Windows 7には最初からWindowsMediaCenterというTVに接続して使うことを意識して作られたアプリが用意されています、TVでも見やすい画面と簡単な操作性で画像や音楽、映像を楽しめるのですがWindowsMediaCenter対応のTVデジタルチューナーを繋げばさらに地上デジタルTVをWindowsMediaCenterで視聴できるだけでなく録画もできWindowsMediaCenterを究極のマルチメディアプレイヤーにすることが可能になります。
ただし、いくつか注意点がありますのでその注意点から説明をしていきたいと思います。
知っているからいいよというかたはGV-MC7/HZ3レビューまで読み飛ばしてください。
パソコンだからといっても自由に録画データがコピーできるわけではない
パソコンだからといってもこのご時世ですから録画したデータは著作権保護が働き録画したファイルを他のパソコンにコピーしたりしても再生はできません、もともとパソコンで地上デジタルテレビを観られること自体業界の強い反発があった過去があり、今ではパソコンでも観られることができますが著作権保護機能は普通のHDDレコーダーと同じようにダビング10の制限がかかっていますし、録画したデータは暗号化されています。
パソコンなんだから自由にさせて!と思う人はフーリオやPT2のようなグレーゾーンに入っているようなハードをお勧めしておきます。
HDDレコーダー代りに使う場合は要注意
またHDDレコーダーの代わりに使うという場合も注意が必要です、WindowsMediaCenterで録画したファイルには著作権保護機能としてパソコンの環境から生成されたIDを使用して暗号化(中身を見えなくする)します、このIDと一致したパソコンのみで再生が可能です、すなわち録画したパソコンでしか再生できないということになります。
しかしこのIDがOSの再インストールやハードの変更により突然変更され、録画したパソコンであるにもかかわらず再生できない事態になることがあるため録画したデータを大切にHDDの中に保存しておくという使い方には向きません。
どちらかというと録画して観たら消去したり、大事なデータはDVDやBDに保存しておくという使い方をするのであれば使えるハードになるでしょう。
※WindowsMediaCenterでDVDやBDに焼き付ければ他のパソコンやプレイヤーデッキで再生が可能、ただしこの機能はWindowsMediaCenterの初期機能ではなく地上デジタルTVチューナーに付属しているWindowsMediaCenter用プラグインを使用するため付属してなければ焼き付けられない
ちなみにこの問題はGV-MC7/HZ3に限らずWindowsMediaCenterに対応した全ての地上デジタルTVチューナーに存在する問題点になります。
DLNA対応ハードで録画データを再生する場合は再生側がDTCP-IPに対応している必要あり
日本の地上デジタル放送の保護機能はガチガチになっているため非常に多くの制限がかかります、WindowsMediaCenterで録画した番組をDLNAクライアントで再生する場合はDTCP-IPというネットワークに対する著作権保護機能に対応している必要があります。
日本製のDLNA対応家電は殆どがDTCP-IPに対応していますがこの規格は日本独自保護規格といわれ海外では使用されないので海外産のDLNA機器の場合は要注意です。
Windows 7はDLNAに対応しているにもかかわらずDTCP-IPに非対応のため別途DTCP-IPに対応したアプリを購入する必要があります。
またiOSやAndroidでもDTCP-IPの問題により録画した番組を再生できるのは国産Androidスマートフォン・タブレットでDTCP-IPに対応したモデルに限られます。
この問題はDTCP-IPが日本独自規格のため海外のメーカーは対応せず、また国内では暗号キーが漏れた場合の賠償についても個人では負担ができないため大手の企業しかDTCP-IPに対応したアプリを出すことができないという事情があるようです。
GV-MC7/HZ3レビュー
まずは内容物一覧です。
GV-MC7/HZ3本体
USB2.0ケーブル(1m)
サポートソフトCD-ROM
miniB-CASカード
マニュアル
対応OSはWindow 7のHome Premium・Professional・Ultimateの32bit・64bit両対応ですが地上デジタルTV放送は1080pという高解像度の映像を再生するために高い処理性能を求められるためOSが対応しているからといっても再生が保証されるわけではありません。
