Laineema デジタルハードウェア徹底レビュー

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不定期更新でお送りしています。




    2010年06月

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    lai_e



    iPadのお勧めアプリを紹介

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    GoodReader 絶対に入れるべき

    neuNotes 手書きメモ帳、白色の部分が一部だけなので使いにくい所もあり

    Calculator XL iPadは電卓が初期機能として入っていないのでコレで

    Keynote パワーポイントと同じような使い方をしたければコレ

    Numbers エクセルの編集はコレ

    そら案内 天気情報はコレ、不要な物は一切ついていない

    Dropbox オンラインストレージ、PCと連携して最強、Dropbox!

    AirVideo PC内部にある様々なフォーマットの動画ファイルがiPadで再生できる、PCのアプリケーションと連携が前提

    ついっぷる 無料で使える

    Photo-Sort 画像管理はコレ、2バイト文字非対応のため今後見直し

    i文庫HD 自炊物はコレ、Zip、PDFも扱える

    iRdesktop リモートデスクトップ、VPNと連携し外出先からPCを操作、iPhoneアプリ

    今後としては2バイト文字に対応した画像管理アプリ、もっと使えるメモ帳と伝導ペンの導入が課題です。
    後XPみたくPCやNASにある画像をiPadに保存せずに純正写真ビューワみたくサクサク表示させるアプリって無いんでしょうか?

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    lai_e



    本当であればFreeNasの紹介をするところだったのですが会社に持って行き実用試験中へとはいったためブログのネタとして載せることが暫く無理となりました、今回はiPad中間報告と言うことでiPadを導入検討中の方もしくは組織の参考になればと両方の視点で見て何故なのかを掘り下げていきたいと思います。

    ●使えない理由

    セットアップして使えるまでにするのが結構手間、パソコンが分からないとまず使用するところまでたどり着けない

    アップルの提唱するデジタルハブ構想はパソコンとの連携が必須となっているためパソコンが必要

    ファイルの取り扱いが最悪、エクスプローラのようなシェルプログラムすらない

    フラッシュを生業としている宣伝業やメディア関係者は言うまでもない

    本の代わりに持てといっても耐えられない重さ

    使うための環境(LAN、外出時はWAN回線orホットスポット、NASサーバ等)を整える必要性がある

    iWorkとOfficeの連携が一方的(iWorkファイルはOfficeで読めない、そして一度iWorkでファイル形式を変更しようものならその後Office形式に変換する場合Mac版iWorkが必要となる、新規にiWorkでファイルを作成した場合は言うまでもない、MicrosoftにOffice for iPad出して欲しい位)

    デザインやグラフ、プレゼンデータをゼロから新規に作成するほどの快適性は持ち合わせていない(パソコンで作成してiPadで表示ズレの修正が一番効率がよい)

    アプリはApple社の一元管理、Appleにそぐわないものは認可されないうえ開発環境は有料

    ●使える理由

    UMPCより遙かに可搬性が高い

    起動が早いのでUMPCやノートPCと違い手帳を開くような感覚で使える

    アプリの動作が快適、メールの確認やグループウェアのスケジュールを見る等はiPadの方が早い

    手書きメモが実用に耐える

    ビジネスで使うファイル(エクセル、ワード、パワーポイント、PDF)は表示できる

    動画プレゼンが可能

    環境さえ整えば気軽にメール連絡や資料の送受信が出来る

    以上が今まで使った中で見えてきた点です、自分が何をしたいのかを明確にしてそれらが出来るのか出来ないのかを理解すると使えるのか使えないのかが理解出来るのではないでしょうか。

