前から発色に納得のいかなかったNIKON D70を更新すべくCANON EOS Kiss X2を購入してきました。もちろん中古の美品を狙いレンズ2本付きのダブルズームレンズキットを購入です。
何故デジタル一眼レフの中古を勧めるのか?
私がデジタル一眼レフの中古を狙う理由はいくつかありますが、一番の理由は美品レベルの商品がゴロゴロしているということです。
美品中古が山ほどある
コンパクトデジタルカメラと比べ、持ち運びにくくかさばるデジタル一眼レフは買ったものの利便性が悪く、次第に使う機会が減っていき、最後は中古市場へ流れていきます。
一般の人がデジタル一眼レフを使うシーンは運動会や旅行などのイベントですから、出番は少なく、シャッターを切る機会もそれほど多くないため、外観は美しくシャッターを切った回数が少ないものが中古市場には山ほどあります。
実際に中古で購入したD70では6000回以下、今回購入したEOS Kiss X2では5000回以下のシャッター回数と殆ど使用されていない上物でした。
このように、市場に新古品のような質の良いデジタル一眼レフが出回る理由はもう一つあります。
それは、機材のレベルが上がったからといって自身の腕が上がるわけではないということです。確かに、デジタル一眼レフはコンパクトデジタルカメラに比べ、背景のボケやシャープなピントという表現が簡単にでき綺麗に撮れますが、記録写真のような味気ない写真も作れることも忘れてはいけません。
デジタル一眼レフに限らず、機材を買えば腕が上がると思い込んだものの、実際に購入したら使い切れなかったという苦い思いをした人はそれなりにいると思います。男性は特にこのような経験をされている方が多いのではないでしょうか(と経験者は語る・・・)。
写真を撮るだけなら性能はすでに十二分
さて、今回のメインとなるデジタル一眼レフのCANON EOS Kiss X2ですが、最新機種とどのような差があるのか比較してみたのですが純粋に写真を撮るという点については実はそれほど変わりがありません。
基本的にEOS Kissシリーズでは世代が新しくなるにつれ、高速起動>手ぶれ防止>ライブビュー>バリアングルモニタ>動画撮影と進化してきています。EOS Kiss X2では手ぶれ防止、ライブビューという機能までです。
最新の機種では、さらにバリアングルモニタとHD動画撮影機能が追加されています。これらの機能が欲しい人については最新モデルを新品で購入するのがお勧めです。
また、画素数に関しては誤解されている方が多いのですが、画素数=綺麗ではありません。画素数というのはセンサーパネルにどれだけ光を受光するセンサー素子が存在しているのかを表す指標です。
例えば、1200万画素といえば1200万個もの光を感じる素子がセンサーパネルに並んでいて、素子1つが1ピクセルとして保存されます。したがって、同じ面積のセンサーパネルで比較すると画素数が多い方が入ってきた光を小さな点まで精細に取り込めるということになります。
でも、忘れてはいけません、そのセンサーの前には何があるでしょうか?そう、レンズです。
レンズこそが写真の美しさを左右する重要な要素なのです。しかし、どれだけ綺麗かという点においては定量化(数値として表現)しにくいため、売る側としては宣伝に使えず、結果、分かりやすい画素数がデジカメの性能の指標としてもてはやされました。
この結果、「画素数=綺麗」という構図ができたのです。もし、それが本当だとしたら、同じ画素数の携帯電話のカメラとデジタル一眼レフカメラが同じ性能の写りになることになります。だったら、わざわざプロがデジタル一眼レフカメラを抱えて仕事をする理由が説明できませんよね。
さらに、A4サイズでは600万画素程度あれば綺麗に印刷できるのですが、今のデジタルカメラでは倍の1200万画素以上のものがコンパクトデジタルカメラでも出ています。A3サイズで印刷するなら必要かもしれませんが、L版サイズで印刷するなら300万画素でも十分です。
これらの点から、私はデジタル一眼レフカメラについては中古をお勧めします。特にレンズ付きはかなりお得です。
CANON EOS Kiss X2レビュー
