ここでは私が撮影に使用している機材や環境を紹介します。
使用機材のリンクから各機材のレビューへと飛ぶことができます。
デジタルカメラ兼デジタルビデオカメラ
Canon EOS Kiss X7i+Eye-Fi Pro X2(WI-Fi搭載SDカード)+TOSHIBA EXCERIA SD-H64GR7WA6(SDXCカード)
メインで使用しているデジタルカメラ兼ビデオカメラです。
初代Canon EOS Kiss DigitalからNikon D70(中古)になり、NikonよりCanonの色合いが肌にあっていたため再びCanonに戻りEOS Kiss X2(中古)に更新。動画も撮りたいと思って新品のCanon EOS Kiss X7iを導入しました。
シリーズ通してコンパクト(ミラーレス一眼は含めない)なデジタル一眼レフカメラでホールド性が良く、日本人の小さな手に馴染む作りになっています。
EOS KissシリーズはAPS-Cクラスの素子サイズのため焦点距離が1.6倍となり、レンズの選択はそれを踏まえた上で選択する必要があります。
写真撮り用のレンズはSIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGですが、APS-Cの素子サイズでは35mm換算で80mmとなり、被写体の大きいと使いにくいと感じることもありますが、その映りは流石に単焦点レンズだけあってお値段以上です。
動画撮影用のレンズはキットレンズのEF-S18-55 IS STMを使用しています。ステッピングモーター採用でAFノイズがほとんど発生せず、動画の音声にレンズのAF作動音が入り込みません。
映像素子の大きなデジタル一眼レフならではの背景のぼけが写真だけでなく、動画でも表現できるため、映像素子が小さく背景がぼけにくいSONY HDR-CX590Vはサブカメラ扱いとなっています。
SDHCカードはWi-Fiで写真のデータを転送する機能を持ったEye-Fiカードを使用しており、撮影した写真を瞬時にメインパソコンに転送し、写真の仕上がり具合、特にピントを大きな画面で確認することができるようになっていますので、物撮りの作業効率は非常に高くなっています。
動画撮影時は容量と速度の関係でEye-Fiカードは実用に耐えることができません。そこで高速なSDXCカードのTOSHIBA EXCERIA SD-H64GR7WA6に交換して動画撮影に使用しています。
バッテリーグリップ
BG-E8互換バッテリーグリップ
EOS Kiss X4から採用されたBG-E8バッテリーパックの互換製品です。純正品の半分以下と安価でリモコンまで付いてきます。
バッテリーを最大2個搭載できるので、長時間の動画撮影やライブビュー撮影に最適なうえ、グリップ追加と重量増加により安定性が増し、写真撮影だけでなく動画撮影時の手ぶれも抑制してくれます。
メインレンズ
SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
デジタル一眼レフで撮影しているものは、ほぼこのSIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGを使用しています。
流石にAPS-Cサイズの素子を搭載しているCanon EOS Kiss X7iだと50mmの焦点距離は大きすぎて、コンパクトデジタルカメラと同じ位置で構えると大きく写りすぎるため、マクロの35mmあたりに更新を考えています。
例えばデスクトップPCのケース全体を撮影するのであれば、被写体から1.5m以上離れる必要があるため、部屋の空きスペースが大きくないと使い勝手が非常に悪くなってしまいます。
俯瞰から撮影する場合は脚立の上に立ちながら撮影することもあるぐらいで、被写体によっては考え物です。
ただし、外付HDDやタブレット、マウスやキボードなどのサイズであれば焦点距離的に最適なレンズで、マクロレンズで寄れるうえ、単焦点なので価格は安めでも画質は良好です。
デジタルビデオカメラ(サブ)
SONY HDR-CX590V
2013年の10月までYouTubeで公開しているHD動画は、ほぼこのSONY HDR-CX590Vにて撮影したものです。
SONY社製のデジタルビデオカメラは手ぶれに強いため、ここは奮発してSONYのスタンダードモデルであるHDR-CX590Vにしました。
