照度計

最近、電球が寿命を迎えたのを機に明るいLED照明を導入して部屋が明るくはなったものの、人間の明るい暗いという感覚は適当なもので、数値として表さないと明るい暗いと感じた感覚が正しいのか分かりません。

そこで、Amazonで販売しているそれなりに使える安価な照度計を購入し、実際に部屋の環境がどのような状態にあるのか計測してみました。

今回購入したのはコンパクトデジタル照度計 Luxメーター (日本語簡易説明書付)という照度計です。安価なものですが、評価では有名メーカーとそれほど誤差はなかった、ということでしたので買ってみました。
運搬用のケース

作りはチープですが運搬用のケースが付いており、この中に本体が収納されています。

本体がお目見え

ケースを開けると本体が出てきました。

日本語のマニュアル

見た目から海外向けの製品のようですが、操作は簡単ですし、日本語のマニュアルが付いているため操作に困ることはありません。

006P型の9V角型電池

電池は006P型の9V角型電池で、動作確認用に1個電池が付属しています。

セパレートタイプ


コンパクトデジタル照度計 Luxメーターはセパレートタイプで、計測センサーと数値を表示する本体が別々になっています。
 
センサー部分


センサー部分はカバーに覆われており、計測する際はカバーを取り外して使います。

 
デジタル液晶と設定用のスイッチ

本体は大きく見やすいデジタル液晶と設定用のスイッチが並んでいます。スイッチは上部が計測帯の変更、下部が電源と数値のホールド機能になっています。

カバーを閉じた状態で電源を入れ

コンパクトデジタル照度計 Luxメーターの使い方は簡単で、カバーを閉じた状態で電源を入れます。カバーを閉じることで校正をするため、必ずカバーを閉じて電源を入れる必要があります。

照度(lux)を表示

その後、カバーを開ければ、その箇所の照度(lux)を表示してくれます。
 
計測帯の上限をオーバー


左の桁の表示が1を表示する場合は計測帯の上限をオーバーしているので、スイッチで計測帯を切り替えます。
 
計測帯を切り替え

計測帯を切り替えると、1,999luxまではそのままの数値、2,000lux以上になるとx10、20,000lux以上になるとx100といった倍率表示になり、実際に表示されている数値にその倍率をかけた数値が照度(lux)となります。

さて、計測される数値の照度(lux)ですが、照明器具に表示している光束(lm)とは密接な関係があります。照度(lux)とは1m2当たりの光束(lm)のことを指します。

ですから、照度(lux)とは照明器具が持つ全エネルギー(全光束(lm))のうち、計測箇所にどれだけエネルギーが照射されているのかを示していることになります。

同じ全光束の照明でも、照射範囲、照明との距離、壁の反射や壁の色による光の吸収といった要素で照度(lux)は変わってきますので、照度計で実際に計測しないと、使用している照明が適切な明るさを生み出しているのか分かりません。

PC周辺

それでは、実際にこのコンパクトデジタル照度計 Luxメーターを使い部屋の照度を計測してみました。

照度については環境により適切とされる指標がありますが、PCで作業をする場合はモニター画面においては500lux以下、そのほか周辺のキーボードや書類の類は300lux~1000luxとなっています。

PC周辺ではまとめて300lux~500luxあれば最適だといえますが、実際の計測値では357luxという計測値でしたから、作業をするための環境としては適切な環境にあるようです。

合計16,000lm

この照度を実現するために2,000lmのLED電球(XLEDIA D125N)を8個用意し、合計16,000lmという照明を使っています。

本来、10畳のこの部屋で拡散タイプのLED照明を使う場合は5,000lmの照明があれば十分というメーカーの目安がありますが、実際に必要な光束は3倍で、実際に照度を計測しないと適切な状態にあるのか判断することは難しいということが身をもって理解できたところです。

照明直下

ちなみに、合計16,000lmの照明直下では1,483luxというとんでもない数値が出ていました。

製図や製品検品など細部を確認するレベルの照度で、まるで晴天時の屋外に出たような感覚に襲われる明るさです。

今回はLED電球へ交換をした際の計測用として使用しましたが、光り物の家電等のレビューに使ったり、生活で使用する空間の明るさが適切かどうか計測するために活躍する予定です。