ということで、今回購入したCANON EOS Kiss X2のレビューに移りたいと思います。
SDHCカード
キャノンのエントリーモデルについては、このCANON EOS Kiss X2から記録用のメモリカードがコンパクトフラッシュからSDカードへと更新されました。
従来では、無線で写真をパソコンやスマートフォン、タブレットに転送できるEye-Fiカードを使用する関係でSDHCカードをアダプターでコンパクトフラッシュにわざわざ変換して使っていましたが、CANON EOS Kiss X2ではSDHCをネイティブでサポートしていますし、これにより変換アダプタを仲介しないぶん転送速度も向上しEye-Fiカード本来の性能が発揮されます。
また、Eye-Fiカードのサポート対象機種にCANON EOS Kiss X2が含まれているため安心して使用することができます。
小型で取り回しがよい
ボディは小さくなり、まるでネオ一眼レフのような小ささです。手にすっぽりと収まるのでホールド製も悪くなく持ち運びもしやすくなっています。
ボディは小型化した分重量も軽くなっているので、小型化と相まって取り回しが良く手軽に出して使えるようになりました。
もっと見た目にインパクトが欲しいとか、手のひらが大きくホールド性がいまいち足りないと感じるひとはバッテリーグリップを追加するとホールド性も上がりますし、見た目は上位機種のようなインパクトに近づきます。
このバッテリーグリップですがメーカー純正であるBG-E5以外にもCANON EOS Kiss X2/X3/F の対応バッテリー グリップ のようなサードパーティー品も販売されているようです。
ダブルズームレンズキットは手ぶれ防止機能付き
今回は、レンズが2つついたダブルズームレンズキットを購入したので、最初からCanon純正レンズが2本もついてきました。
しかも、手ぶれ防止機能であるIMAGE STABILIZER搭載レンズのため、4段分のシャッター速度を補い手ぶれを抑制してくれます。
純正の望遠レンズは暗いので手ぶれ補正はかなり役に立ちます。実際、物撮りで使用するといつも使うコンパクデジタルカメラと比べF値が大きく暗いため、同じ感覚で使うとシャッター速度は遅くなり手ぶれしがちですが、手ぶれ補正のおかげでISO感度を上げてザラザラした写真ができることもなく、また光源を追加する必要がないのはかなり助っています。
大きな3.0インチ液晶
液晶は3.0インチです。初期のころのデジタル一眼レフカメラの液晶サイズからするとかなりの大型化でピントや手ぶれの確認はしやすくなっています。また、ファインダーを覗いていないときは液晶にステータスが大きく表示されているので、絞りやシャッター速度などがファインダーを覗かずに確認ができます。
現在の最新機種も3.0インチのため液晶についてはサイズは同じです。ただし、ドットの数が違うので細部の表現は最新機種に軍配があがります。
いまいちなダイアル
気にくわない部分としてはダイアルが一つという点です。シャッター速度と絞りをこの一つのダイアルで操作するのですが、操作性はやはりダイアルが複数あるモデルと比べると劣ります。
連射はそれなり
連射ついては物撮りにしか使わないのでそれほど気にはしていませんが、1秒間に3.5枚連射が可能で、JPEGなら最大53枚まで連射が可能です。だたし、SDカードの性能に左右されるため高速なSDカードを使う必要があります。
音はメカニカルというよりエレクトリカル
一眼レフといえばシャッターを切ったときに聞こえる音も忘れてはいけません。機械的なカシャッという音を期待していたのですが、シャッター音は残念ながら電子的なキュィといった音になっています。
ファインダーをのぞかなくてもいいライブビュー
驚いたのはライブビュー機能が搭載されていることです。この手の機能は元々コンパクトデジタルカメラの機能ですが、デジタル一眼レフでこの機能が使えるとは思いませんでした。
一眼レフではファインダーを覗く派なのであまり使っていませんが、ローアングル時やマクロの撮影時には重宝する機能です。
起動が速い(個人的にだが・・・)
初代EOS Kiss Digitalを使った人なら誰でも知っている起動速度の遅さですが、あの件があったのでEOS Kiss Digitalは次のモデルから瞬間起動でスイッチを入れてすぐに使えるようになりました。