なによりHD録画ができるうえ、フレームレートが通常の倍になる60Pモードで録画ができるため、動きの激しいシーンでもカクツキが抑えられます。
使用時は三脚(Carmagne E5400)を使用し、HDMIケーブルでフィールドモニター(FEELWORLD FW689-HD)に接続し、撮影状態を確認しながら使っています。
ホワイトバランスはマニュアルで、必要な場合はピントを固定する必要がありますが、レビューに使うには概ね不満のない性能でしたが、写真を織り交ぜる動画を作り始めると、写真と動画のクオリティに差がありすぎて不満が出てきたためEOS Kiss X7iにその役目を譲りました。
USB2.0のため転送時間はかかりますが、動画の転送は簡単なので撮影から取り込みまでスムーズにおこなえます。
デジタルビデオカメラ(サブ)
CONTOUR ROAM
多彩なオプションでどこにでも取り付けることができるウェアラブルビデオカメラです。EOS Kiss X7iをメインカメラとしてCONTOUR ROAMはサブカメラとして主に使用しています。
車載動画やエアガンのレビューなど様々な場所で活用ができ、普段見慣れない絵や動きのあるシーンを撮影することができます。
WBは光源のぐあいによってはたまに甘くなるのと、音質は褒められたものではありませんが、メインカメラの補助的な存在なのでそれほど困ることはありません。
設定はほぼ不要といっていいほど簡略化されており操作も簡単で、この手のビデオカメラにしてはそこそこ綺麗に撮れるため活用の範囲は広いです。
中型望遠までシッカリと支えることができるガッシリとしたカーボン製三脚。最新のコンパクト折りたたみ式のカーボン三脚と比べると可搬性は落ちますが、その分価格は控えめです。
軽量で運びやすいので屋内屋外両方で活用中です。 EOS Kiss X2よりSONY HDR-CX590Vを載せていることが多いのですが、三脚がしっかりしているので望遠でもブレを抑えることができます。
別売のビデオ雲台に交換して写真撮影用から動画撮影用にしたりと汎用性が高いので頻繁に活躍しています。
ビデオ雲台
Velbon FHD-52Q
写真用とビデオ用では雲台の構造が違い、写真用の雲台をチルトやパン操作するとカクついた動画となり見にくくなってしまいます。そこで動画撮影用にはビデオ用の雲台であるVelbon FHD-52Qを用意しています。
動画撮影時にはVelbon FHD-52QをVelbon Carmagne E5400の雲台と交換で載せて、オイルフリュードによるスムーズなパンやチルト操作で滑らかな動きのある動画を撮影し、時折レビュー系の動画の途中に差込んで使用しています。
ライト光源
ライトグラフィカ すぐ撮るミディアムセット
撮影機材は対象により様々ありますが、私の場合は動きのないものを撮影する、いわゆる物撮りがメインですが、動画撮影もするためライト光源を使用しています。
本来であれば物撮影りは三脚を立て、どっしりと構えて撮影するのが基本ですが、取り回しが悪くなることが気にくわないので、あえて三脚なしで撮影をしています。
肉眼では照明は明るく感じるのですが、カメラで実際に撮影すると見たほど明るくないため、メインで使用しているSIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGでは、f5位まで絞るとシャッタースピードは手ぶれしないぎりぎりの1/80まで落とさないと暗くて使えません。
これでも被写界深度は絞りが浅いので、対象すべてにピントが合った状態は作れず、ピントをあわせる場所を工夫することにより、見栄えを破綻させず違和感じないようにしています。
フィールドモニター
FEELWORLD FW689-HD
屋外撮影時に困るのがデジタルビデオカメラを背後などモニターが見えない状態での撮影です。何回も撮り直せば思ったシーンになるかもしれませんが、時間とバッテリーのロスは避けられません。
そこで、このフィールドモニターをEOS Kiss X7iやSONY HDR-CX590Vと繋いで前面に置くことで、カメラのモニターが見えない角度からの撮影でも、どのように映っているのか確認することができ、撮り直しが減りました。
今後はDSLRリグへと組み込み、EOS Kiss X7iの大きな映像素子と高品質なレンズの性能を活かし、ボケ味あるHD動画撮影に活用していく予定です。
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