LaineemaElectroConnect

デジタルオーディオがあたり前の世界になってきてコンポなどは過去の産物と化してしまいました、今や人気プレーヤーはiPodでドックでつなげるスピーカーなんかも同時に人気を博しているようです。


M-Audio Delta 1010
M-Audio Delta 1010 / Laineema

普段パソコンで音楽を聞くので結構環境にこだわってたりしています、特にサウンドカードは昔DTMの世界で有名になったM-AUDIOのDELTA 1010を使っています、さすがに今ではDTMの世界では引退しているようですが音楽を聞くだけならまだまだ現役です、古くても音楽製作業界で生きていただけあって恐ろしいぐらいの高音質でその透き通った音質に惚れこんでいます、ちなみにこのDELTA 1010ですが発売当時の売価は10万円程度とかなり頑張って購入したのは今でも記憶に残っています。

VIA Vinyl Audio Envy24 chip
VIA Vinyl Audio Envy24 chip / viagallery.com
実はこの心臓部に付いているオーディオチップはVIA社のEnvyというチップなんですがこのEnvyの評価が非常に高いんです、このチップから出る音はPC内蔵の音源とは別格で楽器の音の輪郭がハッキリと聞き取れ澄み渡った高音が綺麗に出てきます、おかげで長時間音楽を聞いていても疲れないんですよ、これがノイズまみれのオンボードサウンドチップだったらノイズで耳障りになります、ヘッドホンやイヤホンで聞いたらなおさらです。

だからこそのEnvy採用なんですが音質を気にするユーザーのためにEnvyを搭載したオーディオユニットやオーディオカードが各メーカから出ており、その音に惚れ込みパソコンでオーディオ聞くならEnvy!という人も少なくありません、私もその中の1人で友人が来たときにパソコンなのにいい音がするけど何使ってるのといわれてEnvy搭載ボードをお勧めした結果友人が購入を決断しました、今では環境を整えいい音だと満足しています。

今回はそのEnvyが搭載されているオーディオカードを集めてみました、パソコンのオーディオ環境を良くしたいと思っている人の参考になればと思います。

※※※※※※※※※※※※※※お手軽簡単1万円以下コース※※※※※※※※※※※※※※※

ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-90PCI
ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-90PCI
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Envy24MT採用
音響関係で有名な安心のONKYO製です、ブラケットの交換でロープロファイルサイズ・フルサイズに両対応していますのでスリムタイプのデスクトップでも取り付け可能となっています、出力のみですが再生専用と割り切れば入門にお勧めの価格帯です、Windows7 64bitにも対応しているので最新のデスクトップにも対応と幅広い層にお勧めできるENVY入門用サウンドカードになっています。

VISTAでは同梱ドライバーに問題があるようで使用する際は最新のドライバーの導入を強く推奨します。

安いからといってなめてはいけません、これが結構いい音がでるんですよ~ちょっと試してみたいという人にまさに打って付けですよ。


※※※※※※※※※※※※※ちょっと本格的!1万円台コース※※※※※※※※※※※※※※※

AUDIOTRAK PRODIGY HD2 ADVANCE
AUDIOTRAK PRODIGY HD2 ADVANCE

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Envy24HT-S採用
こちらもロープロファイルに対応しているのでスリムタイプのPCにも搭載が可能となっています、SE-90PCIと違ってボードを差し込んだ後も楽しめるようにカスタム要素が搭載されているので取り付け後もいじり倒すことが出来るマニア向けサウンドカードです、XPまでしか仕様には記載されていませんが最新ドライバーを見てみるとWindows7やVISTAともに64bit対応のドライバーが公開されています。  

なんとこちらはヘッドホンアンプが搭載されているのでヘッドホンで音楽を楽しんでいる人にお勧めのボードです、家電量販店で売っている低価格のものと違い高価なヘッドホンだとヘッドホンアンプが必要になってきます、これなら後からヘッドホンアンプを買わなくて済むというメリットがありますね。

