
システムドライブとして使用している128GBのPX-128M3Pですが、このごろゲームなどが容量を占めて空き容量が少なくなってきたので、ワンランク上の容量のIntel SSD 330 Series SSDSC2CT240A3K5 を購入してみました。
前回同じ330 Seriesの120GBモデルであるSSDSC2CT120A3K5をレビューしたときには夏のキャンペーンをやっていたようですが、今度は秋のキャンペーンとIntel SSDの販促は続いているようです。
このキャンペーンは10月30日までとなってますがこの調子だと冬のキャンペーンも可能性はありそうです。
●内容物一覧
内容物一覧
SSDSC2CT240A3K5本体
5インチブラケット
インチネジ×5
ミリネジ×5
SATAケーブル(SATA3.0対応)
ペリフェラル4pin-SATA電源変換コネクタ
インストールマニュアル(紙・CD-ROM)
ステッカー
中身はSSDの容量が違うだけでSSD 330シリーズ共通のようです。デスクトップでもすぐに使えるようにブラケットや変換ケーブルがついています。もちろんHDDからSSDへデータを移行するソフト、Intel Data Migration Softwareも使用することができるので、買ってきたら必要な物が全てそろうことになります。
このIntel Data Migration Softwareを使用してデータを移行する手順は、前回のIntel SSD 330 Series SSDSC2CT120A3K5レビューにて紹介をしていますので参考にしてもらえばと思います。
デザインはIntel SSDシリーズ共用のデザインです。裏側の処理の甘さも、もはや恒例といってもいいレベルです。この処理はあくまでもパーツという割り切りからでしょうか。
厚みは9.5mmのみで、厚みを調整する機能はないので7mm厚専用のノートPCでは使えません。
重量は83gとフラッシュメモリが増えた分120GBのSSDSC2CT120A3K5よりも7g重たくなっています。
●ベンチマーク
それでは早速ベンチマークへと移りますが、今回もIntel SSD 330 Seriesに搭載されているメモリコントローラー、SandForce製のメモリコントローラーの特性について事前にお話ししておきます。
この、SandForce製のメモリコントローラーは他社のメモリコントローラーと違いデータを圧縮して転送するという特徴があります、そのため扱うデータにより転送速度が激変します。
例えばベンチマークソフトでは圧縮しやすいデータを使うことがあり、その場合結果は非常に高速な物になりますが、実際にパソコンが使用するデータは、そのような圧縮の効きやすいデータばかりではないため参考になりません。
CrystalDiskMarkの0Fillや1Fillが圧縮の効きやすいデータで、この条件の速度が通常の操作で出ることはほぼ無いといってもいいでしょう。ですから参考にすべき数値はランダムデータを書き込んだ際、CrystalDiskMarkでいえば通常の計測が実際の使用時に近いデータとなります。ベンチマークはその点を踏まえご覧ください。
この特性について詳しくしりたいかたはこちらの記事でどうぞ。
CrystalDiskMark 3.0.1 x64
ランダムデータ(左がOSインストール前、右がOSインストール後)
120GBのSSDSC2CT120A3K5レビューと比べると、ランダムデータの4KQD32リードが約75MB向上し、シーケンシャル、512K、4KQD32ライトが約100MBほど高速になっています。フラッシュメモリの数が増えて同時読み書き数が増えた結果だといえるでしょう。
圧縮のしやすい0Fillや1Fillでの計測はランダムデータで計測した場合と比べ非常に高速です、SandForce製のメモリコントローラーの特性ですが、事前に説明したとおり、この数値は実際の使用ではあてにならない数値です。
AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508
4K-64のIOPSが330シリーズの仕様どおりの結果となっています。120GBのSSDSC2CT120A3K5では40K IPOSすら超えられなかったのですが、この結果には満足です。
120GBのSSDSC2CT120A3K5でみられた、OSインストール後の性能低下はSeries SSDSC2CT240A3K5ではみられません。もちろん計測環境は120GBのSSDSC2CT120A3K5の時と全く変わっていません。
ATTO Disk Benchmark V2.46
ATTO Disk Benchmarkは計測に圧縮の効きやすいデータを使用してベンチマークを行っているようです。計測結果は最大で500MB/s越えですが、圧縮の効きやすいデータを使用しているので参考程度にしてください。
HD Tune V2.55
120GBのSSDSC2CT120A3K5と同じくOSインストール後の数値で急激な変動が出ています。この症状はOSなどで使用している領域は実データを、空いている領域には圧縮の効きやすいデータを使い計測しているものと考えられます。
SSDの使用領域と同じ箇所で急激に数値が上がる点と、圧縮の効きやすいファイルと、効きにくいファイルが混在している使用領域の数値の波が未使用領域よりも大きなことから、おそらく間違いないでしょう。
計測PC
MB: ASUS P8Z68-V
CPU:Intel Core i7 2600K
RAM:A-DATA AX3U1600GC4G9-2G 2セット(16GB)
VGA:玄人志向GF-GTX570-E1280HD
VGA: 玄人志向GF-GTX570-E1280HW/FJ
PSU:ENERMAX EMG900EWT
OD:Pioneer BDR206JBK
SSD:PLEXTOR M3Pro PX-128M3P(OS未インストール計測時)
HDD:WD WDC WD5000AAKS-00V1A0
CASE:Lina-Li PC-V2100 PLUS II(BK)
FAN:12cmケースファン×6
CPUクーラー:Corsair Hydro H60
FC:Scythe 風Q
SU:M-Audio DELTA1010
OS:Windows7 Profesional 64bit
●実際に使ってみた感想
OSの起動や通常の使用については、今まで使用していたPLEXTOR PX-128M3Pや、前回購入した同シリーズの120GBモデルであるSSDSC2CT120A3K5と比べ特に変化は感じられません。
移動やコピー元のファイルがSSDなど高速な転送が可能な環境という状況限定ですが、サイズが大きく圧縮が効きにくいデータ、特に動画を他のドライブから移したりコピーする場合は転送時間に差が出るかもしれません。
しかし、容量が128GBから240GBになり、今まではサイズが大きく、HDDに保存していた編集用のHD動画をSSDに保存して編集することができるようになりました。
HD動画を編集する際はCPUやGPUの性能が求められますが、転送速度もやはり重要な要素です。レビューで使用する動画はすでにHD動画にシフトしているので、編集が快適になり効率化ができたのは喜ばしいことです。
●まとめ
高性能の代名詞ともいえるIntel製のSSDが低価格化しているというだけでもお買い得ですが、さすが330シリーズの最高峰である240GBモデルだけあってベンチマーク結果は良好といえるでしょう。
移行用のソフト(要DL)や5インチベイ用ブラケットや電源・SATA3.0ケーブルなどHDDからの移行に必要な物が全て揃っている点も文句なしです。
ただし、7mm厚専用の2.5インチドライブを使用するノートPCでは使用できません。他のメーカでは最初から7mm厚だったり、9.5mmから7mmに変更する機能が備わっていることがあります。この機能を採用したならば文句なしの満点だったでしょう。
240GBもあればOSを入れて必要なアプリを入れたとしても、十分にユーザーが使用する領域が残っていますので、この頃サイズが肥大化しているPCゲームやデジタルビデオカメラで撮影したHD動画、PC用地デジチューナーの録画用でも残り容量を気にする必要が無いのは嬉しいところです。






















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