他の機種からすれば当たり前のことですが、初代EOS Kiss Digitalを使っていたという点で個人的に評価しているところです。
ちなみに、CANON EOS Kiss X2の購入はカメラのキタムラにて4万円弱で購入してきました。
カメラのキタムラは中古カメラが多いうえ、中古カメラの購入は店舗へ取り寄せ実機を確認して(メモリーカードを持っていけば撮影も可能)から購入することが可能です。
もちろん、気に入らなかったらその場でキャンセルが可能で、キャンセル料も要りませんので納得のいく中古カメラを購入することができます。
一緒に買っておきたいあれこれ
あると安心の互換バッテリー
ブログで使う関係上バッテリーが切れるとそこで作業中断せざるを得ないわけですが、純正のバッテリーは高いのでいつもの互換バッテリーのお世話になっています。
この手のものはROWAがかなり人気で、今回もROWA・JAPANから購入してきました。なんと2個で送料込みで約1200円です。
価格的に大丈夫か?といいたくなるかも知れませんが、日本製より劣るTAIWANセルを使用することによりコストを抑えているため性能は劣るものの問題なく使用できます。
しかし、性能が劣るとはいえ過去の検証では購入時比で1割あるのでは?という結果でした。
レンズ内への光の飛び込みを防止するレンズフード
光がレンズ内に飛び込みコントラストが低下するのを防ぐためにレンズフードを活用しています。
特に、ぶつ取りの場合光源が低い位置にある場合が多く、撮影的には光が飛び込みやすく、レンズフードがないと撮影の自由度が落ちるため必須アイテムです。
キットレンズのレンズフードは円筒形のため広角レンズは問題ないのですが、望遠レンズの場合はフードが深く手が当たるのでPLフィルターを使用する際に使いにくいという問題があります。
物取りするならリモコン
手ぶれの原因は実はシャッターを押す力により発生することがあります。また押した力でボディが傾き撮影した写真が傾いた写真になることもあります。特にマクロ撮影時はこの影響がはっきりとできます。
こういうときはリモコンです。ワイヤレスタイプとワイヤードタイプの2種類計3モデルが出ていますが、物取りメインで使用するためワイヤードタイプのRS-60E3を購入してきました。
マグニファイアー
被写界深度が浅い場合ファインダーでピントを確認するのは結構難しい作業です。そんなときはマグニファイヤーで拡大すれば、ピントが何処にきているのか確認することが可能です。
さらに、眼鏡をかけている場合標準のアイピースだと液晶に眼鏡が接触してファインダーがのぞきにくいのですが、マグニファイヤーを取り付けると隙間ができてファインダーがのぞけるようになります。
今回は、D70につけていたDK-21Mと新しく買ってきたME-1とで比較してみたのですが、ファインダーを覗いたときの蹴られは変わりがなかったのですが、裸眼で覗いたときにME-1の方が視度調整ダイヤルマイナス側数段分強く、裸眼でもしっかりと見えるのでME-1を使用しています。
近眼ならME-1をお勧めします(私は裸眼視力0.2ぐらいです)。
一本目のレンズはEF50mm F1.8 IIで
他にもいいレンズは無いのかとレンズを物色する前に一本目は黙ってEF50mm F1.8 IIです。
人気のあるレンズですが、やはり一眼レフ特有の背景のボケを簡単に出せるので人気のようです。
単焦点レンズのためズームレンズと比べると画質がいいのもうれしいところで、それでいて1万円でおつりが来るわけですから人気にならないわけがないレンズです。
背景がぼけると、このようにピントがあった対象が浮き出て強調されます。また、背景が汚い場合もボカして撮影することにより綺麗に処理することが可能です。
撮影サンプル
購入後ブログの写真撮影用に使用していますが、やはりコンパクトデジタルカメラと比べものにならない表現力に思わずににやけてしまうほどです。
そして、大好きなCanon特有の記憶色はやっぱり見ていてシックリきます。ああ、帰ってきたんだなぁと、しみじみ感じます。
