世の中にはふたつのUSBキーボードがあります、同時押しが6キーまでのキーボードと6キー以上のキーボードです。
今回はUSBキーボードでは数少ない6キー以上を同時認識するゲーミングキーボード、サイドワインダーX4を購入してきましたので早速レビューです。
PCゲーマーでありながらゲーミングキーボードをいまさら購入するのには訳があります、新しくパソコンを更新したのですがレガシーポートであるPS/2端子が搭載されていないのでやむなくUSBキーボードを購入することになりました、が・・・
USBキーボードはPS/2端子と違い全部のキーを同時押しすることはできません、なぜか?それはUSBのHIDドライバの仕様で最大でも6キーまでしか認識できないという制限があるためです。
しかも普通のキーボードではその6キーすら同時認識することができないキーボードが数多く存在します、これではゲーム中にキーが認識できずほかのプレイヤーに遅れをとる原因になります。
さすがにゲーミングキーボードとなると1万円以上するものがごろごろしていますがそこまでキーボードにこだわりはないのでそこそこの価格で同時押し26キー対応のサイドワインダーX4キーボードにしてみました。
実はこの最大26キー同時押しというのはあくまでも「最大」で、実質FPSゲーム中に使うキーを考えると17キー+7キーというほうが正しいかもしれません。
写真を見てもわかるようにエリア別に同時押しできるキーの数が違いWASDキーがあるエリアは同時が17キーとなっているのがわかります。
しかし17キー同時押しであれば指の数のほうが足りませんからまず困るシーンはないと思います。
この同時押しの機能については特に専用のアプリを入れなくとも機能するためすべてのアプリやゲームで最大26キー同時押しを実現で可能です。
普通のUSBキーボードと違い6キー以上を押せるのはキーボードのドライバー周りに違いがあるようでどうやらOS側では複数のHIDキーボードとして認識しているようですのでキーボード切り替え機やKVMスイッチなどでは相性問題が発生することがあるようです。
写真を見てもわかるようにエリア別に同時押しできるキーの数が違いWASDキーがあるエリアは同時が17キーとなっているのがわかります。
しかし17キー同時押しであれば指の数のほうが足りませんからまず困るシーンはないと思います。
この同時押しの機能については特に専用のアプリを入れなくとも機能するためすべてのアプリやゲームで最大26キー同時押しを実現で可能です。
普通のUSBキーボードと違い6キー以上を押せるのはキーボードのドライバー周りに違いがあるようでどうやらOS側では複数のHIDキーボードとして認識しているようですのでキーボード切り替え機やKVMスイッチなどでは相性問題が発生することがあるようです。
内容物はキーボード本体とドライバーCD-ROMです。
ゲーミングキーボードではよくメカニカルキーが採用されていますがサイドワインダーX4キーボードは普通のUSBキーボードで採用されているメンブレンタイプのスイッチを採用しています、そのためメカニカルのような深いストロークや打鍵時に重い感じはせず普通のUSBキーボードを使用しているのと大差がありません。
キーボードのプリセットは3バンク用意されています、使うゲームに応じてキーボードの設定をボタン一つで切り替えることができます、複数のゲームを掛け持ちしてやっている場合には便利です。
またゲームやアプリに応じて自動的にプリセットを切り替えることも可能です、これらの機能は専用アプリケーションと連携して機能するので付属のCD-ROMからアプリをインストールしておいた方がいいでしょう。
ただマクロ機能についてはハードウェアに実装しているのではなくソフトウェア機能なのであまり過度の期待をしない方がいいかもしれません、ゲームやアプリによっては機能しない可能性があります。
Windows 7の環境においてはメディアキーはさまざまなアプリケーションで使えます、Winamp、iTune、MediaPlayerではキーボートと連携して再生停止やボリュームを手元でコントロールすることができます。
もちろんプレイヤーさえ立ち上がっていればバックグランドで再生していても反応するのでWebやメールをみながらでもコントロールが可能です。

ボリュームについてはアプリ固有のボリューム制御ではなくOS側のボリュームを全部下げるという制御となっています、環境や使い方によっては困ることが出てくるかもしれません。
滑り止め加工の施してあるパームレストは固定型で取り外しは不可能です、コレは賛否両論でしょう、少なくとも私はパームレスト無し派だったので最初は違和感を感じました。
ゲーム中に問題となるのがWindowsキーです、間違ってさわるとスタートメニューが表示されゲームが落ちたりとゲームをする上では邪魔なキーですが専用のアプリで設定してやれば機能しないように制御することができます。
裏面
チルトスタンドはハードな局面でもしっかりと支えてくれる大型のサイズのものが採用されています、チルトスタンドの先には滑りどめ加工はありませんがパームレストに荷重がかかるとそこでしっかりとキーボードを支えるので激しい局面が多いFPSの最中でもキーボードが動くことはありませんでした。
チルト角度は固定式となっています。

キーの文字はアンバーレッドに光ります、眩しいこともなく邪魔にはなりませんし気になるようだったら3段階の光量調整が可能です、もちろん消灯することもできます。

専用のアプリではバンク別のキーの設定が可能です、もちろんWindowsキーも無効にすることが可能です。
プログラム連携で自動的に切り替えるモードも用意されています。

キーにはコマンドやショットーカットキーとして、またマクロも割り当てることができます。
マクロはエディターで作成と編集が可能です。
使用感
なんといってもパームレストに違和感を感じました、普段パームレストは使っていないのでやはりあると無いとでは大違いです、キーのポジションやピッチは安物のUSBキーボードとほぼ同じなのですが何故か打ち間違えることが多く慣れないうちはキー一つ分左のキーを押している状態で文章を書くのに難儀をする始末です、これもパームレストがあるからでしょうか、慣れてくればキーポジションも修正が効き普通にタイピングすることができるようになりました。
キーのタッチ感は普通のキーボート同じ感触ですがわずかに強めに押さないと反応しないためふにゃふにゃした感触はあまりありません、さすがにメカニカルキーボードのガシャガシャした感触ほどではありません。
メディアキーはすごい便利でブログを書きながらWinampを制御することができるのは快適です、マクロキーについてはゲームよりも表計算や文章編集、Webデザイン時に特定のタグや操作を割り当てておけば便利なのでゲーム以外でも活躍の場はあります。
まとめ
キータッチ感やマクロがおまけ的な部分はもの足りな部分があるのですがゲーミングキーボードの入門用にはおすすめできるキーボードです。
価格も5千円程度と安いので試しに買ってみるというのはありかもしれません、それでしっくりくるなら使い続ければいいでしょうし、物足りなければさらに上のクラスへ進んで極めるのもよしでしょう。
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