そしてPCオーディオにはこだわりという人にまさに持ってこいのOPAMP交換機能搭載、チップの取り付けがソケット式になっているので簡単にチップを取り替え音質の違いを楽しむことができます、スピーカーからだけでなくヘッドホンでもその音の違いを楽しめるように回路が設計してあり、音に飽きてきたな~と思ったらOPAMPを交換でまた違った音が楽しめますから飽きが来ませんよ。

なんとROM書き換えでASIOにも対応するという情報が出てきています、もちろん自己責任にはなりますがASIOに対応したロープロファイルのサウンドカードは貴重です、スリムタイプのデスクトップPCでDTMをしたいという人には救いの手ですね。
もうなんというかまさにマニアのためのマニア向けオーディオカードです。




ONKYO PCI Digital Audio Board SE-200PCI
ONKYO PCI Digital Audio Board SE-200PCI
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Envy24HT採用
2ch専用の端子(白と赤の丸い端子)はWindowsのマスターボリュームやミュートが使えないようで少し難があるみたいです、2chステレオ環境で使用する場合はその点を注意しないといけません、またVISTAでの使用する際は不具合があるため最新のドライバーをオススメします。
スペックには記載されていませんがドライバーダウンロードにWindows7対応ドライバーがありますのでWindows7の人も安心です。

この商品はSE-90PCI の上位版ですがこちらはフルサイズのサウンドカードです、スリムタイプのパソコンには残念ながら搭載が出来ません、しかしその分機能は詰め込んでありますよ。
まずはアナログ7.1ch対応ですね、DVDを7.1chで楽しめるのでPCが小さな映画館になります、他にもマルチサラウンド対応のPCゲームも後からの環境音が聞こえるので臨場感あふれるゲーム体験が出来ます、今頃の3D系のゲームはサラウンドに対応しているものが多いですからステレオ環境と比べるとその音場に衝撃を受けます、後から足音が聞こえたりと冷や汗ものの体験が出来ますよ。

録音機能も搭載されていますからマイクを繋げてSkypeで動画チャットをしたり実況動画での使用にもオススメです、特にPCの内部はノイズの発生源が星の数ありますのでしっかりと対策されたサウンドカードが必要なんです、オンボードだと価格重視のものが多いため視聴者に耳障りなノイズを一緒に届ける可能性が高いんですがこのような音質を重視したサウンドカードはその点をしっかりと考慮してあります。


ENVY24HT採用
音質にこだわったPCIフルサイズのサウンドカードです。
こちらも仕様には記載されていませんがドライバーのページにWindows7対応のドライバーがありますので最新の環境でも存分に使えます、DTM専用メーカだけあってMacにも対応しています。

非常に地味な基盤なんですが実力はお墨付きですよ、何といってもこのM-AUDIOというメーカーは音楽製作業界側のメーカーでその実績があります、私の愛用しているDELTA 1010もこのM-AUDIO製で音の良さは身を持って実感しているところです。

こちらは音楽の製作に強いサウンドボードですからパソコンで音楽作ってみたい!と思っている人にオススメしたいサウンドカードです、もちろんソフトを揃えれば初音ミクがあなたのパソコンで綺麗な歌声を奏でてくれますよ!

再生専用なら別に音楽作るほどの性能はいらないかな~と思ったら大間違いです、再生専用でもDTMの恩恵を受けることが出来ます、それがASIOドライバーです。

Windowsは元々一般の人々が使用するため音楽を製作する環境を考慮していません、そのためWindows用のドライバーで再生すると折角の高音質の音楽を再生してもドライバーを通った瞬間に劣化してしてしまいます、そこで音楽を製作する業界がWindowsパソコンでも良い音を出せる環境を整えるために作り出したのASIOです、このASIOドライバーが使えるプレイヤーアプリ(Winampやfoobar2000など)を使えば高音質の音楽データを高音質のまま再生出来ます。

ASIOドライバーが使いたい!俺もDTMを初めるぞ!という人には入門用としてオススメです。


ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI LTD
ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI LTD
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Envy24HT採用
音質重視のPCIフルサイズ
こちらもSE-200PCI と同じく2ch専用の端子(白と赤の丸い端子)はWindowsのマスターボリュームやミュートが使えないようで少し難があるみたいです、2chステレオ環境で使用する場合はその点を注意しないといけません。

SE-200PCIの上位版で基本的な設計は殆ど変わっていないようです、しかしパッと見て分かる外見の違いがわかりますよね?

