Laineema Paradigm Purge

FitHybrid

Fitハイブリッド販売

このところ車業界における動きは各社波が大きく、スポーツカーを捨てハイブリッドへ注力しているホンダはFitハイブリッドを目玉商品として販売しました、Fitハイブリッドはホンダの看板商品になるかもしれませんがコンパクトハイブリッドというジャンルの看板にはなれない可能性があります、Fitに端を発したコンパクトカーブームに乗り遅れたトヨタが今度は乗り遅れまいとコンパクトハイブリッド車を投入することが明確になっています、なんとFitハイブリッドよりも低燃費で価格は20万安い150万を設定と乗ってみたら酷い車でしたということがない限りトヨタへと流れが傾きそうなきがします。
個人的にはCR-Zの立ち位置が微妙に感じるところで、セダンとコンパクトカーのハイブリッドラインナップがあるならCR-Zをもっとやんちゃにしてもらいたい気持ちです、ポルシェの918スパイダーのようにエコというより加速性能の向上のために大出力モーターを搭載しおまけでエコ走行もできますぐらいでいいと思うのですが・・・(ライバルのトヨタはFT-86販売に向けて動き始めておりスポーツカーを復活させようとしているのに・・・)S2000やTypeRに乗っている顧客は間違いなく離れていくでしょうが経営を考えるとそうせざるを得ない状態なのでしょう。
しかしただでさえ燃費がいいのにさらに燃費が上昇となるとガソリンスタンド業界は統廃合がますます加速ですね。


枯れ行く日本市場に何を見るか

トヨタ自動車マツダ

さて特に車業界においてこの頃気になっているのがトヨタの軽業界への参入、フォードがマツダ株売却の二点です。
フォードについては技術提携がメインでありルノーのように世界で戦うためにニッサンを抱えるという手段をとりませんでしたから今後フォードとの提携は次第に小さくなっていくと思います、三井住友銀行が筆頭株主となるわけですが銀行は投資を生業としているわけではありませんからいずれはまたどこかへ売却となるでしょう、中国企業への売却もあり得るのではと会社で言われましたが可能性は結構高いと思います、中国車市場は右肩上がりで商品付加価値として日本車の技術を手に入れることができるなら安い買い物かもしれません、またジャガーとランドローバーを手に入れたタタモータースのようにインド勢も狙っている可能性があります。

いっぽう国内はトヨタが軽自動車の販売に踏み切りろうとしておりシェアの奪い合いが加速しようとしています、もちろん供給元はダイハツなのですが軽自動車市場のパイが増えるわけがないので軽自動車のシェアが大きいスズキのシェアがターゲットでしょう、残った数少ないパイを奪うため恐ろしい激戦が始まろうとしていますがいっぽうのニッサンやホンダもこの決定を受け涼しい顔をしていられなくなったか、ニッサンはOEM供給を強化、ホンダについても生産強化と国内自動車合戦は軽自動車市場へフィールドを移す様相を呈しています。
しかし軽自動車というジャンルは世界的に見てニッチで一部の国を除き殆ど先が見えている商品です、そのため今後各社の軽自動車ラインアップが各社の日本市場に対する答えになるのではないでしょうか。

きょうたまたま日野の営業マンが話しているのを横で聞きてましたが国内の販売台数は10年前に比べ4分の1に激減、今では生産の70%が海外向けとか言う状態だそうです、国内市場が縮小しているのを如実に表しています。
これから枯れていく市場では奪い合いと言うより潰し合いといった方が表現的にあっているのかもしれません。