またHDCPに対応したモニターやCOPP対応ドライバーなど再生するためにクリアしないならないハードルが多く自分の使用しているパソコンは対応しているのか非常にわかりにくいという問題点があります。
そのため各メーカーが地上デジタル放送が楽しめる環境かどうかを判定する地デジチェッカーなるものを公開していますのでそれを使用してみるといいでしょう。
ダメだった場合、結果に対する解決方法も書いているため何が悪いのか、そしてどうすれば解決するのか?詳しく解説もされているので地上デジタルTVチューナーを初めて購入するという場合は購入前に一読されておくことをお勧めします。
IO-DATA 地デジ相性チェッカー
BUFFALO 地デジ環境チェックツール
GV-MC7/HZ3は屋内で使用するため本体にはアンテナは付属しません、地上デジタル放送の電波はデジタルテレビに接続する同軸ケーブルに付いているF端子を差し込み取り込みます。
対してパソコンとの接続にはUSB2.0ケーブルを使用して接続します。
GV-MC7/HZ3はUSBバスパワーで動きますので外部電源は必要なくパソコン周りがケーブルでゴチャゴチャしにくくなっています。
GV-MC7/HZ3は他のUSB接続タイプの地上デジタルチューナーと比べると比較的小型化されています、この小さな筐体を実現したのが従来の一般的なカードサイズからSIMカードサイズにまで縮小化されたminiB-CASカードになります。
miniB-CASカードになったため筐体も小型化が可能となったわけですが実際どれぐらいの大きさか分かりやすいようにSDカードを比較対象として一緒に写してみました。
このminiB-CASカードはGV-MC7/HZ3の横にある蓋を開けて差込み使用します、差し込み面は写真のように接触面が上ですが表裏を間違えると奥まで入らないので間違えても安心です。
インストール
インストールの前に一つ注意点があります。
現在サポートCDのバージョンは最新の1.07となっていますが古いバージョンのものも流通している可能性があるためサポートCDのバージョンが1.07未満の場合はサポートソフトのインストール後にアップデートを推奨します。
もしアップデートをしない場合はダビング10機能に制限がかかります。
アップデータはこちらからダウンロードが可能ですがダウンロードは本体に記載されているシリアル番号を入力する必要があります。
それではまずGV-MC7/HZ3にminiB-CASカードを差込んで準備ができたら付属のCD-ROMを読み込ませます、まだGV-MC7/HZ3本体は接続してはいけません。

オートランにより立ち上がりますのでGvmc7hz3.exeの実行をクリックして起動します、オートランを切っている人はCDドライブに直接アクセスしてルートにあるGvmc7hz3.exeを実行します。
サポートソフトが立ち上がりますので連続インストールをクリックしてインストールを開始します。
確認画面が立ち上がりますので開始をクリックします。
セットアップ準備のためにファイルがコピーされます、このときにウィンドウをクリックすると応答無しになりますが実際にはしっかりと作業をしていますので強制的に終了しないようにしましょう。
この画面が出て初めてGV-MC7/HZ3をパソコンと接続します、接続後自動的にハードが検索されドライバーがインストールされます。

ドライバーのインストールが終了次第WindowsMediaCenterとの連携用アプリやプラグインのインストールに移ります。
まずはDDR MoveをインストールスためMicrosoft Visual C++ 2010 Redistributable Packageをインストールします。
操作はインストールボタンをクリックするだけです。
準備が整ったのでDDR Moveのインストールに移ります、このアプリは録画したデータをダビング10に基づきDVD-R/RWやBD-R/RWに記録するアプリになりますのでこれをインストールしないと光学ディスクに録画データをムーブやダビングすることができません。
はいをクリックして次へいきます。
この画面ではシリアル番号が入力されていませんが実際は自動的に入力されます、またこれより先の画面でもドルを押してこの画面に戻った場合はシリアル番号が消去されインストールできなくなるため注意が必要です。
インストール先は特に問題が無ければこのままにしておき次へ進みます。
インストールが始まります。
これでDDR Moveのインストールは完了です。
最後にDiXiM Media Server 3 for Media Center TVをインストールします。