そう、この銅製のプレートが大事なんです、パソコンのノイズの発生源は星の数ほどありますからノイズの発生源を絶つことはできないんです、ですからいかにイズの原因である電磁波などの電波をシャットアウトするかが重要なんですがONKYOが出した答えがこの銅プレートです。

鉄骨の建物だと無線LANの電波が遠くまで届きにくくなるのですがその原因は鉄骨や鉄板が電波を反射しているからなのです、その原理を逆にして電磁波などの電波が回路に入り込みノイズとなるのを防ぐために銅のプレートを設置しています、そしてその内部にある回路やチップはノイズから保護されるのです、ごつごつしたプレートにはしっかりとした意味があるわけです。

ASIOが使いたいならAudioPhile192、価格重視ならSE-200PCI、さらなる音質を求めたいという人はこちらをオススメです、見た目がかっこいいこのサウンドカードですが見た目だけじゃありませんよ。


ESI 7.1chサウンドカード Prodigy7.1Hi-Fi PCI接続 Prodigy 7.1 Hi-Fi
ESI 7.1chサウンドカード Prodigy7.1Hi-Fi PCI接続 Prodigy 7.1 Hi-Fi
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Envy24HT採用
性能重視のフルサイズPCIサイズ、しかもWindows7に堂々と対応です!

このESIは聞き慣れないかもしれませんが侮ってはいけません、このメーカはドイツのメーカです、そしてドイツといえばテクノが盛んな土地柄ですからある意味デジタルサウンド系音楽の本拠地と言ってもいい場所です、そこから登場してきたということはそれなりの実力を持っているということでもあります。

SE-200PCI LTDと同じくPCからのノイズの混入を防ぐためアルミ製シールドがデカデカと基盤の上に載っています、これでノイズの原因である電波を遮断して音質を上げるわけです

AudioPhile192と同じく再生だけでなくDTMにもオススメできるスペックとなっていて、特にコントロールパネルが特徴的です、その画面はまるでミキサーのようでチャンネルを自由に設定することで今再生している音をそのまま録音するだけはなく、なんと7.1chのサラウンド録音が出来るとかまさにソフトウエアミキサーです。

もちろんASIO対応で高音質の音楽データをWindowsドライバーを通過して劣化させることなく高音質で出力が可能です。

白色の基盤がやる気にさせてくれますね、アクリルパネルで内部が見える魅せパソにもオススメです。



※※※※※※※※※※※※※※※本格的!2万円以上コース※※※※※※※※※※※※※※※

delta1010lt

Envy24採用
PCIフルサイズのサウンドカードです、PCI-X規格だが最近のPCではほとんどが対応しています。
M-AUDIO製DELTA 1010の弟分にあたる製品です、DELTA1010の名を冠しているだけあって性能は高スペック、もちろん最新ドライバーはWindows7に対応しています。

再生専用とするには2万を超える売価は高いと思うでしょう、これはもうDTM環境向けの商品ですから再生に使うには贅沢なほどです、しかし私はこの上位機種のDELTA1010を再生専用だけという贅沢な使い方をしています、何故かというとしっかりしたメーカのものなら価格が高いものほど良い品質の部品を使っているし設計もしっかりしているため音質に与える影響は相当なものとなります、手軽さが売りのSE-90PCI は確かにいい音ですがDELTA1010と比較するとDELTA1010に軍配が上がります、やはりしっかりした商品なら価格=音質ということになりますので再生専用と割り切った使い方でもその恩恵をうけることができるのです。

これには他の商品にはない特徴がありXLR端子(通称キャノンコネクタ)を搭載しています、これは業務用のマイク等で使われる端子で一般の人はバンドとかをやっていない限りお目にかかることはありません、業務用のマイクは家電量販店で売られているものとレベルが違いますので音質にこだわった実況動画や生放送をやってみたいと思っている人には再生専用以外のメリットが存在します。

このレベルまで来るとASIO対応はあたり前です。


コレだ!と思ったお気に入りの商品は見つかったでしょうか、よろしければこちらからご購入頂けると幸いです。