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スマートフォン革命によりノートPCがタブレットに変わり、ガラパゴス携帯はスマートフォンに切り替わっているこの頃ですがやはりモバイル機器で一番の心配の種はバッテリーの持ちではないでしょうか。
iPad、BF-01B、IS03のために外部バッテリーを考えていましたが最終的にエネループモバイルブースターKBC-L2BSを購入しました。

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エネループモバイルブースターKBC-L2BSは先代のKBC-L2ASという機種がありこちらは見た目そっくりなのですがUSB出力電流が半分の500mAとなっています、水道に例えて説明するとKBC-L2BSは1時間に1000リットルの水が出る蛇口、KBC-L2ASは1時間に500リットルの水が出る蛇口がつけられていると考えれば分かりやすいのではないでしょうか、同じ桶(バッテリー)に水を注ぐなら1時間に1000リットルの水が出るKBC-L2BSが倍早いということになります、1000リットルの水が受けられる設計が充電側に必要なのとKBC-L2BSもKBC-L2ASも中に入っている水の量は同じ(3.7V 5000mAh) なので何でもかんでも1000mAの恩恵があるというわけではないのでその点は注意したほうがいいでしょう。

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またiPadはモバイルデバイスにしては大電流が必要なためKBC-L2ASでは正式に対応していませんでした(スタンバイモードにしていればゆっくりながら充電しているらしい)、今回のKBC-L2BSでは1000mAの出力と対応した設計(大電流があればいいという訳でもないらしい)で完全放電したiPadを充電できるまでになっており正式に対応しているのを売りにしています。
※iPadでは本体付属の充電器が5.1V・2.1A(2100mA)(10.71W)という設計のためKBC-L2BSでの充電は付属の充電器と比較した場合倍時間がかかる計算になります。

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IS03やXperiaユーザーに嬉しいマイクロUSBコネクタを同梱しています、実はIS03もXperiaも充電にマイクロUSBコネクタを使うのには訳があって昨年よりEUでは携帯電話の給電方法をマイクロUSBにする動きが活発化してきておりその方向性に沿う形でマイクロUSBを採用しているようです。
国産スマートフォンは今後海外に向けて展開する流れも出てきており、今後発売される多くのスマートフォンがマイクロUSBコネクタで給電するようになると思います。

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地方の田舎町これだけのデバイスを持ち運んでいる人はそうそういないと勝手に思ってるのですが、こうなると怖いのがバッテリー切れです。
IS03は事前購入宣言で予備バッテリーをもらえるとはいえども一つ一つに予備バッテリーを用意するのではごちゃごちゃして頂けないし、何しろ使い回しができないのは痛いところ、しかしKBC-L2BSでは私の持っているiPad、BF-01B、IS03どころか通常の携帯電話やすでに私の所ではご退役なさったクティオの充電にも使える万能選手です、他にもUSBで給電するグッズを持ち運び使用できる利点があります、これからの季節に強い味方になるUSB手袋、USBひざ掛け、USB弁当箱入れ、USBペットボトルウォーマーやUSB扇風機、USB給電スピーカーにiPadやiPhoneを繋いで簡易ミニコンポなど面白い使い方もできます。

参考:サンコーUSBグッズ

こうモバイルが多いと付属のケーブルがどれかわからなくほど、気をつけたいのが付属のケーブルは充電用のため通信はできない仕様になっています。
またスイッチを入れても負荷がかからないと自動的にスイッチが切れるよう設計されており、間違ってスイッチが入っても勝手に切れるのでポケットの中や鞄に入れておいても安心して持ち運びができるのは細かなところまでしっかりと考えて作り込んであるなと感心してしまいました。

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KBC-L2BSの充電には本体付属のACアダプターかミニUSB端子どちらでも充電出来るようになっています、本体の容量が3.7V 5000mAhと大きいため満充電にはACアダプターで約7時間、USBだと約14時間が必要になってきます、ACアダプターの仕様は5V1Aですから5.1V2.1AのiPad純正ACアダプターからUSBケーブルで充電したら同じように約7時間で満充電できるのだろうか気になるところです。 

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こんな便利でお勧めしないわけにはいられないエネループモバイルブースターKBC-L2BSは実売価格送料込みで5000円程度で現在販売中です。
特にIS03ユーザーには強くお勧めしておきます。