このDiXiM Media Server 3 for Media CenterはWindowsMediaCenterで録画したデジタルテレビのデータをDLNA対応機器で再生できるようにするサーバーアプリです。

このアプリにはPlayReady PC Runtimeが必要になりますがこれらは自動的にWindowsアップデートでインストールされますので「はい」を選択して次に進みます。
ちなみにCPUやHDDなどハードの構成を変更したりするとPlayReady PC Runtimeにより保護がかかりTVが真っ暗になって見られなくなることがあります。
ここでもシリアル番号が空白ですが実際には自動的にインストールされますので次へを押して進むだけです。
問題がなければこのまま次へを選択します。
メディアサーバー名を入力します、この名前がDLNA対応機器で表示される名前になります、後で自由に変更が可能ですので特に無ければそのまま次を選択しましょう。
補足ですがWindows 7にはDLNAサーバー機能が組み込まれているため追加でインストールする必要があるのか疑問を感じる人もいると思いますがこのDiXiM Media Server 3 for Media Center TVのサーバー機能は著作権保護機能のかかったTVの録画データも配信の対象となるためインストールしておかないと他のDNLAサーバー対応機器で再生ができません。
設定が整いファイルのインストールが始まります。
インストール完了です、完了を押して最後の処理へ移ります。
最後に再起動をしてサポートソフトのインストールは完了です。
ここでGV-MC7/HZ3に同軸ケーブルをさしてTV信号が検出できる状態にしておきます。
次にWindowsMediaCenterを立ち上げて設定をします、こちらはインストール時のように自動で設定するわけではないので手順どおりセットアップする必要があります。
まず初回起動時の場合はようこそ画面が表示されるので「続行」を選択して次の画面で「推奨設定」を
選択します。
次にタスクの中にある設定を選択します。
設定に切り替わったらテレビを選択します。
テレビ信号の設定を選択します。
地域が日本になっていることを確認して「はい、こちらの地域のテレビ放送を視聴します」を選択後次へ進みます。
地域の設定のため郵便番号を入力します。
電子番組表のEGPの規約が表示されるので同意して次ぎへをクリックして進みます。
PlayReadyの規約が表示されるので同意して次へ進みます。
設定情報が自動的にダウンロードされます。
次にTV信号の検出が始まります。
検出結果でチューナーが検出されれば正常です。
ここでチューナーが表示されない場合はGV-MC7/HZ3がパソコンに接続されている確認しましょう。
USBハブを使用して接続している場合はバスパワーが不足している可能性があるため本体に接続するかセルフパワーのUSBハブを使用するなどしてみてください、またGV-MC7/HZ3を直接本体に接続している場合は他のUSBポートに差込んでみてください。
それでもダメな場合はサポートソフトを再度インストールしてみて認識するか確認してみてください。
住んでいる地域を設定します。
このまま次へ進みます。
TV信号からチャンネルを検出します。
検出されたチャンネルは一覧に表示されます、全てのチャンネルが検出されているか確認しましょう。
もし検出漏れをしている場合はチャンネルの信号が弱く検出レベルに達していない場合がありますのでケーブルがしっかり接続されているかもう一度確認しましょう。
接続に問題が無い場合は分配器やケーブルを地上デジタル対応の高品質なものに交換したりブースターで信号を増幅すると検出できるようになる場合があります。
完了を選択して作業終了です、お疲れ様でした。
これで「テレビを見る」という項目が選択できるようなりパソコンで地上デジタル放送が視聴できるようになります。
もちろん録画も可能ですが地上デジタル放送はデータサイズが大きく約460GBという空き容量でも50時間程度しか録画できませんので長時間番組を録画する場合は大容量HDDをお勧めしておきます。
外付け内蔵HDD関係なくパソコンに接続したHDDに録画が可能なので用途に合わせて増設することが可能です。
NASには保存ができないのでNASでDLNA配信という使い方はできません。
設定はWindowsMediaCenterの画面からタスク>設定>テレビ>録画機能>番組の保存領域設定>で上記の画面になるので「録画するドライブ」を追加したHDDに変更するだけです、ただし録画したデータの入ったHDDを他のパソコンに接続しても著作権保護機能により録画データは再生できません。