小型化して使いやすくなった分積極的にブログの写真撮影用に活用していきます。
私がデジタル一眼レフの中古を狙う理由はいくつかありますが、一番の理由は美品レベルの商品がゴロゴロしているということです。
美品中古が山ほどある
コンパクトデジタルカメラと比べ、持ち運びにくくかさばるデジタル一眼レフは買ったものの利便性が悪く、次第に使う機会が減っていき、最後は中古市場へ流れていきます。
一般の人がデジタル一眼レフを使うシーンは運動会や旅行などのイベントですから、出番は少なく、シャッターを切る機会もそれほど多くないため、外観は美しくシャッターを切った回数が少ないものが中古市場には山ほどあります。
実際に中古で購入したD70では6000回以下、今回購入したEOS Kiss X2では5000回以下のシャッター回数と殆ど使用されていない上物でした。
このように、市場に新古品のような質の良いデジタル一眼レフが出回る理由はもう一つあります。
それは、機材のレベルが上がったからといって自身の腕が上がるわけではないということです。確かに、デジタル一眼レフはコンパクトデジタルカメラに比べ、背景のボケやシャープなピントという表現が簡単にでき綺麗に撮れますが、記録写真のような味気ない写真も作れることも忘れてはいけません。
デジタル一眼レフに限らず、機材を買えば腕が上がると思い込んだものの、実際に購入したら使い切れなかったという苦い思いをした人はそれなりにいると思います。男性は特にこのような経験をされている方が多いのではないでしょうか(と経験者は語る・・・)。
写真を撮るだけなら性能はすでに十二分
さて、今回のメインとなるデジタル一眼レフのCANON EOS Kiss X2ですが、最新機種とどのような差があるのか比較してみたのですが純粋に写真を撮るという点については実はそれほど変わりがありません。
基本的にEOS Kissシリーズでは世代が新しくなるにつれ、高速起動>手ぶれ防止>ライブビュー>バリアングルモニタ>動画撮影と進化してきています。EOS Kiss X2では手ぶれ防止、ライブビューという機能までです。
最新の機種では、さらにバリアングルモニタとHD動画撮影機能が追加されています。これらの機能が欲しい人については最新モデルを新品で購入するのがお勧めです。
また、画素数に関しては誤解されている方が多いのですが、画素数=綺麗ではありません。画素数というのはセンサーパネルにどれだけ光を受光するセンサー素子が存在しているのかを表す指標です。
例えば、1200万画素といえば1200万個もの光を感じる素子がセンサーパネルに並んでいて、素子1つが1ピクセルとして保存されます。したがって、同じ面積のセンサーパネルで比較すると画素数が多い方が入ってきた光を小さな点まで精細に取り込めるということになります。
でも、忘れてはいけません、そのセンサーの前には何があるでしょうか?そう、レンズです。
レンズこそが写真の美しさを左右する重要な要素なのです。しかし、どれだけ綺麗かという点においては定量化(数値として表現)しにくいため、売る側としては宣伝に使えず、結果、分かりやすい画素数がデジカメの性能の指標としてもてはやされました。
この結果、「画素数=綺麗」という構図ができたのです。もし、それが本当だとしたら、同じ画素数の携帯電話のカメラとデジタル一眼レフカメラが同じ性能の写りになることになります。だったら、わざわざプロがデジタル一眼レフカメラを抱えて仕事をする理由が説明できませんよね。
さらに、A4サイズでは600万画素程度あれば綺麗に印刷できるのですが、今のデジタルカメラでは倍の1200万画素以上のものがコンパクトデジタルカメラでも出ています。A3サイズで印刷するなら必要かもしれませんが、L版サイズで印刷するなら300万画素でも十分です。
これらの点から、私はデジタル一眼レフカメラについては中古をお勧めします。特にレンズ付きはかなりお得です。
CANON EOS Kiss X2レビュー
ということで、今回購入したCANON EOS Kiss X2のレビューに移りたいと思います。
SDHCカード
キャノンのエントリーモデルについては、このCANON EOS Kiss X2から記録用のメモリカードがコンパクトフラッシュからSDカードへと更新されました。
