ウェアラブルカメラ

デジタルビデオカメラといえば手も持つタイプが一般的ですが、スポーツシーンなど激しく体を動かすシーンでは手でもって撮影するような暇はありません。そこでヘルメットやゴーグル、自転車や車体などに取付けるウェアラブルカメラの出番となります。

今回はそんなアクティブな人と相性の良いウェアラブルカメラをサバゲー導入用に更新しようと思い、比較的有名なウェアラブルカメラをまとめてみました。
 
ウェアラブルカメラを選ぶ際の注意点

1.防水・防塵・堅牢性について

ウェアラブルカメラは主にスポーツなど激しい動きをすることが多いシーンで使うため頑丈でなければいけません、使う用途により要求される性能は変わってきますが、 防水・防塵・堅牢性は一般的に備わっていて当たり前の性能となっています。

ただし注意が必要で、例えば防水や耐衝撃についてはオプションのケースを付ける必要があるなど、良く見ておかないと買った後に後悔することになるかもしれません。 

2.オプションの豊富さ

ウェアラブルカメラは何処にでも取付けられるといっていいほど様々な箇所に取付けができます。それにはオプションのアタッチメントなどを購入する必要がありますが、中には取付けたい箇所に最適なオプションが無い場合があります。

何処に取付けるか決めたら、それに対応したアタッチメントオプションがあるのか確認しておきましょう。

なお、オプションの中には三脚ネジを使用するタイプが用意されていますが、それらのオプションはメーカー問わず流用できる物が多いので、無いオプションは他のウェアラブルカメラのオプションで流用ということも可能です。

3.性能

ウェアラブルカメラといってもメーカにより様々な種類のものがでており、似たような形でも全く性能が異なることがあります。その中でもこだわりを持って撮影に臨むのであれば特に注意してもらいたい点をまとめてみました。 

 ・バッテリーは内蔵か交換タイプか(内蔵タイプはバッテリーが切れの心配有り)
 ・外部マイクの取付はできるか(音質の向上や、風切り音対策は外部マイクを使わないと難しい) 
 ・映像確認は可能か(撮影中の映像を専用端末やスマホなどで確認できないと失敗するかも) 
 ・解像度は足りてるか(折角の迫力ある映像もHDで楽しめなければ体験を共有してもらいにくい)
 ・フレームレートは高いか(60fps録画以上のモデルは激しい動きをしっかりと録画する)


おすすめウェアラブルカメラはどれだ


SONY アクションカムシリーズ

使い勝手と性能のバランスが素晴らしい!

業務用映像機器ではSONYは非常に優秀で、民生品にもその技術が降りてきているためSONYは優秀との声が数多く聞かれます。 特に手ぶれについてはSONYが強く、HD対応のデジタルビデオカメラはSONYを選びました。

SONYアクションカムシリーズでも、その手ぶれ補正機能が盛り込まれ、上位機種ではAS100Vでは強力な手ぶれ補正機能が売りとなっています。激しく動くことが多いスポーツでは手ぶれ補正でガクつきの少ない滑らかな動画が期待できます。

本体は防滴構造ですが、防水・防塵・耐衝撃・耐低温性は付属のウォータープルーフケースを装着したときの性能ですので、本体のみでの運用は要注意です。

また、ウォータープルーフケースの装着時は音がこもるデメリットがありますが、ウォータープルーフケースの装着時は外部マイクへアクセスができません。

ダイビング時など防水性を求めているのであれば納得ですが、耐衝撃などの性能を求めて付けているのであれば不満足要因になりかねません。防水性を犠牲にしてでも音質を上げるためケースに穴を開けている人もいるようです。

HD1080録画で60fps、HD720録画で120fpsとハイスピード撮影に対応しているので激しい動きもヌルヌルとした動きを録画してくれるうえ、AS100Vではブルーレイもビックリの約50Mbpsというハイビットレート撮影も可能です。


特に注目したいのが映像の確認や録画などの操作ができる専用リモコンRM-LVR1の存在です。

多くのウェアラブルカメラではスマホで映像を確認することはできるものの、動きが激しいシーンや水が飛び散る環境でスマホを持ち出すことに抵抗を覚えることもあると思います。

しかし専用リモコンRM-LVR1を使えば防水なので水が飛び散る環境でも安心ですし、小型で身についていても邪魔になりません。また、映像の確認だけでなくカメラの設定も可能となっています。

極めつけは5台同時接続が可能という性能で、複数台のカメラを様々なアングルに取付け同時録画ができるというのも魅力です。編集によってはおもしろい演出が可能になることでしょう。

バッテリーは交換式、外部マイクにも対応、HDMI出力を備えているなど当たり前の機能は備わっています。また、国内メーカーということもありサポートも安心できるところもSONYの良いところです。

個人が撮影した動画を見るとウェアラブルカメラの中では標準的な画質で、ホワイトバランスがしっかりしており動きが滑らか、比較的音がよいうえ手ぶれ補正が良く効いているという印象を受けました。今のところ購入候補ナンバーワンです。


迷ったらSONYアクションカムシリーズで決まりです。






CONTOUR コンツアーシリーズ

コストパフォーマンス高し!

