JX-FX100B

Mini-ITX規格がこの世界に誕生してもうすぐ10年になります、VIA社が規格してIntelがその名を広めたMini-ITXは今日では本来の組み込み型PCという業務用途だけでなくホームサーバーやリビングパソコンなどのパーソナルな用途に活用されています。

発売当初はやはりケースも数少なく高価のものが多かったMini-ITXですが今では価格も落ち着きました、そんなMini-ITX対応ケース安価なモデルJX-FX100Bを買ってきました。
JX-FX100BにしたのはPCを1台組んでくれという依頼からで小型・省電力・低価格というコンセプトに合わせるとMini-ITXはまさにベストチョイスというわけです。
ということで低予算のコンセプトでケースにあまり予算を割り当てたくないためMini-ITX対応ケースで低価格帯に位置するJX-FX100Bを購入しました。

それではJX-FX100Bの構成を見ていきましょう。

JX-FX100Bフロント

JX-FX100Bはキューブタイプのため余裕があり5インチ光学ドライブを取り付けることができます。
フロントにはUSB2.0ポート×2・ヘッドホン端子・マイク端子・電源スイッチ・電源とHDDのLEDが用意されています。

JX-FX100Bサイド

サイドはパンチングメッシュで吸気できるようにしてありますがこれが逆に困る場合もあります、ケースが小さい故にエアフローが確保できないのを想定しているのかMini-ITXのCPUファンは高速回転型の物が多くパンチングメッシュからファンの作動音が外に漏れ出します。
とはいえJX-FX100Bは空間に余裕があるためエアフローに困ることはありません、CPUの温度をモニターしながらファンコントローラーで回転数を落としてしまえば音も気になりません。

JX-FX100Bリア

リアはケースファンの排気口・電源コード用のソケット・リアIO・PCI兼PCI Expressブラケットが用意されています。
マザーボードによってはPCI Express x16スロットが用意されていますのでグラフィックボードを使用することができます、ケース長の制限や電源や発熱の問題から高性能なグラフィックボードは使えませんがファンレスモデルや低電力のモデルなら使用することができます、マルチモニタで運用したい場合にはもってこいですね。

JX-FX100BとIS03

ケースサイズ比較にIS03を置いてみました、JX-FX100Bの大きさが分かると思います。

JX-FX100B内部上から

ケース内部構造です、左側の最下層にある箱が電源となります、その上にHDD用の3.5インチシャドウベイ、さらにその上に光学ドライブ用の5インチベイがあるためフロントからの吸気は期待できません、またケースファンはリアの8cmケースファンのみとなるためJX-FX100Bのエアフロー設計はサイド吸気リア排気となります。

フロントマスクを外してみた

フロントのマスクを取り外してみましたがメッシュで吸気できるようにしてあるもののその先は電源とHDDがあるので行き止まりです、ケースファンを付ける余裕はありそうですが吸気した空気が行く先がありません。

クリアランス

HDDを装着した際のクリアランスはおよそ75mmです(定規のメモリは端から始まっていないためそのスペース分-5mm)、これはケース底からの高さですからネジ台座分を考慮すれば70mm程度となります。
CPUクーラーやチップセットのクーラーを交換する際は要注意です。

ドライバーが垂直に入らない

マザーボードを留めるネジについは設計的に問題があり、フレームにドライバーが接触して垂直に入らないようになっています、しっかり留めるならL字のソケットドライバーがショートタイプのドライバーが必要です。
JX-FX100Bケーブル電源LED・電源スイッチ・HDDLEDJX-FX100Bケーブル3Pinケースファン
JX-FX100Bケーブル CPU12V
JX-FX100Bケーブル ペリフェラル4Pin
JX-FX100Bケーブル SATA電源
JX-FX100Bケーブル USBフロントオーディオIO

JX-FX100Bケーブル 24PinATX電源ケーブル

JX-FX100Bのケーブルは電源スイッチ・電源LED・HDD LED・3Pinケースファン・CPU12V・ペリフェラル4Pin×2・SATAケーブル×2個・フロントUSB・フロントオーディオ端子・24Pinセパレート式ATX電源ケーブルとなっています。

JX-FX100B電源容量

Mini-ITXケースの電源は大抵省電力マザーボードを想定しているためそれほど高出力なものは積まれていません、JX-FX100Bも例に漏れずMAX150Wの出力しか持ち合わせていません。
ですからデスクトップ用のCPUを使用するMini-ITXマザーボードを使用する場合はお勧めできません、JX-FX100BはIntelのAtom・VIAのNano・AMDのFusion APUを採用した省電力CPU向けのケースとなっています。

触った感じですが作りは価格なりといったところでフレームやプレートはペラペラです、ガッシリと剛性のあるケースが欲しい場合にはお勧めできませんが価格を重視するなら選択肢としてありだと思います。
今後予定通りJX-FX100BにSAPPHIRE IPC-E350M1を搭載して組み上げる予定ですのでご期待あれ。