    ちなみに目に見えた変化としてはメモを紙に書かなくなったことでしょうか、紙に頼ることが減ったのは確かです。

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    lai_e 


    明日でiPadが来て一週間、すでに商談や営業などの社外の場での使用で可能性が確信に変わろうとしています、これは私が目指しているペーパーレスビジネスが形として見えてくるデバイスだと・・・しかしこのデバイスを使うには環境作りが大切です、ファイルの扱いが最悪なのは前にもお話ししましたが、今回はどうすれば環境を整えられるのかを説明したいと思います。
    基本はPC内のファイルを整理(いるものといらないものを分けていらないものを捨てる)整頓(必要なものをどこに置くかを決めて管理する)
    は当たり前です、デスクトップやマイドキュメントに乱雑にファイルやフォルダが散らばっていていてはiPadの話どころか普通の仕事レベルで効率が落ちるので常に整理整頓です。
    次にNASの導入を強くお勧めいたします、NASとはネットワーク内にあるファイル共有領域を構築するもので、簡単に言えばネットワークにHDDが置いてあると思ってください、アクセスするにはwindowsであればマイネットワークにフォルダが表示されますのでそこからアクセスしたり、ネットワークドライブとしてマイコンピューターにドライブとして登録したり、マイドキュメントをそこに設定しておけば複数台のPCのマイドキュメントが常に同じ内容になったりと非常に便利です。ではNASはどうしたら使えるの?と思うでしょうがすでにこのジャンルは2000年の初めぐらいからじわじわとシェアが広がっていき、今では簡単に高速で使いやすいデバイスが登場しています、それが単体で作動するNASです。


    ls-xhl-1

    NAS







    Dropbox等のファイル共有システムも使いやすいですがネットからの経由のため大きいサイズのファイルにやりとりに時間がかかります、ではGoodReaderでWiFi-transferを使い飛ばせばいいと思われるかも知れませんが、沢山のファイルがある場合面倒になってきます、それにWiFi-transferのためにPCを立ち上げなくてはなりません、しかしこのNASならiPad単体でアクセス出来るのです。
    それだけではありません、外出先で家庭やオフィスにあるNASにアクセスしてファイルのダウンロードやアップロードができ、iTuneサーバーにもなるという魔法の箱なのです、さらに最近ではTVとつながり録画用の領域としても使えMACのタイムマシンに対応等時代に合わせ進化しているデバイスです。

    先ずはNASのお勧めですが家庭用もしくはスモールオフィスなら私が使っているLS-XHLシリーズをお勧めします、何しろ速度が速く40MB/秒(Gigabit環境が必要です)は出ます(初期のNASは5MB/秒とかでした)、USB2.0のHDD並です、そして

    Sambaサーバー(Windows標準ファイル共有システム)
    FTPサーバー(多種多様なOSで使用可能、GoodReaderからのアクセスはこれで)
    iTuneサーバー(ちょっと不具合があるみたいです)
    Webアクセス(インターネットを使いブラウザでファイルのUPとDLが可能)
    NAS内HDDバックアップ
    などなど・・・

    とiPadで使うには最適な機能がありますしwindowsと組み合わせて使うにも快適な環境が手に入ること間違いなしなのですが。

    前提条件としてNASにファイルを置き管理することが求められます、マイドキュメントやデスクトップに作っている個人フォルダといったユーザーファイルを全てNASに置いておかないと外部からアクセス出来ません。
    面倒ですが一度環境さえ構築すれば何故こんなものにがあったのに早く気がつかなかっただろうと思う事間違いなしです、複数台のPCを持っている方はNASにあるデータを常に見ることが出来るうえ必要であればユーザー単位やフォルダ単位でアクセス制限が可能になっています。

    マイコンピュータ







    NASはネットワークドライブとしてマイコンピュータに常に表示させてアクセスすることが出来る。

    マイドキュメント








    マイドキュメントをNAS上に設定しておけばさらにアクセスしやすくなる。


    また障害対策としてNASのデータを外つけHDDにバックアップすることができ、いざという時も安心して使えます、極めつけは無停電装置との連携も可能となっているなど家庭用とは思えません。
    無停電装置がなくてもジャーナリングファイルシステムが守ってくれます。(IO-DATAは昔これがなくてファイルが全部消えたというか見えなくなった)

    IMG_0046







    あとはNAS放り込んだファイルをGoodReaderのFTPでアクセスすればOK、今回はデジカメのデータを保管してあるフォルダにアクセスしてみました、デジカメのデータなんかもNASで管理しておくと家族でみられるし、ビジネスであれば商品の写真に誰でもアクセスすることができます、もちろんPCでもiPadでもです。

