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前回の記事でも書いていたがクティオの連続稼働時間を延ばすための改造準備が整ったので早速改造してみた。
今回はその改造方法をレビューする、もちろん改造は自己責任だ、何があっても責任は自分で取るのが掟なのでリスクをしっかり把握した上で改造の参考にしてもらいたい。

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今回用意した材料は熱収縮チューブ、クティオの充電器、Y字USBケーブル(ものによっては過電流防止回路がついているものがあるがかえって邪魔になる場合があるので避けておいたほうが無難)、2極コネクタ×2個だ。

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使用する道具は電工ペンチとテスター。

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さっそく作業に取りかかる、まずはクティオの充電器ケーブルを切断する、コネクタやアダプタ側によりすぎないように。

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次に2極コネクタにコードを圧着する、コードの極性を間違えないように、電子部品は弱いので間違えたまま使用すると即終了の可能性が高い。

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テスターで確認したところ破線が入っているコードがプラスになっていた、仕様変更の可能性があるので改造時は必ずテスターで確認した方がいい。

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コネクタにはめ込めば純正充電器側は完成だ。

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次は本命のY字USBケーブルだ、Bコネクタ側を切断してコードを剥いていく、中から出てきたコードから必要なコードを探しあてる。
必要なのは+5VとGNDのみ、右のピンアサイン画像を参考にテスターで探してみよう。

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どうやら素直なコード色で+5Vが赤、黒がGNDだった、不要なコードは切断してショートしないように処理しておこう。
ものによっては全く色が当てにならない場合もあるのでしっかりテスターで確認しておいた方がいい。

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端子を圧着する前に熱収縮チューブをはめておく、ケーブルが細いので補強のためとシールドがむき出しになっているのを保護するためだ、シールドはGNDとつながっているので何らかの処理はしておくべきだろう。

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端子を圧着したら極性を間違えないようにコネクタへ差し込んでいく、今回は右側がプラスの極性だ。

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熱収縮チューブをライターで加熱して処理する。
コレで完成だ。

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早速テストをしてみる、今回用意したのはセルフパワーUSBハブとiPadの2A出力の充電器だ。

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従来のUSBケーブルだとバッテリーを外した状態だと起動できない、しかし改造ケーブルならバッテリーを外した状態でも起動することが可能だ。
バッテリーを取り付ければ起動しながら充電も可能。

何度もいうが改造は自己責任だ何があっても自分で解決!

これで来月発売の新しいエネループ2個で並列接続して使用できるようになった、通常のPCから給電する場合でも充電速度が倍になるはずだ。