録画した番組をDLNA対応機器で再生する
DiXiM Media Server 3 for Media Center TVにより録画した番組をDTCP-IPに対応したDLNA機器に配信することが可能となりますが設定は特に必要がありません。
ただし再生する際に使用するDLNA対応ハードやアプリはDTCP-IPに対応している必要があります。
Windows 7はDLNAに対応しているのですがDTCP-IPには対応していないので別途DTCP-IPに対応したアプリを購入する必要あります。
※画面はDiXiM Digital TV plusの体験版です
逆に配信したくない場合はWindowsMediaCenterのメニューからテレビ録画配信>起動と停止の順に選択して
「停止する」ボタンを押し、「コンピューター起動時にサーバーを自動起動する」のチェックを外しておけば配信されません。
この配信機能はWindows 7に搭載されているDLNAサーバー機能(Windows Media Player Network Sharing Service)とは別のものなのでWindowsMediaCenterで設定しない限り配信されるようになっています。
他人に見られたくない録画データがある場合はしっかりと配信停止の設定しておきましょう。
録画した番組をDVDやブルーレイに焼き付ける
録画したデータはWindowsMediaCenterのEXTRASの中にあるEXTRASライブラリを開きDDR Moveを選択することでダビング画面に切り替わります。
ここで録画したファイルが表示されないことがありますが、テレビ番組の録画ドライブをデフォルト(Cドライブ)以外にしていると表示されません、もしデフォルトのドライブ以外に設定している場合は録画フォルダを手動で選択する必要があります。
手動で選択する場合は画面で右クリックをすると現れるメニューからフォルダ選択を選択します。
ここで録画フォルダを指定します、DドライブであればD:¥Recorded TVになりますのでRecorded TVフォルダを開いた状態で選択ボタンをクリックしてフォルダの指定を完了します。
書き込みは一つの番組のみ選択してダビングする形になります、記録式DVD(CPRM対応)ではファイナライズされ追記ができませんが記録式BDでは追記が可能です。
追記の方法は一度番組をダビングしたメディアを再度入れて同じように番組を選択してダビングする方法で少し面倒な方法になります。
なおDVD(CPRM)にダビングした場合は高画質なHDからSD画質に落ちますので高画質のままダビングしたい場合はBD-R・BD-REを選択する必要があります。
※BDに焼き付けるには光学ドライブが記録式BDディスクに対応している必要があります
※DVDへのダビングはCPRMに対応しているDVD-R/DVD-RWが必要です
次にドライブの選択画面が出てくるので書き込むドライブを選択します。
書き込みの確認をしてくるので「はい」で進みます。
書き込みが始まるので終わるまで待ちます。
ファイナライズが終われば・・・
書き込みが完了します。
BD-R/BD-REでは同じように繰り返しダビングすることで一枚のディスクに複数の番組をダビングすることが可能です。
ダビング10の残り回数も表示されます、先ほど1回ダビングをしたため9回ダビング可能に減っています。
ダビング10はその名の通り10枚にダビングが可能で最後の1回はムーブとなりHDD内の録画データは消滅します。
この回数ダビングの成功失敗合わせての数なのでしっかりとした国産メディアを選択しておいた方が焼き損じなどのトラブルが起こりにくくていいでしょう。
またDVD-R/DVD-RW/DVD-RAMへのダビングにはCPRM対応のDVD-R/DVD-RW/DVD-RAMが必要です、データ用のDVD-Rを試しに入れてみましたがこのようにダビングができないと表示が出てきます。
まとめ
GV-MC7/HZ3はWindowsMediaCenter専用のため地上デジタルテレビの基本的な機能は備え付けていますがそれ以上の機能はやはりメーカー独自のアプリで動作するタイプのほうに軍配が上がるでしょう。
ただしWindowsMediaCenterを活用している場合は非常に便利です、特にリビングPCでの利用は最も適しているといえWindowsMediaCenterで画像、動画、音楽の再生だけでなくデジタルTVの再生と録画が可能となりリビングPCの可能性を広げてくれます。
