新しいノートPC

家内が使用していたノートPCが突然のトラブルに見舞われ、急遽新しいノートPCを新調することになりました。

そこで、最新のノートPC・・・ではなく、あえて1年型落ちモデルのノートPCを今回はチョイスすることに・・・。実は、頻繁にモデルチェンジするデジモノ業界では、型落ちモデルのほうがお得なことが意外と多いのです。

今回は、そんな型落ちモデルのHP ノートPC Probook 6570bをレビューしつつ、型落ちモデルの魅力も紹介していきます。

PCを新調する場合は、現在行っている作業に対し、必要な性能をどう見積もるかが重要になってきます。

しかし、対象のノートPCで行っている作業自体は写真の整理やネット、事務作業的なものが多く、マシンパワーはそれほど必要ではありません。

しかし、買い換えスパンが4年以上と長いこともあり、少し余裕のある性能のノートPCを選ぶことに・・・。ここは、余裕を持ってCore i5搭載機にターゲットを絞り込むことにしました。

Probook 6570b

他にも必要な要素しては、入力に便利なテンキーと大きなディスプレイということで、最終的にHP ノートPC Probook 6570bが選ばれることとなりました。

しかし、HP ノートPC Probook 6570bはあえて最新モデルではなく、1年型落ちモデルにしています。

実は、同じ価格なのに最新モデルと型落ちモデルの比較ではCPUの性能差が30%以上も離れていることがあり、型落ちモデルのほうがお買い得ということがあります。

もちろん、メーカーサポート、HDDやメモリの容量、IFやディスプレイの性能などの差も考慮に入れる必要があるため、安易にCPUの性能だけで判断すべきではないのですが、型落ちモデルのほうがコストパフォーマンスに優れていることがあります。

Core i5

1年型落ちモデルのProbook 6570bでは、Core i5 3230Mが搭載されていますが、同シリーズの最新機ではCore i5 搭載機が7万円超えとなっています。

確かに最新機のCore i5 は1年型落ちモデルよりも性能が高くなっていますが、その性能差は1割にも満たない差です。
ディスプレイ

メモリ容量が倍、フルHDディスプレイ搭載(実は、表示できる領域が広がる代わりに、文字などが小さく表示され逆に視認性が低下する。)という点を加味しても、2万円も追加で払う価値があるのかというと微妙なところ・・・。
※Core i5 4210MとCore i5 3230Mの比較

なら、同価格の最新機はというと、1年型落ちモデルよりも性能が低いCeleronということもあり、型落ちモデルを買った方がお買い得という判断になりました。
※同価格で3割以上も性能が低い

レガシーポート

HPのProbookにした理由はいくつかあり、HPのProbookを含むビジネスモデルPCでは、シリアルポート、VGA(デスクトップに至ってはPS/2を装備)といったレガシーポートを備えていることが多く、古い資産を有効活用できます。

DisplayPort搭載

HDMIについては装備されておらず、予想外のDisplayPort搭載には驚きましたが、HDMIでデジタルTVと接続するには変換アダプタが必要になるため、この点は少し不満に感じます。
※HDMIコネクタの搭載はメーカーに使用料が発生するため売価に響く。

IFは新旧混在で不満無し

その他のI/Fについては、SDスロット(SD/SDHC/SDXC対応)、LANコネクタ(Gigabit対応)USB3.0と2.0、eSATA、Expressカード/54といった最新機種で装備されているI/Fは標準で装備されているので不満は感じません。

IEEE 1394aポート

また、Windowsでは既にマイナーなI/FとなったIEEE 1394aポートが備わっているとあって、古いデバイスから最新のデバイスまで持ってこいの、てんこ盛りI/Fとなっています。

スピーカーの配置

少し不満だと感じたのがスピーカーの配置です。スピーカーはステレオですが、配置が非対称になっています。ただし、音がセンターで聞こえるように調整してあるのか、カバーを外すまで非対称配置になっているとは感じませんでした。

音質についてはノートPCとして標準的なレベルで、より良い音で聞きたいのであれば、Bluetooth 4.0+EDRに対応しているため、Bluetoothで接続するポータブルスピーカーなどを付けると見違えるようになるでしょう。

SRS-X33

過去に、SONYのBluetooth対応ポータブルスピーカーSRS-X33を紹介していますが、ケーブル不要でノートPCと持ち運ぶこともできるので検討してみると良いかもしれません。

無線LANについてはIEEE 802.11a/b/g/nに対応しています。感度についてはノートPCとしては標準的で、SISOのため速度も特筆することはありません。
※機種によっては高速なMIMO対応Intel製無線LANが搭載されている。 

Webカメラ非搭載モデル

なお、Webカメラ非搭載モデルを購入しましたが、この点は安価になっている要因の1つだと考えられます。要不要については個人の使い方次第でしょう。

キーボード


キーボードについては筐体が大きいこともあり、キーピッチが19×19mと余裕のあるピッチになっています。

ポイントスティック

タッチパッドが搭載されているにもかかわらず、キーボードの中心付近にポイントスティックが搭載されているのも一部の人にはメリットに感じるでしょう。

テンキー付

セットアップなどで軽く使った限りでは、不満となるようなピッチではないので、指が太めの男性でもキーを打ちやすいと思います。また、テンキー付きなので数値入力もそれほど苦になりません。

HPのProbookを選んだもう1つの理由としては、メンテナンス性が良好という点があげられます。

メンテナンス性が良好


メモリの交換は工具不要、HDDの取り外しはドライバー1つで可能なうえ、光学ドライブの交換もノートPCにしては比較的容易に行えます。 


海外では、光学ドライブベイにHDD/SSDを搭載する玄人向けパーツも販売されており、自作ユーザーなら苦もなく取付けられるほどメンテナンスがしやすいモデルです。

SANDISK SDSSDHII-480G-J25C

このメンテナンス性のおかげで、HDDからSSD(SANDISK SDSSDHII-480G-J25C)への換装はあっという間に終わりました。


SSD搭載機を普段から使っている私にとっては、HDDだと起動時の待ち時間が多く、アプリの起動やファイルの読み込みに待たされてしまいストレスを感じますが、SSD換装後は足を引っ張っていたのが嘘のように大幅に高速化しています。

さらに、Microsoft Officeが搭載されていないので、安価な中国版Office2013を搭載して引き渡しの準備は完了しました。
約8万5千円

結果、Core i5、SSD 480GB、Microsoft Office2013(エクセル・ワード・パワーポイント)付きで約8万5千円というお買い物になりました。
※欲をいえばメモリを2GB追加して4GBにしたかった。

通常、この構成で市販モデルを買おうとすると10万近く、ものによっては10万を超えることもあるため、コストパフォーマンスはかなりのものがあると考えています。

型落ちモデルとはいえ、コストパフォーマンスが優れているお買い得PCは探せば色々とあります。少ない予算でできる限り性能が良いものが欲しいのであれば、型落ちモデルを探してみると良いものがあるかもしれません。