Nexus 7付属のマイクロUSBケーブルは通信用のケーブルで、本来であればモバイルバッテリーやUSB電源アダプターでは充電ができないのはずのに、何故かNexus 7の充電器と組み合わせると充電できるという不思議な現象があります。
しかし、いったいどのケーブルと充電器を使えばNexus 7が充電できるのかユーザーの混乱を招いているようなのでNexus 7の充電が可能な組み合わせについて詳しく調査してみました。
そもそも、スマートフォンやタブレットの充電ができる条件は決まっており、通信用のUSBケーブルはPCと接続した場合のみ充電が可能で、Nexus 7を含めこの通信用のケーブルを使い外部バッテリーや社外品のUSB電源アダプターを使うことができないのは仕様です。
詳しく説明すると、通信用のケーブルは一般的なUSBケーブルと同じ結線をしてありますが、充電用のケーブルは配線4本のうち、2本の通信用ケーブルが短絡(ショート)してあります。そのためPCと接続しても通信はできないのですが、USB電源アダプターやモバイルバッテリーなどでも充電ができるようになっています。
しかし、通信用のUSBケーブルをPCと接続した際に充電ができるからと、売り手側が通信用のケーブルでありながら、「通信・充電ケーブル」という表記をして売っているため混乱してしまう原因となっています。
加えて、通信用のUSBケーブルは外部バッテリーや社外品のUSB電源アダプターとの組み合わせでは使えないはずなのに、何故かNexus 7の充電器を使うと通信用のケーブルで充電できるので、余計に混乱してしまい、いったいどうのケーブルとどの充電器なら充電できるのか分からないという方もいらっしゃるようです。
そこで、どの条件ならNexus 7が充電できるのか色々と条件を変えて試してみました。
用意したのは
Nexus 7 純正充電器
iPad 純正充電器
PROTEK USB電源アダプター AC2001(500mA)
モバイルブースター
Nexus 7 純正マイクロUSBケーブル
モバイルブースター付属 USBケーブル(マイクロUSBコネクタ使用)
メーカー不明 マイクロUSBケーブル
PC
この組み合わせでNexus 7が充電できる条件をまとめてみました。
※画像クリックで拡大
Nexus 7の充電器では通信用のケーブル問わず充電が可能という結果から、おそらく充電器側で通信線(D+とD-)を短絡させているものと思われます。結果、他社製のUSB電源アダプターでは充電できなかった通信ケーブルで充電ができています。
全ての環境で充電を可能にした、モバイルブースター付属のUSBケーブルについては、充電専用のケーブルのため通信線(D+とD-)は最初から短絡している状態です。通信はできないというデメリットがありますが、どのような環境でもUSBコネクタから充電が可能です。
このケーブルであればPCと通信ができるうえ、モバイルバッテリー、コンセント接続タイプのUSB電源アダプター、シガーソケット接続タイプのUSB電源アダプターなど、様々なUSBコネクタから充電が可能です。
Xperiaと表記してありますが、DocomoからXperiaが発売されたとき、通信線が短絡していないとUSB電源アダプターなどから充電できない仕様が日本では公に導入され、当時充電できないと騒がれたためXperia対応と表記しているようです。
他にもAmazonではラスタバナナ スマートフォン 充電・通信切替ケーブル BK RB9HB41
など似た機能をもっているマイクロUSBのケーブルがあります。
通信はしないから充電用のケーブルだけ欲しいというのであればRM スマートフォン対応 巻き取り式microUSB充電専用ケーブル RM-2180X
のような充電専用と表記してあるケーブルを買えば大丈夫です。
この問題についてはAndroidスマートフォンやタブレット共通の問題ですので、モバイルバッテリーやUSB電源アダプターで使えるマイクロUSBケーブルを片っ端からAmazonで探してみました。
ちなみに、Nexus 7の充電器は5V2A(2000mA)と大容量のため、使用するモバイルバッテリーやUSB電源アダプターは5V2Aの物を使わないと充電に時間がかかります。充電時間を気にするのであれば要注意です。
