Eye-Fiのダイレクトモードが18日に公開されてアップデートが始まりました、しかしながら現在は障害により通常の方法ではアップデートができない状態となっています。
一度アカウントからEye-Fiカードの登録を抹消して再登録すればファームアップデートが成功してダイレクトモードが使えるようになります。
※4月19日追記:既存ユーザーがアップデートができない不具合は解消したようです。
それでは早速iPadとShutterSnitchで本家アプリより一足お先にダイレクトモードのレビューしていきます。

Eye-Fi Centerを立ち上げるとEye-Fi Centerのアップデートを促されますのでアップデートをします、右のDownload&Install Nowをクリックしてアップデートして下さい。
バージョンアップするとカードの設定画面に新しくダイレクトモードの項目が出てきます。
この状態ではまだ使えません、Eye-Fiカードのファームウェアを更新する必要があります。
しかしここで問題が発生です、今までEye-Fiカードを使用している人はこの画面でファームウェアがアップデートできずに詰まります。
この不具合は現在対応待ちとなっていますがEye-Fiカードの登録を抹消して再登録するとファームウェアがアップデートでき、ダイレクトモードが使えるようになるようです。
※4月19日追記:既存ユーザーがアップデートができない不具合は解消したようです。

Eye-FiカードをEye-Fi専用にカードリーダに挿してパソコンに接続した状態でEyeFi Centerを立ち上げカードを右クリックすると出てくる「Eye-Fi Cardを削除する」でEye-Fiカードの登録を抹消することができます、カードに登録した情報が削除され再度設定しないといけません。
私は勘違いしてアカウントを消して再登録をしましたがこちらでもファームアップデートが可能となりました、この場合はアクセスポイント等の情報はカードに残っていました。
どちらにせよ登録している情報が消えるので注意が必要です、オンラインサービスを使用している人は特に注意が必要です、再登録までEye-Fiカードの機能は使えないのでその点にも注意です。
再登録するとファームウェアのアップロードが可能となります。
ファームウェアアップロードが終わるとダイレクトモードが使用できるようになります。
このダイレクトモードはEye-Fiカードが無線LAN(WI-Fi)の親機となりカードにスマートフォンやタブレットをWi-Fiで接続して使うモードです、まさかこんなに小さいEye-Fiカードが親機になるとは思いませんでしたね。
設定は簡単です「ダイレクトモードを有効」にするにチェックを入れて「今すぐダイレクトモードを起動する」をクリックしてダイレクトモード(親機状態)を起動します。
Eye-Fiカードを取り外してデジタルカメラに取り付けデジタルカメラの電源を入れます、接続先のパソコンの無線LAN(Wi-Fi)の接続先がEye-Fi Card XXXXXXになっているのを確認してそのパソコンでEye-Fi Center(もちろん設定済みの)を起動しシャッターを切って下さい、うまくいけば転送が始まるようです。
ノートパソコンがないのでデスクトップパソコンにUSBの無線LAN(Wi-Fi)子機を付けて試して見ましたが私の環境ではどうもうまくいきませんでした、Eye-Fiカードに接続しているのは確かなのですがシャッターをいくら切っても転送が始まりませんでした。
※どうも無線LANの子機が悪かったようです、WLI-UC-GNからWLI-U2-KG54Lに変えて試してみたら問題なく動作しました。
この前にアップデートしてダイレクトモードに対応していた記載があった気がしたShutterSnitch(値段あがってる・・・)のことを思い出しましたので物は試しとiPadとShutterSnitchでダイレクトモードを試してみました。
まずはカードの設定をShutterSnitchでiPadに設定するように切り替えます(切り替えにはインターネット環境必須)。
念のためパソコンのEye-Fi Centerは落としておいたほうがいいかもしれません。
次にEye-Fiカードを入れたデジタルカメラを起動してシャッターを切ります、暫くするとEye-Fiカードがアクセスポイントとして表示されますので接続先をEye-Fiカードに設定します。
※ダイレクトモードは転送するファイルがないと起動しないためシャッターを切る必要があります。
※アクセスポイントに接続できる状態だと通常の転送モードで接続してしまいますのでその際はEye-Fiカードからアクセスポイントの情報を消去すると使用できます。
コレクションを作るか既存のコレクションに入って転送待ち状態になったらシャッターを切ります、するといつものように転送が始まります。
最初転送が始まったときに何の問題もなくサクサクと処理され当たり前に処理する様子に驚きました、サードパーティーのアプリなのにShutterSnitch恐るべし・・・
転送速度は無線LAN(Wi-Fi)ルーターを経由する時よりもかなり早いです、iPadとCanon IXY Digital 20IS(カードはEye-FI Pro X2)の組み合わせで使用しましたが、iPadのとなりにデジタルカメを置いて撮影してみたところ5秒程度で転送が終わりました、ファイルのサイズは約3MB中ぐらいです。
まとめ
ダイレクトモードをサラッと使ってみましたが転送が早くていい感じです、ShutterSnitchだとEye-Fiカードの切り替え時にインターネット環境が必要なので結局外出時にはモバイルルーターが必要になるような気もしますが常時必要じゃない分使い勝手が良くなります、事前に家で切り替えておいたりホットスポットで切り替えという手もありますしね。
しかし本家のアプリより先にダイレクトモードがShutterSnitchで使えるのはどうかと思いますね、ダイレクトモードに合わせ本家アプリも同時リリースするかと思いきやまだ先になるそうです、カードにダイレクトモード機能がついていても使えないというのは生殺しでちょっとねぇ・・・
ということでEye-Fiさん頑張ってくださいな、ShutterSnitchとは違う本家アプリの本気を期待して待っていますよ!
Android版アプリは歪み無い出来でした!IS03で使用してみましたので興味がある方はどうぞ。
Android版Eye-FiアプリをIS03にインストールしてダイレクトモードを使ってみました!
Eye-FiJapan:ダイレクトモード対応のアプリに関して
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