従来では、無線で写真をパソコンやスマートフォン、タブレットに転送できるEye-Fiカードを使用する関係でSDHCカードをアダプターでコンパクトフラッシュにわざわざ変換して使っていましたが、CANON EOS Kiss X2ではSDHCをネイティブでサポートしていますし、これにより変換アダプタを仲介しないぶん転送速度も向上しEye-Fiカード本来の性能が発揮されます。
また、Eye-Fiカードのサポート対象機種にCANON EOS Kiss X2が含まれているため安心して使用することができます。
小型で取り回しがよい
ボディは小さくなり、まるでネオ一眼レフのような小ささです。手にすっぽりと収まるのでホールド製も悪くなく持ち運びもしやすくなっています。
ボディは小型化した分重量も軽くなっているので、小型化と相まって取り回しが良く手軽に出して使えるようになりました。
もっと見た目にインパクトが欲しいとか、手のひらが大きくホールド性がいまいち足りないと感じるひとはバッテリーグリップを追加するとホールド性も上がりますし、見た目は上位機種のようなインパクトに近づきます。
このバッテリーグリップですがメーカー純正であるBG-E5以外にもCANON EOS Kiss X2/X3/F の対応バッテリー グリップ のようなサードパーティー品も販売されているようです。
ダブルズームレンズキットは手ぶれ防止機能付き
今回は、レンズが2つついたダブルズームレンズキットを購入したので、最初からCanon純正レンズが2本もついてきました。
しかも、手ぶれ防止機能であるIMAGE STABILIZER搭載レンズのため、4段分のシャッター速度を補い手ぶれを抑制してくれます。
純正の望遠レンズは暗いので手ぶれ補正はかなり役に立ちます。実際、物撮りで使用するといつも使うコンパクデジタルカメラと比べF値が大きく暗いため、同じ感覚で使うとシャッター速度は遅くなり手ぶれしがちですが、手ぶれ補正のおかげでISO感度を上げてザラザラした写真ができることもなく、また光源を追加する必要がないのはかなり助っています。
大きな3.0インチ液晶
液晶は3.0インチです。初期のころのデジタル一眼レフカメラの液晶サイズからするとかなりの大型化でピントや手ぶれの確認はしやすくなっています。また、ファインダーを覗いていないときは液晶にステータスが大きく表示されているので、絞りやシャッター速度などがファインダーを覗かずに確認ができます。
現在の最新機種も3.0インチのため液晶についてはサイズは同じです。ただし、ドットの数が違うので細部の表現は最新機種に軍配があがります。
いまいちなダイアル
気にくわない部分としてはダイアルが一つという点です。シャッター速度と絞りをこの一つのダイアルで操作するのですが、操作性はやはりダイアルが複数あるモデルと比べると劣ります。
連射はそれなり
連射ついては物撮りにしか使わないのでそれほど気にはしていませんが、1秒間に3.5枚連射が可能で、JPEGなら最大53枚まで連射が可能です。だたし、SDカードの性能に左右されるため高速なSDカードを使う必要があります。
音はメカニカルというよりエレクトリカル
一眼レフといえばシャッターを切ったときに聞こえる音も忘れてはいけません。機械的なカシャッという音を期待していたのですが、シャッター音は残念ながら電子的なキュィといった音になっています。
ファインダーをのぞかなくてもいいライブビュー
驚いたのはライブビュー機能が搭載されていることです。この手の機能は元々コンパクトデジタルカメラの機能ですが、デジタル一眼レフでこの機能が使えるとは思いませんでした。
一眼レフではファインダーを覗く派なのであまり使っていませんが、ローアングル時やマクロの撮影時には重宝する機能です。
起動が速い(個人的にだが・・・)
初代EOS Kiss Digitalを使った人なら誰でも知っている起動速度の遅さですが、あの件があったのでEOS Kiss Digitalは次のモデルから瞬間起動でスイッチを入れてすぐに使えるようになりました。
他の機種からすれば当たり前のことですが、初代EOS Kiss Digitalを使っていたという点で個人的に評価しているところです。
