Laineema デジタルハードウェア徹底レビュー

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    タグ:X2

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    EOS-Kiss-X3

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    Canon_EOS_Kiss_X2

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    lai_e

    クティオはiPadの言うことを聞かないからなぁ、そうだな、次はBF-01Bにも付き合ってもらうよ。

    いきなりエルシャシダイ的結論で申し訳ないのですが、結果から言うとクティオ+iPad+Eye-Fiの組み合わせでは使えませんでした。
    色々と試して見たのですがどうもダメでしたので到着後からの流れを追って説明していきたいと思います。

    プロカメラマンも気になる!!iPadとShutterSnitchでデジタルカメラが快適に!?で説明したとおりiPadをバリアングルモニタを超える究極のモニタ(ライブビューは無理)として利用することができると説明しました、アプリは用意したもののEye-Fi Pro X2カードは手に入れていなかったのでこの度購入し早速セットアップしてみました。

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    パッケージはシンプルなデザインです、カードむき出しで大丈夫か?と思いましたがダミーでした。
    中身はカード本体、セットアップ用カードリーダー、説明書です。
    説明書はマルチランゲージとなっており日本語で説明してあるページは9ページのみで中身はまずはパソコンに挿せだけで、パッケージでも書かれているとおりまずはカードリーダーをパソコンにさせの一点張りです。

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    セットアッププログラムが自動的に立ち上がりEye-Fi Centerのインストールが始まりました、途中ファームウェアのアップデートも同時に行われるので常に最新の状態に保てるようになっているようです。

    クリップボード04
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    設定が完了するとカメラにカードを入れて動作確認を促されます、設定が間違っていなければシャッターを切るとすぐに転送がはじまり設定完了となりました。

    ここまではEye-Fi Pro X2カード・無線LANルーター(WZR-HP-G300NH)・PC(自作 Windows7 64bit)までの設定です、通常の使い方ならここで終わりです。
    実際ブログを書くために写真撮影する際にPCと連携して使っていますがかなり便利です、カードを抜いて転送やUSBケーブルをつなぐ必要がないのでかなり効率があがります。

    注意点もあり、Eye-Fi専用リーダー以外のカードリーダーではEye-Fiカードは設定できませんでした(逆にEye-Fi専用リーダーに通常のSDカードを挿してみましたがこちらは普通に読み込みできました)。

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    またSDカード内にあるAutorun.exeが起動していないとEye-Fi CenterがEye-Fi Helperが起動してないとエラーを返してきます、パソコンの設定でオートランを切っている場合は手動で実行しないと設定ができません、面倒なのでカードからコピーして使用していますが特に問題はないようです

    ※アップデートによりこの問題は解決されました。

    外出時に設定を変更する場合はPC・Eye-Fi専用リーダー・WANに繋がったネットワークが必要です、これは少しハードルが高いような気がします、現状ではスタジオや家庭用、もしくは取り溜めて転送という使い方が実用的ではないでしょうか。

    さてここまでが通常の使い方と言ったところでしょうか、次からはiPadとの連携になります。

    まずは謝っておかないといけません、プロカメラマンも気になる!!iPadとShutterSnitchでデジタルカメラが快適に!?ではEye-Fi Pro X2はアドホック対応でiPadもいけると勘違いしていました、てっきりEye-Fi Pro X2が親機側になると思っていたのですが子機側の機能しか持っていなためiPadとアドホックで接続することはできません、iPadはテザリング(3G回線等のWAN回線を無線や有線LANネットワークで共有すること、3G版iPadやiPhoneでこれができるとモバイルルーターの代りにになれる)は公式に対応しないことを発表しています、そのためアドホックの機能は持ち合わせていません。

    ということでまずは家に置いてあるWZR-HP-G300NHを経由してiPadへ転送してみました。

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    ShutterSnitchは現在アップデートによりEye-Fiの接続が非常に簡単になっており特に問題なく使用できました、アプリは日本語表示ですので悩むこともありません。
    まずはオプションからEye-Fi接続設定をタップ、Eye-Fiアカウントを記入しサインインします。

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    カードを選択すると自動的に設定が完了します。

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    コレクションモードに入りデジカメのシャッターを切ると自動的に転送が始まります、電波環境にもよりますがWZR-HP-G300NHを目の前にIXY SIGITAL 20ISで使用した場合1枚10秒もかかりませんでした、部屋を離れ電波が弱くなるとさすがに距離に比例して転送時間は長くなります。
    PCで計ってみたところ1.5MB/sとそれなりの速度で転送してました。

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    iPadに転送したファイルはFTPで接続して転送します。

    これで家で使用する場合は快適に利用することができますが外出時は考えないといけません、アドホック接続ができない以上モバイルルーターが必要となってきます。

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    ここで注意なのですがEye-Fiカードの無線LAN接続先設定時に選択する無線LANポイントはWAN側に繋がっていないと設定できないようになっています、どうやらEye-Fiカードの管理はサーバー側で行われているようです。
    そのためバッテリーでも動く無線LANルーター(クティオやBF-01Bなどのモバイルルーターとは違う)やルーターを持ち出して出先で電源を確保して使うという使い方はできません、試しにWAN側を切断した状態にしてシャッターを切ると無線LANでネットワーク内にあるにもかかわらず転送されませんでした。

    ここでモバイルルーターの出番です、ちょうどクティオがありましたのでクティオをEye-Fiカードに登録してShutterSnitchで設定を切り替え使用してみたのですが何故かネットワークへの接続まではうまくいっているのですが画像の転送が始まりませんでした。

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    調べて見るとセキュリティをWPA(TKIP)にするとクティオでEye-Fiが使えるとの情報を見つけましたので早速クティオのセキュリティをWPA(TKIP)に切り替えました。

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    しかしここで問題が発生です、クティオのセキュリティをWPA(TKIP)にするとiPadに接続できなくなりました、パスワードを入れてもエラーになり何度やっても接続できませんでした、他のセキュリティに切り替えると接続はできるものの今度はEye-Fiから画像は一向に転送できません。
    クティオはSSIDを二つもっているので片方をWPA(TKIP)にしてEye-Fiと接続、もうひとつのSSIDをWPA(TKIP)以外にしてiPadと接続できるように設定したもののコレもだめでした。

    WPA(TKIP)だと本当に転送できるのか確認のため無線LAN子機をPCに取り付けクティオとWPA(TKIP)で接続すると見事に画像の転送ができました、クティオはWPA(TKIP)の設定だとEye-Fiの使用ができるようです。
    しかしiPadで接続することができない以上使い物になりません、ちょうど先月25日にdocomoより発売となったBF-01Bが気になっていましたので先ほど予約をしてきました、こちらも今後クティオと比較レビュー等をしていきたいと思います。




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