現在リビングPCでGV-MC7/HZ3を使用していますが42インチのデジタルTVでWindowsMediaCenterを表示してWindowsMediaCenter対応リモコンで操作するという使い方で誰でも簡単に使えるうえデジタルTVも見られるマルチメディアプレイヤーを完成させることができました。
知っているからいいよというかたはGV-MC7/HZ3レビューまで読み飛ばしてください。
パソコンだからといっても自由に録画データがコピーできるわけではない
パソコンだからといってもこのご時世ですから録画したデータは著作権保護が働き録画したファイルを他のパソコンにコピーしたりしても再生はできません、もともとパソコンで地上デジタルテレビを観られること自体業界の強い反発があった過去があり、今ではパソコンでも観られることができますが著作権保護機能は普通のHDDレコーダーと同じようにダビング10の制限がかかっていますし、録画したデータは暗号化されています。
パソコンなんだから自由にさせて!と思う人はフーリオやPT2のようなグレーゾーンに入っているようなハードをお勧めしておきます。
HDDレコーダー代りに使う場合は要注意
またHDDレコーダーの代わりに使うという場合も注意が必要です、WindowsMediaCenterで録画したファイルには著作権保護機能としてパソコンの環境から生成されたIDを使用して暗号化(中身を見えなくする)します、このIDと一致したパソコンのみで再生が可能です、すなわち録画したパソコンでしか再生できないということになります。
しかしこのIDがOSの再インストールやハードの変更により突然変更され、録画したパソコンであるにもかかわらず再生できない事態になることがあるため録画したデータを大切にHDDの中に保存しておくという使い方には向きません。
どちらかというと録画して観たら消去したり、大事なデータはDVDやBDに保存しておくという使い方をするのであれば使えるハードになるでしょう。
※WindowsMediaCenterでDVDやBDに焼き付ければ他のパソコンやプレイヤーデッキで再生が可能、ただしこの機能はWindowsMediaCenterの初期機能ではなく地上デジタルTVチューナーに付属しているWindowsMediaCenter用プラグインを使用するため付属してなければ焼き付けられない
ちなみにこの問題はGV-MC7/HZ3に限らずWindowsMediaCenterに対応した全ての地上デジタルTVチューナーに存在する問題点になります。
DLNA対応ハードで録画データを再生する場合は再生側がDTCP-IPに対応している必要あり
日本の地上デジタル放送の保護機能はガチガチになっているため非常に多くの制限がかかります、WindowsMediaCenterで録画した番組をDLNAクライアントで再生する場合はDTCP-IPというネットワークに対する著作権保護機能に対応している必要があります。
日本製のDLNA対応家電は殆どがDTCP-IPに対応していますがこの規格は日本独自保護規格といわれ海外では使用されないので海外産のDLNA機器の場合は要注意です。
Windows 7はDLNAに対応しているにもかかわらずDTCP-IPに非対応のため別途DTCP-IPに対応したアプリを購入する必要があります。
またiOSやAndroidでもDTCP-IPの問題により録画した番組を再生できるのは国産Androidスマートフォン・タブレットでDTCP-IPに対応したモデルに限られます。
この問題はDTCP-IPが日本独自規格のため海外のメーカーは対応せず、また国内では暗号キーが漏れた場合の賠償についても個人では負担ができないため大手の企業しかDTCP-IPに対応したアプリを出すことができないという事情があるようです。
GV-MC7/HZ3レビュー
まずは内容物一覧です。
GV-MC7/HZ3本体
USB2.0ケーブル(1m)
サポートソフトCD-ROM
miniB-CASカード
マニュアル
対応OSはWindow 7のHome Premium・Professional・Ultimateの32bit・64bit両対応ですが地上デジタルTV放送は1080pという高解像度の映像を再生するために高い処理性能を求められるためOSが対応しているからといっても再生が保証されるわけではありません。
またHDCPに対応したモニターやCOPP対応ドライバーなど再生するためにクリアしないならないハードルが多く自分の使用しているパソコンは対応しているのか非常にわかりにくいという問題点があります。
そのため各メーカーが地上デジタル放送が楽しめる環境かどうかを判定する地デジチェッカーなるものを公開していますのでそれを使用してみるといいでしょう。
