とうとう大手メーカーの128GBクラスSSDが1万円を切りました。256GBクラスも価格が落ちて15000円台で買えるようになるほどSSDの値段が急激に下がっています。まさにSSDが買い時な時期ですが、特に人気の1万円以下で買える128GBクラスのSSDについてまとめてみました。
※SSDの構造や専門用語が分からないという人は、まずこちらの記事を見ればSSDについて理解ができると思います。

インテル Boxed SSD 330 Series 120GB MLC 2.5inch 9.5mm Maple Crest Reseller Box SSDSC2CT120A3K5
お勧め度 ★★★★★
今、旬の定番SSD、迷ったらインテルで決まり
メーカ公表値
シーケンシャルリード500MB/s シーケンシャルライト450MB/s
4Kランダムリード 22500 IOPS 4Kランダムライト 33000 IOPS
SATA 6Gbps対応
採用メモリコントローラー:SandForce SF-2281
320や520Seriesよりも保証期間が短い3年となり、同じSandForce SF-2281コントローラを搭載している上級モデルの520Seriesよりも性能が低いいわばバリューモデルとしての位置づけになるSSDです。
SandForceの特性上、圧縮のかかりにくいデータ(圧縮ファイル、MPEG系の動画、JPEG画像など)を書き込むとライト性能が150MB~170MB程度に低下するという弱点があります。
320SeriesではSATA 3GbpsだったものがSATA 6Gbps対応となり、価格は520Seriesよりも安いため長らく定番SSDとして人気のあったCrucial m4 シリーズを押しのけて現在の定番SSDとなっています。
1万円を切るのに3.5インチベイ用マウンタ、SATAケーブル、ペリフェラル4ピン電源コネクタ-SATA電源変換コネクタが付属しているのも魅力的です。

PLEXTOR 2.5インチ SATA 6Gbps接続SSD 128GB PX-128M3
5年保証有り、HDDからSSDへの移行ソフトも同梱
お勧め度 ★★★★★
シーケンシャルリード510MB/s シーケンシャルライト210MB/s
4Kランダムリード 70000 IOPS 4Kランダムライト 50000 IOPS
SATA 6Gbps対応
採用メモリコントローラー:Marvell 88SS9174
性能が高いが高価だったPLEXTOR製のSSDがここに来て一気に値下げしました。東芝製のNANDフラッシュメモリを採用しているので同じMarvellコントローラーを採用するCrucial m4よりも性能が高く、インテル 330 Seriesにベンチマークで肉薄する(ランダムデータ時)性能を持っています。
4Kランダムが両方とも強いのも魅力的です。SandForceとMarvellのコントローラー特性で好みが分かれるところです。
Acronis True imageが付属しているので移行ソフトは用意する必要はありません。品質に自身があるのか5年保証がついていきます。