ちなみに、CANON EOS Kiss X2の購入はカメラのキタムラにて4万円弱で購入してきました。
カメラのキタムラは中古カメラが多いうえ、中古カメラの購入は店舗へ取り寄せ実機を確認して(メモリーカードを持っていけば撮影も可能)から購入することが可能です。
もちろん、気に入らなかったらその場でキャンセルが可能で、キャンセル料も要りませんので納得のいく中古カメラを購入することができます。
一緒に買っておきたいあれこれ
あると安心の互換バッテリー
ブログで使う関係上バッテリーが切れるとそこで作業中断せざるを得ないわけですが、純正のバッテリーは高いのでいつもの互換バッテリーのお世話になっています。
この手のものはROWAがかなり人気で、今回もROWA・JAPANから購入してきました。なんと2個で送料込みで約1200円です。
価格的に大丈夫か?といいたくなるかも知れませんが、日本製より劣るTAIWANセルを使用することによりコストを抑えているため性能は劣るものの問題なく使用できます。
しかし、性能が劣るとはいえ過去の検証では購入時比で1割あるのでは?という結果でした。
レンズ内への光の飛び込みを防止するレンズフード
光がレンズ内に飛び込みコントラストが低下するのを防ぐためにレンズフードを活用しています。
特に、ぶつ取りの場合光源が低い位置にある場合が多く、撮影的には光が飛び込みやすく、レンズフードがないと撮影の自由度が落ちるため必須アイテムです。
キットレンズのレンズフードは円筒形のため広角レンズは問題ないのですが、望遠レンズの場合はフードが深く手が当たるのでPLフィルターを使用する際に使いにくいという問題があります。
物取りするならリモコン
手ぶれの原因は実はシャッターを押す力により発生することがあります。また押した力でボディが傾き撮影した写真が傾いた写真になることもあります。特にマクロ撮影時はこの影響がはっきりとできます。
こういうときはリモコンです。ワイヤレスタイプとワイヤードタイプの2種類計3モデルが出ていますが、物取りメインで使用するためワイヤードタイプのRS-60E3を購入してきました。
マグニファイアー
被写界深度が浅い場合ファインダーでピントを確認するのは結構難しい作業です。そんなときはマグニファイヤーで拡大すれば、ピントが何処にきているのか確認することが可能です。
さらに、眼鏡をかけている場合標準のアイピースだと液晶に眼鏡が接触してファインダーがのぞきにくいのですが、マグニファイヤーを取り付けると隙間ができてファインダーがのぞけるようになります。
今回は、D70につけていたDK-21Mと新しく買ってきたME-1とで比較してみたのですが、ファインダーを覗いたときの蹴られは変わりがなかったのですが、裸眼で覗いたときにME-1の方が視度調整ダイヤルマイナス側数段分強く、裸眼でもしっかりと見えるのでME-1を使用しています。
近眼ならME-1をお勧めします(私は裸眼視力0.2ぐらいです)。
一本目のレンズはEF50mm F1.8 IIで
他にもいいレンズは無いのかとレンズを物色する前に一本目は黙ってEF50mm F1.8 IIです。
人気のあるレンズですが、やはり一眼レフ特有の背景のボケを簡単に出せるので人気のようです。
単焦点レンズのためズームレンズと比べると画質がいいのもうれしいところで、それでいて1万円でおつりが来るわけですから人気にならないわけがないレンズです。
背景がぼけると、このようにピントがあった対象が浮き出て強調されます。また、背景が汚い場合もボカして撮影することにより綺麗に処理することが可能です。
撮影サンプル
購入後ブログの写真撮影用に使用していますが、やはりコンパクトデジタルカメラと比べものにならない表現力に思わずににやけてしまうほどです。
そして、大好きなCanon特有の記憶色はやっぱり見ていてシックリきます。ああ、帰ってきたんだなぁと、しみじみ感じます。
小型化して使いやすくなった分積極的にブログの写真撮影用に活用していきます。
コメント
このページを見てx2中古を衝動買いしました。
リモコンなんですがrc-6というワイヤレスを推奨されなかったのは何か理由があるのでしょうか?