ダメだった場合、結果に対する解決方法も書いているため何が悪いのか、そしてどうすれば解決するのか?詳しく解説もされているので地上デジタルTVチューナーを初めて購入するという場合は購入前に一読されておくことをお勧めします。
IO-DATA 地デジ相性チェッカー
BUFFALO 地デジ環境チェックツール
GV-MC7/HZ3は屋内で使用するため本体にはアンテナは付属しません、地上デジタル放送の電波はデジタルテレビに接続する同軸ケーブルに付いているF端子を差し込み取り込みます。
対してパソコンとの接続にはUSB2.0ケーブルを使用して接続します。
GV-MC7/HZ3はUSBバスパワーで動きますので外部電源は必要なくパソコン周りがケーブルでゴチャゴチャしにくくなっています。
GV-MC7/HZ3は他のUSB接続タイプの地上デジタルチューナーと比べると比較的小型化されています、この小さな筐体を実現したのが従来の一般的なカードサイズからSIMカードサイズにまで縮小化されたminiB-CASカードになります。
miniB-CASカードになったため筐体も小型化が可能となったわけですが実際どれぐらいの大きさか分かりやすいようにSDカードを比較対象として一緒に写してみました。
このminiB-CASカードはGV-MC7/HZ3の横にある蓋を開けて差込み使用します、差し込み面は写真のように接触面が上ですが表裏を間違えると奥まで入らないので間違えても安心です。
インストール
インストールの前に一つ注意点があります。
現在サポートCDのバージョンは最新の1.07となっていますが古いバージョンのものも流通している可能性があるためサポートCDのバージョンが1.07未満の場合はサポートソフトのインストール後にアップデートを推奨します。
もしアップデートをしない場合はダビング10機能に制限がかかります。
アップデータはこちらからダウンロードが可能ですがダウンロードは本体に記載されているシリアル番号を入力する必要があります。
それではまずGV-MC7/HZ3にminiB-CASカードを差込んで準備ができたら付属のCD-ROMを読み込ませます、まだGV-MC7/HZ3本体は接続してはいけません。

オートランにより立ち上がりますのでGvmc7hz3.exeの実行をクリックして起動します、オートランを切っている人はCDドライブに直接アクセスしてルートにあるGvmc7hz3.exeを実行します。
サポートソフトが立ち上がりますので連続インストールをクリックしてインストールを開始します。
確認画面が立ち上がりますので開始をクリックします。
セットアップ準備のためにファイルがコピーされます、このときにウィンドウをクリックすると応答無しになりますが実際にはしっかりと作業をしていますので強制的に終了しないようにしましょう。
この画面が出て初めてGV-MC7/HZ3をパソコンと接続します、接続後自動的にハードが検索されドライバーがインストールされます。

ドライバーのインストールが終了次第WindowsMediaCenterとの連携用アプリやプラグインのインストールに移ります。
まずはDDR MoveをインストールスためMicrosoft Visual C++ 2010 Redistributable Packageをインストールします。
操作はインストールボタンをクリックするだけです。
準備が整ったのでDDR Moveのインストールに移ります、このアプリは録画したデータをダビング10に基づきDVD-R/RWやBD-R/RWに記録するアプリになりますのでこれをインストールしないと光学ディスクに録画データをムーブやダビングすることができません。
はいをクリックして次へいきます。
この画面ではシリアル番号が入力されていませんが実際は自動的に入力されます、またこれより先の画面でもドルを押してこの画面に戻った場合はシリアル番号が消去されインストールできなくなるため注意が必要です。
インストール先は特に問題が無ければこのままにしておき次へ進みます。
インストールが始まります。
これでDDR Moveのインストールは完了です。
最後にDiXiM Media Server 3 for Media Center TVをインストールします。
このDiXiM Media Server 3 for Media CenterはWindowsMediaCenterで録画したデジタルテレビのデータをDLNA対応機器で再生できるようにするサーバーアプリです。

このアプリにはPlayReady PC Runtimeが必要になりますがこれらは自動的にWindowsアップデートでインストールされますので「はい」を選択して次に進みます。
