2 OS inside

IS03に待望のAndroid2.2が搭載されました、Laineemaでは早速メジャーアップデートを実行してそれまでの手順をスクリーンショットを交え公開していますが今回はAndroid2.2になったIS03は何が違うのか?ということでAndroid2.2になったIS03をレビューしていきたいと思います。
まずは今回のリリース情報ですが以下のようになっています。

■リリース情報(アップデートの内容)
Android 2.1→2.2へバージョンアップ

Android 2.1から2.2へバージョンアップにより、以下の機能が追加・搭載されています。

・Flash 10.1に対応しました
・JITコンパイラが利用可能になりました
・JavaScriptの処理系がV8エンジンとなりました
・C2DM(Cloud to Device Messaging)機能が搭載されました
・マイクロソフト社のExchangeのサポート範囲を拡充しました
・アプリのエラーレポート機能が搭載されました
・起動中アプリ一覧画面に「すべて終了」ボタンが追加されました
・アプリの自動更新・一括更新が可能になりました
・音声による文字入力が可能になりました
・赤外線送受信アプリになり、受信と送信が同じアプリでできるようになりました
・アプリケーション画面で「検索」、「ニュースと天気」が選べるようになりました
・microSD(TM)カードへのアプリ保存が可能になりました
・ロック解除画面のデザインを変更しました
・リダイヤル・着信履歴画面の詳細画面から発信し、通話を終了させるとリダイヤル・着信履歴の一覧画面に戻るようになりました
・「設定」の「サウンド&画面設定」が「サウンド設定」と「画面設定」になり、よりわかりやすくなりました
・お知らせ/ステータスパネルで「Wi-Fi」、「Bluetooth」、「GPS」、「自動同期」、「画面の明るさ」、「自動画面回転」の設定ができるようになりました
・電話帳・プロフィールにあるメールアドレスおよびチャットアドレスの複数行表示に対応しました
・半角英字入力で自動スペース入力の設定ができるようになりました
・縦画面のキーボード画面で大きいサイズの文字入力キーの選択が可能になりました
・ステータスバーに表示されるアイコンのデザインを変更しました
・画面の背景を変更しました(「アプリケーション画面」、「設定」、「赤外線送受信」、「ブラウザ」のブックマークなど)

今回は特に変更となって気になるであろう点をピックアップしてみました。

Flash 10.1

Flashプレイヤーが使える!

Android2.2の機能でおそらく多くの人が待望していた機能ではないでしょうか、OSのアップデートでFlash 10.1がサポートされます、さらにAndroidマーケットでは最新のFlash Player 10.2がダウンロードできるようになります。

ブラウザでニコニコ動画が見られるように

前回の記事でも少しだけ紹介をしましたが試しにニコニコ動画をブラウザから見てみましたが確かにブラウザから動画を見ることができました。

ただし動画がモバイルに最適化されていないという旨のメッセージが表示され動画は少しカクくものがあります、PCと比べスマートフォンは処理能力が低いのと動画を再生する環境としてはごり押し処理のFlashですから高ビットレートの動画は要注意です。

デュアルコアのCPUであればもっとスムーズに再生されるかもしれませんね(デュアルコアになると理論的には70%増しの能力となるらしい)。

Flashで今まで見れなかったサイトの閲覧が可能

大手のWEBサイトではFlashを盛大に使うことが多いのでその手のサイトをよく見る人にはFlashのサポートは救いの手となるのではないでしょうか。

iPadでは表示されない

試しに愛車のコペンの公式サイトへ行ってみましたがIS03ではしっかりとブラウザ上に画像やメニューが表示されました、FlashをサポートしないiPadで同じページを開いてみましたがこの画面から進むことができません。

Flashゲームも可能

PCでは気軽に楽しめるゲームとしてブラウザゲームというジャンルがありますがそのブラウザゲームで使われていることが多いのがFlashです。

今回のFlashサポートによりJAVAだけではなくFlashで作成されたゲームもプレイ可能となりました。

モバイル向けに作成されていないので操作などに問題があることがありますが今後スマートフォンに最適化されたブラウザゲームが数多く作成されていくことと思います。

Flashはフルスクリーンにもできる

Flashはフルスクリーンにすることができます、ゲーム時はフルスクリーンで操作した方がしっかりと操作できます。

FlashゲームでもIS03の処理能力の限界で処理がカクついたりしていました、Flashがサポートされた反面IS03の処理能力の限界を感じるようになりました。

起動中のアプリケーションをまとめて終了(シャープオリジナル機能)

すべて終了ボタン搭載


今まではひとつづつ終了しないといけなかったアプリの終了処理ですが起動中のアプリをまとめて終了できる機能が搭載されました。

アプリを終了せずに使うとメモリを圧迫して動作が鈍くなったりということがありますので定期的にアプリを終了させていた人にはうってつけの機能です。
(毎回手動で処理するのは面倒なので自動で終了処理を行うAdvanced Task Killer等のアプリをお勧めします。)

アプリの一括更新・自動更新

自動更新

アプリの自動更新については前から存在していたような気がするのですが・・・機能が強化されたということでしょうか。

全て更新


マイアプリに更新できるものがある場合「すべて更新ボタン」が表示されます。

全て更新2

ボタンをタッチしてOKを押すことでアプリの一括更新が可能となりました、ただし権限の変更があったアプリは個別に更新しないといけません、これは変更のあった権限を理解してユーザーが許可する必要があるからです。