教えて下さい。
初心者です。
ワイヤードのRS-60E3はカメラの角度がどうであれボタンを押せばシャッターが切れます。ワイヤレスリモコンのRC-6は赤外線のためセンサーに対して赤外線が照射される角度でないとシャッターが切れません。そのセンサーがレンズ側にあるため背面からリモコンでシャッターを切ることができないのです。
ファインダーを頻繁に覗く物撮りメインの私にとってはこれは致命的なのでワイヤードのRS-60E3を勧めているというわけです。もちろんワイヤレスリモコンにもメリットがあり、記念写真などカメラに向かうシーンではワイヤレスリモコンが活躍します。
スマホdtiで ブログ全体がまだ見れていませんが またわからないことがあれば教えて下さい。<dtiは300kでます>
X2 シグマレンズ付き使用感あり、15000円でてにいれました。
このサイトを見て安心して買いました。
質問の件は大丈夫です。物撮り以外はあまり詳しくありませんが、分る範囲であればすぐにお答えしたいと思います。
祖父が亡くなり、遺産分けでカメラを一式頂いてきました。
このサイトを見ていて興味はあったので
中古市場も安値でしか取引されて無いようで
二束三文で売るよりは使ってあげた方が良いだろうと言う事で引き取ってきました
一眼レフは使ったことが無くコンデジくらい、他に必要そうな物があればアドバイスいただければと思います。
とりあえずメモリーと互換バッテリー、充電器は取り寄せして撮影はできました。
以下出てきた遺品
EOS 40D 1台
Kiss-Fを2台
1台はノーマル品 素子にカビがあり空を撮るとウネウネ写り残念
2台目がIRフィルターを取り除いた夜間撮影用に改造品?ライブビュアMFのみ
※改造時のノートと外した部品もあり、1台改造用に買っていじくったのか。 部品にはIRフィルター、ノイズ除去部品と付箋
EF-S 18-55mm、75-200、150-300mm各2本づつ (中は綺麗)
EF 200-500mm 望遠 2本 (カビ、ゴミ少々あり)
EF 50mm 28mm 各1本 カビ無し、ゴミ少し
FDレンズ多数(カビ、ゴミ多数あり)FD-EFアダプターと思われる物
足が壊れた三脚、腐食して壊れたリモコン
お話頂いた内容についてですが、保存状態が良くないようで、そのまま使うには少々難があると感じます。
EOS 40Dは古い機種ですがセミプロからプロ向けの中堅モデルのため、最新機と比較して機能が劣ることがあっても、写りに関してはまだ通用するものがあると思います。
まずはEOS 40Dをメインで使用することをお勧めします。
Kiss-Fのカビについては、表面のみだけなら素子のクリーニングで除去できる可能性がありますが、根が深いと素子ごと交換の必要があるかも知れません。
一度キャノンのサービスセンター(http://cweb.canon.jp/e-support/repair/list.html)にセンサークリーニング(配送対応、素子クリーニングは千円程度)に出してみて、ダメならサービスセンターで修理の見積もりしてもらう方向がいいかと思います。
もちろん素子交換となるとそれなりの費用がかかります。参考に修理費用のページをどうぞ。http://cweb.canon.jp/cgi-bin/e-support/repair/select/info.cgi?pr=EOSKISSF
Kiss-Fはエントリーモデルですから、修理の費用が高いと感じるのであれば、そのまま保管するか知り合いの方でジャンクでも欲しいと言う方に譲るなりした方が良いと思います。
そのまま使うのであればカビの件があるので、アダプターを使いFDレンズ専用にするといいでしょう。
Kiss-F改造品については私としては何とも言えません。IRフィルターを取り除く改造は、大抵は夜間の天体撮影向けの改造だと思われますが、専門外のため扱いに関しては分かりません。