詳しく説明すると、通信用のケーブルは一般的なUSBケーブルと同じ結線をしてありますが、充電用のケーブルは配線4本のうち、2本の通信用ケーブルが短絡(ショート)してあります。そのためPCと接続しても通信はできないのですが、USB電源アダプターやモバイルバッテリーなどでも充電ができるようになっています。
しかし、通信用のUSBケーブルをPCと接続した際に充電ができるからと、売り手側が通信用のケーブルでありながら、「通信・充電ケーブル」という表記をして売っているため混乱してしまう原因となっています。
加えて、通信用のUSBケーブルは外部バッテリーや社外品のUSB電源アダプターとの組み合わせでは使えないはずなのに、何故かNexus 7の充電器を使うと通信用のケーブルで充電できるので、余計に混乱してしまい、いったいどうのケーブルとどの充電器なら充電できるのか分からないという方もいらっしゃるようです。
そこで、どの条件ならNexus 7が充電できるのか色々と条件を変えて試してみました。
用意したのは
Nexus 7 純正充電器
iPad 純正充電器
PROTEK USB電源アダプター AC2001(500mA)
モバイルブースター
Nexus 7 純正マイクロUSBケーブル
モバイルブースター付属 USBケーブル(マイクロUSBコネクタ使用)
メーカー不明 マイクロUSBケーブル
PC
この組み合わせでNexus 7が充電できる条件をまとめてみました。
※画像クリックで拡大
Nexus 7の充電器では通信用のケーブル問わず充電が可能という結果から、おそらく充電器側で通信線(D+とD-)を短絡させているものと思われます。結果、他社製のUSB電源アダプターでは充電できなかった通信ケーブルで充電ができています。
全ての環境で充電を可能にした、モバイルブースター付属のUSBケーブルについては、充電専用のケーブルのため通信線(D+とD-)は最初から短絡している状態です。通信はできないというデメリットがありますが、どのような環境でもUSBコネクタから充電が可能です。
また、充電は5V出力が500mAと低いPROTEK USB電源アダプター AC2001(500mA)でも可能なことが分かりました。時間はかかるでしょうが、iPadやiPhoneのように大容量の5V出力がないとが充電できないという状態にはならないので充電における使い勝手は良いですね。
これらの結果から、外部バッテリーや社外品のUSB電源アダプターを使いNexus 7を充電するのには充電専用のケーブルが必要となります。しかしケーブルを何本も持ち歩くのは不便ですので、値は張りますがスイッチにより通信と充電を切替える(通信線D+とD-をスイッチで通常状態・短絡に切替)マイクロUSBケーブルを使う方法があります。
PLANEX Xperia 充電&データ転送 MicroUSBケーブル ブラック (ACアダプタ/パソコン接続切替スイッチ付)BN-XPERIASB
このケーブルであればPCと通信ができるうえ、モバイルバッテリー、コンセント接続タイプのUSB電源アダプター、シガーソケット接続タイプのUSB電源アダプターなど、様々なUSBコネクタから充電が可能です。
Xperiaと表記してありますが、DocomoからXperiaが発売されたとき、通信線が短絡していないとUSB電源アダプターなどから充電できない仕様が日本では公に導入され、当時充電できないと騒がれたためXperia対応と表記しているようです。
他にもAmazonではラスタバナナ スマートフォン 充電・通信切替ケーブル BK RB9HB41
通信はしないから充電用のケーブルだけ欲しいというのであればRM スマートフォン対応 巻き取り式microUSB充電専用ケーブル RM-2180X
この問題についてはAndroidスマートフォンやタブレット共通の問題ですので、モバイルバッテリーやUSB電源アダプターで使えるマイクロUSBケーブルを片っ端からAmazonで探してみました。
ちなみに、Nexus 7の充電器は5V2A(2000mA)と大容量のため、使用するモバイルバッテリーやUSB電源アダプターは5V2Aの物を使わないと充電に時間がかかります。充電時間を気にするのであれば要注意です。
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