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このところカメラ続きのネタばかり、どうも熱がぶり返してきたみたいだ。
個人的に撮影の基本はコンパクトデジタルカメラとデジタル一眼レフがセットと思っている、とりあえずというシーンはコンパクトデジタルカメラ、本気でとるシーンはデジタル一眼レフを使うというスタンスだ(もちろんプロとして商売するなら一眼だろうが)。
しかしカメラは1つでいいという場合、お互い対極にある存在のため片方を選択すると必ず何かを捨てなければならない、可搬性や取り回しを取るか画質や表現の多彩さをとるかになるだろう。
しかしそのどちらも持ち合わせた物は無いのかというと実は存在している、しかも型落ちさえ気にしなければコンパクトデジタルカメラと値段は変わらないからびっくりだ。

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デジタル一眼レフのように見えるがレンズは交換式ではない。
撮影時は普通のコンパクトデジタルカメラと同じように背面の液晶パネルを見ながら撮影でき倍率は最大15倍と高倍率ズーム、さらには手ぶれ補正までついてなんと2万円でおつりがくるという・・・
コンパクトデジタルカメラを買うならこのような高倍率コンパクトデジタルカメラもお勧めです、扱いはコンパクトデジタルカメラになるらしいですがIXY Digitalになれているとコレをコンパクトと呼ぶには抵抗が・・・
画像の機種はOLYMPUS SP-600UZ 価格.comで調べてみると16000円程度で販売されています。

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同じくOLYMPUS SP-570UZ 上記のSP-600UZより画素数は低いのとxD-ピクチャーカードに目をつむれば、RAW画像もOK、ズームは20倍とさらに高倍率などおいしい機種ではないでしょうか。
これも価格.comで調べてみると16000円程度ですが2008年モデルで在庫稀少みたいです。

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今回一番驚いたのがこの機種だ、このマークを見て直ぐに分かったひとは凄い。
このメーカーは化け物企業といっても過言ではない規模のあのGEです、GEは日本ではあまり表に出てきていないのですが浸透はかなりしています、但し業務用がメインでその業界のヒトにしか知られていないのが現状でしょう(この前GEの鍵付きボックスを見たのには吹いたが、ホームセンターに売ってあるとは・・・)、この企業は業界1位か2位の会社しか取り込まず、業績が落ち回復のみこみがなければ手放すということをやっています、そのような会社が何故デジタルカメラ業界へ参入してきたのだろうか。
調べてみるとアメリカとヨーロッパにはすでに販売しているみたいで、ある程度のシェアは確保しているみたいです、さらに日本を含めOEM生産も手がけている模様、実はOEM生産も含めると生産数で結構なシェアを誇っている可能性があるのではないでしょうか。
現在日本ではGeneral Imagingという法人が展開しているみたいでまだ日は浅いみたいですが今後の展開から目が離せません。

こういうのを見ると人柱覚悟で購入したくなるのですがCANONのデジタル一眼レフの写りが恋しくなり実は中古を漁っていたりします。
ちなみに画像の機種はGE-X5です価格.comでは16000円程度ですがデジタルカメラ業界では新参メーカだけに皆様子見の状態です。

ちなみに型落ちでもすでに画素数はL版程度で印刷したり(600万画素でA4サイズがギリギリ綺麗に印刷出来る限界だとか)PCの画面で見るなら飽和状態ですのであまり気にしなくても良いと思います。
もっと突き詰めると画素数よりレンズ性能が画質に与える点をもっと考えるべきと思います、同じ画素数でも携帯電話で撮ったものとふつうのコンパクトデジタルカメラで撮った物を比べた場合コンパクトデジタルカメラの方が画質が良いのですから。

どうでしょう?写真をちょっと本格的にやってみたいという場合や一眼レフを持ち歩くほどでないがそれなりの画質や望遠が欲しいという場合は選択肢に入れてみてはどうでしょうか。