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LS-XH1.0TLの2TB化も最終段階です、今回は単純なミスで2時間もロスしたりネットワーク関係をいじり回しすぎて大変なことになったりと散々でした、でもやると決めたらめげませんよ。
それでは残りの工程を最後まで追っていきます。

下準備

必要なNASの設定を控えておきましょう、買ってそのままという場合は次のステップに行きましょう。

次にソフトを用意しておきます。

LS-XHLの最新ファームウエア
HDDをGPTフォーマット出来ない場合はLS-XHLシリーズ ファームウェア アップデータ Ver.1.03でできるとの情報があります。

TFTPD
シンプルで簡単なFTPサーバーです。

ファームウエア解凍

ファームウエアを実行して解凍します。

initrdの拡張子をzipに

uImageの拡張子をzipに

解凍するとデスクトップにフォルダができています、その中のinitrd.imgとuImage.imgの拡張子をzipに変更します。
initrdはパスワードが必要

変更したファイルを解凍します、パスワードを聞かれますから下記の5個のパスワードのどれかで解凍できます。

NFM_TUPSBHFNFM_TUPSBHF
1NIf_2yUOlRDpYZUVNqboRpMBoZwT4PzoUvOPUp6l
aAhvlM1Yp7_2VSm6BhgkmTOrCN1JyE0C5Q6cB3oBB
YvSInIQopeipx66t_DCdfEvfP47qeVPhNhAuSYmA4
IeY8omJwGlGkIbJm2FH_MV4fLsXE8ieu0gNYwE6Ty

xを

buffaloにリネーム

解凍し終わったらuImage-lsp.5.x(バージョンによって名前が違います)をuImage.buffaloにリネーム。
※uImage.buffaloを間違うとLS-XHLシリーズ ファームウェア アップデータでLS-XHLが見つからなくなります、私はこれで2時間はまりました、TFTPDからファイルが転送されたメッセージが表示されたにもかかわらずLS-XHLシリーズ ファームウェア アップデータでLS-XHLが見つからない場合はここを疑って似たような名前のファイルをuImage.buffaloにしてやり直してみてください。

Cドライブ等のルートにフォルダを作りファイルを入れる

initrd.zipから解凍したら出てくるitrd.baffaloとリネームしたuImage.buffaloをルート直下にフォルダを作り(ここではc:¥FWフォルダ)移動します。

TFTPDの設定

TFTPDを起動してタスクトレイのアイコンを右クリック、設定で画面を開き先ほどのフォルダを指定します(ここではC:¥FWとなります)。

DHCPサーバーをONに

次にネットワークの設定をします、DHCPサーバーがないとファームウエアを転送した後ファームウエアアップデート時にLS-XHLにIPを割り振ることができずアップデートアプリから見つからなくなり詰みます、使用しているルーターのDHCPサーバーを使用するように設定にしておきIPを割り振るようにしておきます。

ルーターのIPを変更

次にルーターのIPを変更します192.168.11.xxx(1以外)にします私は192.168.11.200にしておきました。

コントロールパネルからアダプタのIPアドレスを変更する

次にパソコンのパソコンのIPアドレスを192.168.11.1、サブネットマスクを255.255.255.0に固定します。
まずはコントロールパネルを開きネットワークとインターネット>ネットワーク接続でアダプタを選択します、開いた窓のプロパティをクリックします。

IPv4をダブルクリック
出てきたウィンドのインターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)を選択しプロパティをクリックします。

IPアドレスとサブネットを変更してOK

IPアドレスを192.168.11.1、サブネットマスクを255.255.255.0にしてOKボタンをクリック、他の設定はそのままでOKです。

iniを開いてFlagsのNoFormatting = 1を0に

最初に解凍してデスクトップにできたLS-XHLの最新ファームウエアのフォルダに入っているLSUpdater.iniをメモ帳で開いてNoFormatting = 1をNoFormatting = 0に変更して上書き保存します。

セキュリティソフトやファイヤーウォールソフトが入っている場合は終了や機能を切って下さい、転送の妨げになる場合があります。

これで下準備は完了です。

ファームウエア転送~初期化まで

赤い点滅

早速LS-XHLをネットワークに繋げ起動します、暫くするインジケーターが赤点滅しますからファンクションキーを押します。
メッセージが出る

成功するとTFTPDのアイコンの色が変わりメッセージが表示されます(設定よってはメッセージはでません)。
失敗している場合はセキュリティソフト、ネットワークの設定、TFTPDのフォルダ指定を見直しましょう。

青色点滅に

インジケーターが赤色から青色の点滅に切り替わります。

ファームウエアアップデートツール

1分程度待っているとDHCPサーバーからLS-XHLにIPが自動的に割り振られLS-XHLのファームウエアアップデータで認識できるようになります(ファームウエアアップデータは新しく解凍して使うとiniファイルが書き換えられていないものになりますので最初に解凍しiniを書き換えたものを使ってください)。

HDDをフォーマット

HDDをフォーマットするかきいてくるのではいをクリックします。

HDDフォーマット中

HDDをフォーマット中。

ファームウエア転送

フォーマットが終わるとファームウエアを転送し始めます。

クリップボード25

暫くするとLS-XHLが再起動してまたインジケーターが赤い点滅になりますからファンクションキーを押します、先ほどと同じようにTFTPDのアイコンからメッセージが出てきます。

ファームウエアアップロード

ファームウェア更新が進行します。

クリップボード38

完了しましたが出てきたら見事成功です、LS-XHL・パソコン・ルーターのネットワーク設定を元に戻し終了です。

性能比較

LinlStation管理画面

早速LS-XHLの設定画面を見てみると2Tに容量が増えています。

ネットワークディスクとして

ネットワークディスクとして登録してプロパティを表示。

LinkStationベンチマーク
交換前

交換後
交換後

気になる転送性能は!!高密度化した分読み取り性能が若干向上していますね。

SAMSUNG HD103UI
初期搭載HDD(HD103UI) SATA接続

WD20EARS Windows7 pro 64bit
交換用HDD(WD20EARS)SATA接続

次に今回使用したHDD単体での比較です、LS-XH1.0TLに入っていたHD103UIと交換したWD20EARSのHDD単体でのベンチマークです、容量増加に伴う高速化はほとんどみられませんね。

この後パソコンのサブネットマスクを255.255.0.0と間違って入力してネットワークのマイグループに表示されるべき他のパソコンやLS-XHLが見つからず一時間ぐらい悩みました、やっぱりお疲れモードだと凡ミスが増えますね。