Web版Androidマーケットの開始や一括更新の搭載でこの点についてはようやくiOSに追いついてきたなと感じるところです。

音声による文字入力

音声入力画面

Googleの音声検索機能が優れているのはIS03ユーザーだけでなく多くのAndroidユーザーやiOSユーザも知るところではないでしょうか。

今回のバージョンアップにより検索だけではなく文字入力機能としても利用できるようになりました、デフォルトのIMEであるiWnn IMEではソフトウエアキーボードが表示されている状態で「あA1」と表示されているキーを上にフリックすると音声入力に切り替わります。

音声入力画面2


音声入力画面3

音声が解析され候補が表示されます、選択すればその文字が入力されます。

音声入力画面simeji

IMEが対応さえしていれば音声検索は使えるため他のIMEでも音声入力が使用が可能です、試しに音声入力に対応したsimejiに切り替えて使用してみました。
※たまにこういう表示になってしまうようですがsimejiから呼び出しているということが分かりやすいのであえて掲載しています。

音声入力はソフトウエアキーボードが表示されるシーンであればいつでも使用が可能となっています。

赤外線送受信アプリ(シャープオリジナル機能)

赤外線送受信

これから先赤外線を使用するシーンは益々減ってくるとは思いますが携帯電話とのデータのやりとりには赤外線が案外便利なときがあります。

更新された赤外線アプリでは送信もアプリから可能になっています、送信を選択後送信したいファイルやプロフィールを選択することで送信時の手間が省かれます。

検索・ニュースと天気アプリ

ニュース・天気アプリ

ニュースをブラウザからニュースを見ている人にはこのアプリの追加は便利に感じるかもしれません。

天気は位置情報を割り出し自動的に現地の天気を表示してくれるようようですが私の環境では位置情報が取得できずにいます。

位置検索にGPSを使用していないところを見ると3G回線の状態から割り出していると思われますがこの場合は手動で場所を決定する必要があります、しかしこちらでも郵便番号を入れようとも都市名を入れても無いの一点ばりです、県内の代表的な都市名を記入するもこちらも無いといわれて仕方なく東京と入力してみましたがこれも無いといわれてしまいました。

天気予報アプリェ

結局日本と入力すると設定できましたが天気まったく現地と違う場所が表示されて使い物になりません、そこでもしやと思い「日本 都市名」で入力すると現地に近い箇所の天気が表示されました。

天気の箇所については完成度が残念ですね。

microSDカードへのアプリ保存

アプリのインストール先

Android2.1まではアプリは本体へインストールようになっています、しかしIS03は本体のストレージ用メモリが少なく大容量のアプリや多数のアプリをインストールすると空き容量に悩まされます。

Android2.2にアップデートしたことで本体だけではなくmicroSDにもアプリをインストールすることが可能となりました。
ホームからメニューボタンで設定画面を開きアプリケーション>優先インストール先でアプリをインストールする先を選ぶことができます。

アプリのインストール先を変更可能

一度インストールしたアプリでもmicroSDにアプリを移動させることができます、もちろん逆に本体に移動することも可能となっています。
※一部アプリでは移動ができないものがあります、またウィジェットを使用するアプリは極力本体にインストールしておいた方がいいようです。

microSDにあるアプリの管理

microSDにインストールされたアプリの管理はアプリケーションの管理から可能です。

これでサイズの大きなアプリでも容量を気にせずにインストールできるようになりました。

お知らせ・ステータスパネルの機能追加(シャープオリジナル機能)

パネルに機能追加1

ホームのウィジェットに存在していたWi-Fi・Bluetooth・GPS・自動同期・自動光度機能のON・OFF機能がお知らせ・ステータスパネルに追加されました。

パネルに機能追加2

さらに自動画面回転のON・OFFボタンが搭載されました。

アプリの起動中からでもアクセスできるお知らせ・ステータスパネルに搭載されたためWi-Fiへの切り替えやGPS機能のONなどが簡単にできるようになりました、この機能は結構重宝しています。

縦操作時のソフトウェアキーボードサイズが変更可能

キーボード比較

切り替えても変わったのが分かりにくいので分かりやすく比較画像にしてみました、この機能はiWnn IMEだけの機能です。

横表示が両方で可能に

横表示1

横表示2


横方向はどちらでも使えるようになりました、左利きの人はメモリ液晶が左になるので操作しやすくなるのではないでしょうか。

その他

ボリュームボタンでマナーモードに変更できなくなりました おそらくポケットの中で不意にボタンが押されてマナーが解除されることがあったためと推察しています、この機能はiPadのサイドボタンのように機能を選択できるようにして欲しかったです、個人的にかなり便利だと感じていましたので。

PCメールのGUIが変更されています、スキンを切り替えましたという程度でボタンの配置の変更等操作に関わる箇所の変更はありません。

設定画面のバックグラウンドが白青のグラデーションになって野暮ったさが無くなりました。

まとめ

半日かけてIS03を弄り倒していましたがアプリをアップデートした後では特ににアプリが強制終了することはほとんど無くなり2.1の時と同じ安定性でした(アプリによっては不安定なものがあるようです)。
また操作時の引っ掛かるような挙動が無くなり2.1時と比べスムーズに操作できるようなったのはうれしいところです。

アップデートした場合のアプリの動作保証はしてくれないというデメリットはありますがアップデート後のメリットが遙かに大きくAndroid2.2にしておいた方がいいと個人的に感じる結果となりました。


アップデートをしてみようと思っている方はこちらのアップデートレビュー記事が参考になると思いますのでどうぞ。

それとアップデート後にスクリーンキャプチャーを撮るためにはAndroidSDKをアップデートする必要があります、SDK Setupを立ち上げSDKをアップデートしてください。