改造品のためサポートは受けられないと思いますので、天体撮影に使うか、もてあますようでしたらその手の方にお譲りした方が良いかもしれません。
次のコメントに続きます。
レンズのカビ除去はサービスセンターで対応していますが、費用と相談というところでしょうか。お手持ちのEF・EF-Sレンズはエントリーモデルのため、新しく撮影用途に合ったレンズを新調したほうが安上がりだと思います。
FD レンズはEFレンズの前世代レンズですので、アダプターを介して取付けたところでMFのみの使い勝手の悪いレンズにしかなりません。またカビも生えているということで、正常なカメラに取付けるのは避けるべきです。(EFレンズとKiss-Fのカビ汚染原因かもしれません)
FDレンズを使うのであれば、素子にカビの生えているKiss-Fのみにしておくべきでしょう。
三脚、リモコンについては用をなさないのであれば買い換える方向で考えた方が良いと思います。ただし、絶対に必要な物ではないので必要性を感じてからで良いと思います。
あと、全体的に保管状態が良くない場合の症状が見受けられますので、防湿庫やドライボックスに正常なカメラとレンズを入れて保管しておくことを強く推奨します。
※カビが生えた物と一緒に収納しないこと。
長々と書いてしまいましたが、少しでも参考になればと思います。
早速ドライボックス買って40Dなど無事なカメラとレンズを分け、シルカゲル等入れてます。
まずは40Dが使いこなせるように頑張ります。
KissーFなどは
1台目は自分でセンサークリーニングをアルコールで掃除したところで取れました。予備機にします。
2台目はやはり夜空専用品みたいで昼間は赤く映りそのまま使えません。
その他、手作りの木製三脚と部品を組み合わせた品物まで出て来ました、
ハンドルをクルクル回すとカメラ取付部ごとユックリ回転する仕様で
標準器やら水平器、コンパスが取付られているので星関連なのかなーと予測しています。
使い方動かし方が良くわからないで天文写真の詳しい方に聞いてみます。
その他FDとかどうしようもない物はジャンクでヤフーに出すとします。
追加で質問してもよろしいでしょうか
保存方法で除湿庫を買うほどは種類は持っていないのでドライボックス複数で済ませてますが
今現在はドライボックスでシルカゲルのみ入れています。
赤くなったらレンジでチンするタイプ
乾燥のさせすぎも良くは無いとのことで30~40%程度には保っています。
他のサイトで乾燥しててもカビは繁殖するとも書かれていて
防虫剤は臭いが心配で使ってません
この場合、脱酸素剤「エージレス」等でも入れた方が良いでしょうか
カメラを乾燥した状態で保存しても、長い間使わないとカビが繁殖することがあるようです。
適度に使用してやることが良いとはいわれているものの、一度カビが生えたら台無しなので防カビ対策はしておいて損はありません。
HAKUBAからドライボックスや防湿庫の防カビ剤「フレンズ」というものが販売されていますのでそちらを検討してみてはいかがでしょうか。入れておくだけの薬剤で、気化した成分が1年間カビを防ぐという薬剤です。私も防湿庫に入れて使っています。
ちなみにエージレスですが、カビの繁殖に必要な酸素を吸収するので効果はあると思いますが、多くの酸素を吸収できるわけではないので密閉された状態を維持する必要があります。また、中身はホッカイロと変わりありませんので、ホッカイロで代用するという手もあります。
エージレス使用時は無酸素状態にあるか確認するため、エージレスアイ等の酸素検出剤を入れておくと分りやすいとのことです。
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