカバーできる能力はあるでしょう。
電気で加熱するため消費電力はそれなりにありますが、水を加熱するので加湿効率がよく、また、殺菌された蒸気が出るので安全性も高く、病気への耐性が低い子供や老人がいる環境でも使用することができます。
寝室においても気にならない騒音の低さもすばらしいの一言です。
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