    IMG_0047






    Webアクセス機能で外出先から簡単にアクセス可能、DLもUPもできる(セキュリティには気をつけましょう、パスワードを絶対に設定しておいてください)


    便利で凄いけど本当に自分の環境で使えるのか?と思ってる人には次回「FreeNasで快適環境を整える」で安くそしてLinuxが使えなくても簡単に設定できるNASサーバーを紹介します。

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    lai_e 私のiPadはWiFiモデルです・・・何故か? 今後iPadの新バージョンが出るもしくは他社がもっといいものを出したとなると簡単にデバイスの更新が出来ないから出先で通信する必要性があるのはiPadだけでは無い(車載PC、UMPC)。すでにWWAN端末と通信契約をauで結んでいる(携帯が1台追加になると考えてくれると分かりやすいです) ではインターネットに繋がらないiPadは価値があるのか?答えはNOです。 今使っているPCがインターネットに繋がらないとなったとき、そこに価値を見いだせますか?それと同じです、実際仕事で使うにもやはり不便なシーンがありましたので私は必要不可欠と訴えておきます。 ではWifiモデルの場合出先でのインターネットへ接続をするとなった場合どうしたら良いのか?答えの一つとしてはホットスポットを頼りにする方法があります、しかし誰かが言ったようにAppleショップやマクドナルドがセーブポイントのごとくメールを見るために立ち寄るポイントとなるという事態になり、コンビニのようにトイレ借りたらついでに何か買っておくという戦術に乗る形になります(無線LANで集客という発想はすばらしいと思います)。 そこでWWANの出番となります、このWWANとは何かを簡単に説明すると、携帯電話などで使われている電波による通信をそのままインターネット網につなぐ通信方法として使うシステムです、簡単に言うと大規模無線Lanです、でもLanではなくWanですので繋がる先はインターネット網ですが。 このWWANは時代と共に通信用デバイスの形が変わってきおり、その時代のモバイルデバイスの形に合わせたものとなっており、初期ではCFタイプでPDAやノートPCでの使用を前提とし、UMPC時代到来となるとUSBタイプが目立ち始めました、しかしこれらのデバイスには問題点があり一台の機械しかインターネットに繋ぐことが出来ないこと、使用するモバイルデバイスの使える接続方式(CF、PCカード、USB、Expressカード)であることが常に付きまといます、また取り付けた際の取り回しも悪く、私の場合W05Kを契約しているのですがUMPCにはCFもPCカードスロットもありませんのでUSBで取り付けるPCカードデバイスを別途購入しました、これで初めて使用する環境が整うのですが消費電力はそれなりで2時間の連続使用が限界でした(初代EeePC)、そこでこの頃流行の兆しが見えるモバイルルーターに光が当たることとなります。 このモバイルルーターとはWWANの通信をモバイルルーターデバイスが一端受け、使用する機器へは無線Lanで繋ぐという橋渡しを担うデバイスとなっています、これの利点は複数台の機器が同時に使えるということ、接続は無線Lanというモバイルデバイスにはほぼ確実に付いているシステムを使うため接続方式に囚われないという点です、iPodやiPad、PSPや任天堂DS、ノートPCやUMPCといった幅広いデバイスが使えると言うことです。 モバイルルーターはおよそ2種類に分けられ、契約しているCFやUSBタイプのデバイスを繋いで使用するタイプと、専用にキャリアが販売している機器があります、前者はかさばりますが現在使用しているWWANデバイスが使えキャリアを選ばないという利点があります、後者はデバイスを買うこと自体が通信契約となるためキャリアに縛られるのですがかさばらないという利点があります。またこの手の機械の弱点としてバッテリーマネジメントを考えなくてはなりません、使用しているモバイルデバイスでも使える外部バッテリーを使用することをお勧めします。 今後モバイルデバイスのシェアが大きくなるにつれモバイルルーターの需要が高まることが予想されます、そしていつかはモバイルデバイスもインターネットに繋がることが当たり前の時代と言われるのもすぐそこに来ていると感じ取ることが出来きる時期へと差し掛かってきました。そうWWANに春が訪れているのです。




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