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2010年の怒濤のAndroidラッシュにより日本でもAndroidの認知が大きくなっているのを感じています、スマートフォンでは各社続々と販売を開始していますがタブレットについてはようやく始まったという感じで、一体何がどうなっているのかわかりにくい状態になっています、そこで今回は日本で販売をしているAndroidタブレットを紹介していたいと思います、中華Androidタブレットについては日本で買うことができますがあまりにも性能が酷くお勧めできませんので今回の記事では除外しています。
NEC LifeTouch NECビッグローブ Smartia
NECが販売するLifeTouchは法人向けでビックローブが販売するのは個人向けと棲み分けをしているみたいです。
LifeTouchについてはクラウドサービスの出口としての存在になっているため製品ページでも画面が独特な物になっているのが見て分かります、Androidの上でアプリを走らせそこからクラウドにアクセスするという独特の使い方をするようです、Googleのサービスのようにインターネット越しのシンクライアントといえるようなシステムのようですがGoogleはWindowsだろうがMacだろうがプラットフォームを選ばないのですが、LifeTouchはこのタブレットだけでしかサービスを受けられないようでその点で法人向けとなっているようです、そのためわざわざSmartiaがある現状LifeTouchを買う必要は見あたりません。
LifeTouchについては個人向けということで単純なAndroidタブレットとして販売しており、製品ページに写っているLifeTouchのホームはAndroidそのままです。
OSは2.1でフラッシュには未対応、アップデートは予定無しとQ&Aに記載してあります、メインメモリ384MB・ストレージ用メモリ1024MBでさらにSDHCカードを搭載可能となっています、アプリを追加するとき容量はそれほど気にしなくてもいいようですが音楽や動画はSDHCが無いと厳しそうです、写真の取り込みはSDカードスロットからだけというのでiPadのように取り込みを使用としても本体のストレージ容量が少なすぎて使えそうにない点は注意が必要かもしれません。
タブレットにしては小さめの7インチワイドモニタが白いボディに、なんとAndroidタブレットの中で3G回線を使わないものでAndroidマーケットが使用できる点はコレだけです、これは大きなアドバンテージですね。
また重量も370gと持ちながら使用するという点についてもしっかりと考えられています、バッテリーが犠牲になっているかと思いきや8時間の稼働が出来るようになっているようですがこれについては基準が公表されていないので鵜呑みには出来ません。
基本的な物はそろっているようでBluetooth・カメラ・GPS・加速センサー・地磁気センサー・照度センサーが搭載されています、マップアプリと連携してナビも簡単に出来そうですね。
さらにはUSBホストがついているようですがそのままでは使えないようです。
操作性を考慮してボタンを付けているのはNECらしいというか保守的というか・・・ともあれ装備としてはかなり豪華で単独販売物としてはAndroidマーケットが使えるので魅力的な端末なのは確かです。
現在ネット販売のみで42,800円と豪華装備なだけ強気な値段となっています、6000円足せばiPad Wi-Fi 16Gモデルが買えたりしますがどうなんでしょうか?
マウスコンピューター LuvPad
まさかのマウスコンピューターから衝撃デビューと一部で騒がれたLuvPadですが低価格が売りのマウスコンピューターだけに価格も39,800円と健闘してます。
OSが2.2なのですがフラッシュは対応していません、これはCPUがTegraのためで今後対応する予定になっているようです、これはONKYOのSlatePadも同じです、またAndoridマーケットにも対応していませんのでアプリの追加は考え物です。
モニターは10.1ワイドでBluetooth・加速度センター・光センター(照度)のみとなっています、GPSは無いためそのままではナビには出来ません、カメラも無いためセカイカメラのようなカメラ必須のアプリも使えません。
メインメモリは512MBストレージメモリは8GBとそのままでも音楽や動画を入れて楽しむことができるようになっています、SDカードスロットはMicroSDHCとなっていますので写真の取り込みについてはそのままでは出来ないようです。
miniHDMI端子が装備されていますので地上デジタル対応TVなら大画面を写すことが出来るようでオプションが必要な上制限があるiPadよりもこの点は有利です。
連続稼働時間は8.5時間ですが基準はこちらも不明です、重量は750gですので持ちながら使うのには少し重すぎます。
完成度しては少し足りない部分が見え隠れするものの価格は39,800円とお安くなっています、残念なことに初回生産分は売り切れで次回入荷待ちになっています。
ONKYO SlatePad
Windows7を搭載したx86タブレットについては先駆けて投入したもののAndoridについては遅れての販売でしかも法人向けとなっています、個人向けは検討するとのことですがAndroidマーケットが使えないと魅力が薄れるところです、その点もあっての法人向けだとは思いますが。
2モデルの投入で違いはメインメモリ(1GBと512MB)とストレージメモリ(16GBと8GB)です、なにげに最新無線LAN規格のIEEE802.11nに対応しています。
CPUはマウスコンピューターのLuvPadと同じくTegraです、そのためOSは2.2ですがフラッシュには対応していません、モニターサイズも同じく10.1ワイドと非常に似た構成になっています。
Bluetooth・カメラ・加速度センター・照度センサーと標準的なものは搭載していますがGPSが無いためナビにはなりません、カメラがある点LuvPadよりは優れているといってもいいのではないでしょうか。
SDカードスロットも同じくmicroSDですがUSBホストがサポートされているのかA(ホスト側はAクライアント側はB)ポートが搭載されていますが詳細は不明です。
稼働時間はしっかりと「動画連続再生、LCD輝度最大、無線LAN/Bluetooth®をONにした状態での動作時間です。 実際の動作時間は使用状況により異なります。」と記載されており間違いなく普通に使うなら6.5時間以上は使えるとおもいます。
重量は800gとやはりもって使うには重たいでしょう。
価格は現在不明というか法人向けのため情報が出回っていない状態です、うーん残念。
追記:どうやら個人でも購入が可能となった模様です(Amazonで確認)、価格は8GBモデルが約4万円、16GBモデルは約5万円程度です。
SAMSUNG GALAXY Tab SC-01C
ソフトバンクがiPadの3Gモデルを販売したことに対抗してドコモが販売したのは記憶に新しいのではないでしょうか、ドコモで買う場合は通信契約込みのためランニングコストがかかります、白ロム等探せばあるようですしROM焼きでSIMフリーになるとか。
7インチワイドで重量は382gと持ちながらの使用もしっかり考えているようです、OSは2.2でフラッシュ対応もちろんAndroidマーケットも対応しています。
何とタブレットなのに通話出来るようです、スマートフォンというには大きいのでタブレットでしょうがコレで通話するとか冷たい目線を浴びせられるような気が・・・。
メインメモリが512MB、ストレージメモリがOS用に512MBとストレージ用に16G用意されています容量は十分といったところでしょう。
装備はGPS・Bluetooth・無線はIEEE802.11a/b/g/nと全対応ですが加速度と照度は記載がありません、付いてないことはないと思いますが。
稼働時間については記載がありません。
これについては単体販売ではなくドコモとの契約が発生するため3G回線が必要ない人にとっては選択肢にあげにくいでしょう、海外SIMフリー版で8万円・白ロムで5万円と本体だけの価格については高めになっていますし正規販売ではないことに注意が必要です。
あとDell Streakが上げられますがあれはタブレットと名乗っているもののサイズが5インチと小さくどう見てもスマートフォンとしてカテゴライズされるべき仕様のため除外しています。
2010年はAndoridタブレットもスマートフォンについても日本で始まったといえる年でしたが今年はどのような製品が出てくるのか楽しみでなりません。