ちなみにCPUやHDDなどハードの構成を変更したりするとPlayReady PC Runtimeにより保護がかかりTVが真っ暗になって見られなくなることがあります。
ここでもシリアル番号が空白ですが実際には自動的にインストールされますので次へを押して進むだけです。
問題がなければこのまま次へを選択します。
メディアサーバー名を入力します、この名前がDLNA対応機器で表示される名前になります、後で自由に変更が可能ですので特に無ければそのまま次を選択しましょう。
補足ですがWindows 7にはDLNAサーバー機能が組み込まれているため追加でインストールする必要があるのか疑問を感じる人もいると思いますがこのDiXiM Media Server 3 for Media Center TVのサーバー機能は著作権保護機能のかかったTVの録画データも配信の対象となるためインストールしておかないと他のDNLAサーバー対応機器で再生ができません。
設定が整いファイルのインストールが始まります。
インストール完了です、完了を押して最後の処理へ移ります。
最後に再起動をしてサポートソフトのインストールは完了です。
ここでGV-MC7/HZ3に同軸ケーブルをさしてTV信号が検出できる状態にしておきます。
次にWindowsMediaCenterを立ち上げて設定をします、こちらはインストール時のように自動で設定するわけではないので手順どおりセットアップする必要があります。
まず初回起動時の場合はようこそ画面が表示されるので「続行」を選択して次の画面で「推奨設定」を
選択します。
次にタスクの中にある設定を選択します。
設定に切り替わったらテレビを選択します。
テレビ信号の設定を選択します。
地域が日本になっていることを確認して「はい、こちらの地域のテレビ放送を視聴します」を選択後次へ進みます。
地域の設定のため郵便番号を入力します。
電子番組表のEGPの規約が表示されるので同意して次ぎへをクリックして進みます。
PlayReadyの規約が表示されるので同意して次へ進みます。
設定情報が自動的にダウンロードされます。
次にTV信号の検出が始まります。
検出結果でチューナーが検出されれば正常です。
ここでチューナーが表示されない場合はGV-MC7/HZ3がパソコンに接続されている確認しましょう。
USBハブを使用して接続している場合はバスパワーが不足している可能性があるため本体に接続するかセルフパワーのUSBハブを使用するなどしてみてください、またGV-MC7/HZ3を直接本体に接続している場合は他のUSBポートに差込んでみてください。
それでもダメな場合はサポートソフトを再度インストールしてみて認識するか確認してみてください。
住んでいる地域を設定します。
このまま次へ進みます。
TV信号からチャンネルを検出します。
検出されたチャンネルは一覧に表示されます、全てのチャンネルが検出されているか確認しましょう。
もし検出漏れをしている場合はチャンネルの信号が弱く検出レベルに達していない場合がありますのでケーブルがしっかり接続されているかもう一度確認しましょう。
接続に問題が無い場合は分配器やケーブルを地上デジタル対応の高品質なものに交換したりブースターで信号を増幅すると検出できるようになる場合があります。
完了を選択して作業終了です、お疲れ様でした。
これで「テレビを見る」という項目が選択できるようなりパソコンで地上デジタル放送が視聴できるようになります。
もちろん録画も可能ですが地上デジタル放送はデータサイズが大きく約460GBという空き容量でも50時間程度しか録画できませんので長時間番組を録画する場合は大容量HDDをお勧めしておきます。
外付け内蔵HDD関係なくパソコンに接続したHDDに録画が可能なので用途に合わせて増設することが可能です。
NASには保存ができないのでNASでDLNA配信という使い方はできません。
設定はWindowsMediaCenterの画面からタスク>設定>テレビ>録画機能>番組の保存領域設定>で上記の画面になるので「録画するドライブ」を追加したHDDに変更するだけです、ただし録画したデータの入ったHDDを他のパソコンに接続しても著作権保護機能により録画データは再生できません。
録画した番組をDLNA対応機器で再生する
DiXiM Media Server 3 for Media Center TVにより録画した番組をDTCP-IPに対応したDLNA機器に配信することが可能となりますが設定は特に必要がありません。
ただし再生する際に使用するDLNA対応ハードやアプリはDTCP-IPに対応している必要があります。