CONTOURの最も優れいている点はコストパフォーマンスです。 正規代理店モデルは保証が付いている分高めの価格設定ですが、サポートは不要というのであれば比較的安い並行輸入品が選択肢に入ります。

もちろんコストが安い理由もしっかりとあり、レンズプロテクターは使えず、下位モデルではバッテリーは内蔵タイプで外部マイク端子、HDMI出力は用意されておらず、外部の端末で映像を確認することもできず、PCと接続しないと設定もままなりません。

また、上位機種含めセンサーの画素数は500万画素と低めで、ハイスピード撮影は60fpsまでで解像度はHD720でないと使えないなど性能に物足りなさがあります。

実際にCONTOUR ROAMを撮影で使っていますがホワイトバランスが良く崩れるのと音が籠もりがちで不満に感じます。また、レンズプロテクターが取付けられないうえ、上位機種で使えるレンズプロテクター自体が終売となったためレンズの保護はケースを買う必要に迫られます。

本体のみで1m防水や頑丈な設計でケースが無くてもある程度のことは耐えてしまう本体の性能はCONTOURならではです。

CONTOURシリーズではSONYのアクションカムシリーズに引けを取らないオプションが用意されていますが、さすが海外の企業だけあって銃のレールに取付けるオプションまで用意されています。

TRail

CONTOURシリーズの特徴はコストパフォーマンス意外にも独自の脱着システムTRailマウントシステムがあげられます。

TRailマウントシステムは本体のサイドに設けられたレールにより脱着をスムーズにするマウントで、スライドさせるだけで本体を取り外すことができます。

また、カメラのレンズを回転させて水平を調整することができ、装着時の自由度が高いのも特徴です。 

堅牢性も高く、バイクでこけた際に傷だらけになったCONTOURを見てもうダメかもしれないと思ってスイッチを入れたら録画できたという話があるほどで、見た目は頑丈そうな外観ですが実際に頑丈のようです。


CONTOURシリーズはとりあえず使ってみたいけどそれほどコストをかけたくない。少しぐらい性能が劣っていても許せるという人に向いているウェアラブルカメラとえいます。





GoPro HEROシリーズ

最高の映像を求める人に! 

ウェアラブルカメラの元祖であり最先端を行くのがGoProです。その実力が認められTV業界でも使用されているなど実績も十分にあります。

特徴的なのは多くのウェアラブルカメラでは筒状、もしくは前面から見て面積が小さくなるような形をしている物が多いのに対し、GoProのHEROシリーズはあえて面積が大きくなるコンパクトデジタルカメラタイプの筐体を採用しています。これは一見すると弱点にもみえますが、逆に強みを活かすための選択ともいえます。

前面からみて面積が増えることは身につけるうえ(特に頭部)で邪魔になりやすい形状ともいえます。しかしこの形状を採用することでレンズの体積を大きく取ることができため、レンズ設計に余裕ができ画質を向上させることができます。

センサーは1/2.3インチとSONYのアクションカムシリーズと同じサイズですが(実はセンサーはSONY製)、レンズの性能差がGoProの画質を良さを出しています。一見邪魔そうに見える形にも理由はあるようです。

一部モデルではWi-Fiが標準装備となり、GoProアプリ 2.0によりスマートフォンから映像の確認や設定が可能になります。SONYのアクションカムシリーズの専用リモコンRM-LVR1のようなアクセサリがあれば操作性は言うこと無しでしょう。

オプションに関しては流石ウェアラブルカメラの元祖だけありその数は圧倒的というレベルです。特にメディア業界を意識した業務用レベルのものも見受けられ、民生用だけではなく業務用としての運用も視野に入れたクオリティを有していることが伺えます。

逆に言えばそれが取っつきにくさを生んでいるともいえ、手ぶれ補正機能や映像が見られるモニター付きリモコンなど手軽に使える機能が欲しいと感じます。

バッテリーは交換式、アダプターは必要なものの外部マイクにも対応、HDMI出力を備えているなど当たり前の機能は備わっているだけでなく、上位機種は最先端の4K録画や3D録画も可能など常に業界の先を行っています。

私の使い方(サバゲー)では投影面積が大きくて邪魔な点と、モニター付きリモコンが無いということでSONYアクションカムシリーズに軍配が上がりましたが、最高の映像を残したいという要望に応えられるのはGoPro HEROシリーズではないだろうかと思っています。


今後余裕があればNVGマウントでヘルメットにGoPro HEROシリーズを付けてみるのも良いかなと考えています。