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会社の経営企画を担当するにあたり何が必要か?となったとき参謀としての能力を発揮できるかが重要なのではないかと思います、参謀に求められるものは情報収集能力、企画力が重要だと思います、逆に決断力と見栄は不要と言われています。
その情報収集、企画力の向上を図る上で非常に役に立っているのがiPadです、私は雑誌や本は買わないタイプ(ネットこそ情報の本流派)でしたが現在の部署となって勉強し始めた今iPadで雑誌を買っています。

残念なことに購読者からみた日本の電子書籍業界への期待は見事に裏切られています、雑誌の一部のみを公開する(ビューン)、定価売り(マガストア雑誌オンライン)、販促窓口としか思っていない(雑誌オンライン)、自炊本レベルで商売(主婦の友社書店)など多くの批判がアプリストアにあがっています、AppStoreからみると分かるのですが圧倒的な星一つ評価ばかりです。
おそらく提供する側も本気で電子ブック事態を信じていないから様子見の販売しかしてないのだと思います、しかしコレは逆にチャンスだと思います。
iPodが人気を博したのは使い勝手が良いのもありましたが(国内メーカーは著作権保護でガチガチ、ユーザーへ手間を丸投げした)手軽に安く音楽が購入できる環境を整えたのも役割としては大きいと判断しています、実際CDはその影響で販売数量が落ち込んでいますし、ついこの前その影響か渋谷HMVが閉店しました。
今度はその音楽が雑誌になっただけで、最初にチャンスをつかむのはいかに安く多くの雑誌を提供できる環境を整えることができるかにかかっていると思います、残念ながらこうなると権利問題でうまくいかないのが日本です、国内で揉めているとまた外資に丸ごと持っていかれるだけだと思うのですが、まぁその方がユーザーとして使い勝手が良くなるのは間違いないでしょうし、だめなものは淘汰されるのが経済ですからいつまでもおんぶにだっこで甘えてもらいたくはありません、さっさと新しい芽が育つ環境へシフトするのを加速させたいところです。

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ということでそのブック系アプリで紹介しておきたいのがビューンです。
もしかしたら新しい本の販売方法となるかもしれない月額課金が衝撃的でした、デジタルブックを一冊いくらではなくこれだけ読み放題で月額450円という売り方なのです。
ただし上記してあるとおりデジタルブックについては内容は一部のみとなっています、この一部というのはデジタルブックによって違うのですが私がよく読んでいるPRESIDENTは50ページ程度(広告をのぞけば本誌の半分程度の内容)読むことができます。
また新聞が読めるのが助かっているのですが、これも面白いことに広告が一切無いのが特徴的です。

殆どのユーザーがデジタルブックの価格に満足していない今、雑誌の販売促進のためではなくデジタルブックを全て読めるようにしてもらいたいところです。