Samsung SSD830 Basic 128G MZ-7PC128B/IT(国内正規代理店品)
お勧め度 ★★★★★
7mm厚のSSDが欲しい、4Kランダムリードの性能を重視するなら
メーカ公表値
シーケンシャルリード520MB/s シーケンシャルライト320MB/s
4Kランダムリード 80000 IOPS 4Kランダムライト 30000 IOPS
SATA 6Gbps対応
採用メモリコントローラー:SAMSUNG S4LJ204X01-Y040
ほとんどのメモリコントローラーがデュアルコアであるのに対してサムスンはトリプルコアを採用して4Kランダムを強化しています。4Kランダムリードは80000 IOPSと上記のインテル330 Seriesや下のCrucial m4を圧倒的に突き放しています。
HDDからSSDへの移行ソフトが付属しているようにみえて、実は体験版という仕様で移行ソフトは実際には付属していないという、ぬか喜びさせるような表記がしてあるようです。逆にこの価格帯でついているのであれば大人気になっていたでしょう。
7mm厚のため7mm厚のHDDを採用している一部のノートパソコンでもSSDに手を加えることなく搭載可能でというメリットもあります。
![[メーカー3年保証付] Crucial m4 128GB 2.5inch SATA 6Gbit/s CT128M4SSD2](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51G81r4K32L.jpg)
[メーカー3年保証付] Crucial m4 128GB 2.5inch SATA 6Gbit/s CT128M4SSD2
お勧め度 ★★★★☆
未だ根強い人気、実績で選ぶならCrucialで
メーカ公表値
シーケンシャルリード500MB/s シーケンシャルライト175MB/s
4Kランダムリード 45000 IOPS 4Kランダムライト 35000 IOPS
SATA 6Gbps対応
採用メモリコントローラー:Marvell 88SS9174-BKK2
インテル330 Seriesが出るまではSSDの定番として不動の地位を守り続けていたCrucial m4です。コントローラーの特性がSandForceと違い圧縮が効く効かない関係なく常に最大のパフォーマンスを発揮します。
シーケンシャルライトがインテル330 Seriesと比べて貧弱に見えますが圧縮が効かないデータでベンチマークをするとほぼ同じです。ただし、圧縮が効くデータはインテル330 Seriesに軍配が上がります。
しかし、4Kランダムの性能はインテル330 Seriesより高いので、OSの高速起動、アプリケーションのインストールやOSのアップデート、Adobe系の立ち上がりに時間がかかるアプリはCrucial m4のほうが有利です。
このごろPLEXTORなど、他の最新SSDに性能的な意味で押され気味ですので★ひとつマイナスです。

A-DATE Premier Proシリーズ SP900 SSD 128GB 2.5インチ SATA 6Gbps 14671 ASP900S3-128GM-C
お勧め度 ★★★☆☆
コストパフォーマンスなら負けない、移行ソフトももれなくついてくるSSD
メーカ公表値
シーケンシャルリード550MB/s シーケンシャルライト520MB/s
4Kランダムリード 公表値無し 4Kランダムライト 85000 IOPS
SATA 6Gbps対応
採用メモリコントローラー:SandForce SF-2281
他のSSDよりもベンチマークでの結果は劣り気味、何故か4Kランダムリードが公表されていません。これらの点から★ふたつマイナスです。
7000円台で買えるSSDというのにPLEXTORでも採用されているSSDへの移行ソフト、Acronis True imageが使えるという、まさにお買い得SSDといえるでしょう。
性能をさほど重視しないのであればお勧めです。とはいえHDDからの移行であれば、これでも体感できるほどの効果はあります。

シリコンパワー 2.5インチSolid State Disk 高速転送 SATA(SATAI/II)準拠 128GB MLCチップ採用 紙箱 SP128GBSS2T10S25
コスト最重視、SATA 3Gbps(SATA2.0)搭載の古いPCに使うのなら
お勧め度 ★★☆☆☆
メーカ公表値
シーケンシャルリード250MB/s シーケンシャルライト230MB/s
4Kランダムリード 公表値無し 4Kランダムライト 公表値無し
SATA 3Gbps対応
採用メモリコントローラー:JMicron JMF-616
いくら高性能なSSDでもその性能を発揮するにはSATA 6Gbpsに対応した環境が必要です。たしかにSATA 6Gbps対応のSSDをSATA 3Gbps環境で使っても効果はあるものの、性能をもてあまし気味で勿体ない感じがします。
そこでSATA 3Gbpsしか対応していない古いPCに使うのであれば、無駄に高いSSDを買うよりは、同じSATA 3Gbpsの安いSSDでいいじゃないかという考えに至るとなるとSilicon Powerの出番です。
性能はそこそこで低コストを重視したJMicron製のコントローラーを採用しているので、売価は7000円を切るほどとかなり安くなっています。
まとめ
個人的にこの中から最も良いと思うものを選べといわれると、PLEXTOR PX-128M3が総合的な性能の高さと、移行ソフトがついてくる点で1番手となります。ただSandForce系のメモリコントローラーを使ってみたいので買うのならインテル 330 Series SSDSC2CT120A3K5です。
それぞれ特性がありますので自分の環境にあった物を選ぶといいでしょう。HDDからの移行であればどれを選んだとしても効果は体感できますよ。


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