Windows 7はDLNAに対応しているのですがDTCP-IPには対応していないので別途DTCP-IPに対応したアプリを購入する必要あります。
※画面はDiXiM Digital TV plusの体験版です
逆に配信したくない場合はWindowsMediaCenterのメニューからテレビ録画配信>起動と停止の順に選択して
「停止する」ボタンを押し、「コンピューター起動時にサーバーを自動起動する」のチェックを外しておけば配信されません。
この配信機能はWindows 7に搭載されているDLNAサーバー機能(Windows Media Player Network Sharing Service)とは別のものなのでWindowsMediaCenterで設定しない限り配信されるようになっています。
他人に見られたくない録画データがある場合はしっかりと配信停止の設定しておきましょう。
録画した番組をDVDやブルーレイに焼き付ける
録画したデータはWindowsMediaCenterのEXTRASの中にあるEXTRASライブラリを開きDDR Moveを選択することでダビング画面に切り替わります。
ここで録画したファイルが表示されないことがありますが、テレビ番組の録画ドライブをデフォルト(Cドライブ)以外にしていると表示されません、もしデフォルトのドライブ以外に設定している場合は録画フォルダを手動で選択する必要があります。
手動で選択する場合は画面で右クリックをすると現れるメニューからフォルダ選択を選択します。
ここで録画フォルダを指定します、DドライブであればD:¥Recorded TVになりますのでRecorded TVフォルダを開いた状態で選択ボタンをクリックしてフォルダの指定を完了します。
書き込みは一つの番組のみ選択してダビングする形になります、記録式DVD(CPRM対応)ではファイナライズされ追記ができませんが記録式BDでは追記が可能です。
追記の方法は一度番組をダビングしたメディアを再度入れて同じように番組を選択してダビングする方法で少し面倒な方法になります。
なおDVD(CPRM)にダビングした場合は高画質なHDからSD画質に落ちますので高画質のままダビングしたい場合はBD-R・BD-REを選択する必要があります。
※BDに焼き付けるには光学ドライブが記録式BDディスクに対応している必要があります
※DVDへのダビングはCPRMに対応しているDVD-R/DVD-RWが必要です
次にドライブの選択画面が出てくるので書き込むドライブを選択します。
書き込みの確認をしてくるので「はい」で進みます。
書き込みが始まるので終わるまで待ちます。
ファイナライズが終われば・・・
書き込みが完了します。
BD-R/BD-REでは同じように繰り返しダビングすることで一枚のディスクに複数の番組をダビングすることが可能です。
ダビング10の残り回数も表示されます、先ほど1回ダビングをしたため9回ダビング可能に減っています。
ダビング10はその名の通り10枚にダビングが可能で最後の1回はムーブとなりHDD内の録画データは消滅します。
この回数ダビングの成功失敗合わせての数なのでしっかりとした国産メディアを選択しておいた方が焼き損じなどのトラブルが起こりにくくていいでしょう。
またDVD-R/DVD-RW/DVD-RAMへのダビングにはCPRM対応のDVD-R/DVD-RW/DVD-RAMが必要です、データ用のDVD-Rを試しに入れてみましたがこのようにダビングができないと表示が出てきます。
まとめ
GV-MC7/HZ3はWindowsMediaCenter専用のため地上デジタルテレビの基本的な機能は備え付けていますがそれ以上の機能はやはりメーカー独自のアプリで動作するタイプのほうに軍配が上がるでしょう。
ただしWindowsMediaCenterを活用している場合は非常に便利です、特にリビングPCでの利用は最も適しているといえWindowsMediaCenterで画像、動画、音楽の再生だけでなくデジタルTVの再生と録画が可能となりリビングPCの可能性を広げてくれます。
現在リビングPCでGV-MC7/HZ3を使用していますが42インチのデジタルTVでWindowsMediaCenterを表示してWindowsMediaCenter対応リモコンで操作するという使い方で誰でも簡単に使えるうえデジタルTVも見られるマルチメディアプレイヤーを完成させることができました。



























































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