前まで7インチクラスのタブレットはNexus7(2012)だったのですが、訳あってiPad miniに変更となりました。
7インチクラスのタブレットは軽量で小型で使い勝手が良く、ビジネス・プライベートで持ち歩いていることが多いのですが、そのままケース無しで運用するには厳しいのでiPad mini用のケースを購入してみました。
今回選んだのはiPad miniとiPad mini Retinaディスプレイ両モデル対応のケースMOBILE STUDIO iPad mini ヴィンテージ風レザースタンドケースです。
前から黒ではなくブラウン系の色が欲しくNexus7でもブラウン系のケースを選択したのですが、質感に不満があったので今回はビンテージ風のケースにしてみました。
ビンテージ風というだけあって見た目はそれっぽい雰囲気が出ていますが、実際の肌触りは起毛仕上げやベロアのような優しい肌触りではなく、ザラッとした硬い感触がします。
感触についてはあまり好きではないのですが、遠くから見たり、写真ではそれっぽく見えるのはビンテージ風の風味が良く出ているといえばそうかもしれません。ちなみに高級感についてはほとんど感じられません。
外観に関しては厚みがあると初めて見たときに感じました。
折りたたんだ状態だとiPad mini分ほど厚みが増します。拍車のかかるタブレットの薄型化により、使う側としては掴みにくくなっているデメリットを感じているのですが、このケースであれば厚みがあるので、そのような使いにくさを感じません。
また、ケースがペラペラだと安っぽいですし、もしもの時にケースが保護の役目を全うしてくれないかもしれませんから、この厚みは個人的にいいねと感じているところです。
中を開けるとiPad mini本体を固定する枠が用意されています。
ベゼル(フチ)までカバーで覆うタイプのケースを過去に何度か使用しているのですが、ベゼル近くの操作を使用とすると邪魔になることが多いので、ベゼルを覆わないタイプを最近は選んでいます。
特に今回のケースはベゼルに一切干渉しないタイプで、操作性もさることながら一体感がありデザイン性もよくなっています。
この枠にiPad mini本体を固定して使うのですが、これでしっかりと保持できるのかという不安もよぎります。
確かにベゼルまで覆うタイプは外れるということはあり得ません。ベゼルの一部を覆うタイプに関してもこの手のタイプよりは保持力は高いように感じます。
しかし、通常の操作で外れるということはなく、逆さまになってもしっかり保持する能力は保有しています。
この手の保持方法はスマートフォンのケースでよく見る方法なのですが、タブレットで採用している物は珍しいように思えます。
ケースによってはケーブルの干渉などがりますが、MOBILE STUDIO iPad mini ヴィンテージ風レザースタンドケースはスピーカーや端子類への干渉もなく、ケーブル類を取り付けた際の取り回しについては不満に感じる点はありませんでした。
操作ボタンもしっかりと操作でききる構造のため、使い勝手が悪いと感じる場面は今のことろありません。
MOBILE STUDIO iPad mini ヴィンテージ風レザースタンドケースはiPad miniの固定位置が確定しているため、背面カメラやマイク用の穴がしっかりと位置合わせされています。その一体感に低価格ながら細部の設計は意外としっかりしているものだと感心しました。
それだけではなく、ケースがマグネットスリープに対応しているので、カバーの開け閉めに対応してスリープが連動してON/OFFに切り替わります。
Nexus7のケースでマグネットスリープに対応したケースを初めて使い、その便利さに感心し、できるだけタブレットのケースはマグネットスリープに対応したものを選んでいるのですが、個人的にはあって当たり前的な感覚になっているほど重宝しています。
ケースのスタンド機能はこのようにケース内側に対して立てるようになります。ケース内側の素材が滑り止めの役目を持ち、無段階の角度調整が可能になっています。
しかし、この方法は固定はされないため、強めのタッチをするとiPad miniが揺れて安定性に欠けるデメリットがあります。基本的には動画を見たりネットを見たりする用途向けだと割り切った方がいいでしょう。
文字入力の際はさらに手前までスタンドを倒して使います。この場合ケースの反発力で保持するため、入力の際はやはり揺れますが、メールの文章を書く程度であれば実用範囲内といえる程でした。
すでに2週間以上MOBILE STUDIO iPad mini ヴィンテージ風レザースタンドケースを使用していますが、特に私の使い方では不満という不満はなく、iPad mini用に手帳タイプのケースを求めているのであればお勧めできる1品だといえます。
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