Carmagne E5400


写真撮影ではあまり三脚を使わないのですが、動画では三脚が無いと撮影ができない環境なので三脚は重要なアイテムとなっています。

しかし、使用していた三脚のガタが来たので、思い切ってシッカリとした三脚に買換えてみました。今回選択したのは推奨積載3kgと、私が使っているカメラとレンズの組合わせからするとかなり余裕のあるVelbon Carmagne E5400です。
縮めて開脚

推奨積載重量が重たければ重いほど三脚はガッシリと剛性が高く、風でぶれたり、望遠レンズも安心して取り付けることができますが、重量は増えパイプ径は大きくなります。

最近の一眼レフカメラ用のまともな三脚では、チタン・カーボン・マグネシウム等を使い三脚の軽量化を図っていますので、24年前のお下がり三脚からの買換えだった私は、2kgを切る重量に驚いてしまいました。

PH-G50D

雲台はPH-G50Dが標準で装備されています。

雲台

レバーがついていますので、重たいレンズでも安心して動かせ、角度の微調整も可能と、望遠向けに最適化されているのが分ります。

もちろん、広角レンズでも問題無く使えるのでご安心を。

角度限界左
角度限界右
角度限界前
角度限界後

三脚の前後左右の限界はこのようになっています。右側は他の方向より角度が浅くなっているのが分ります。

水準器

雲台には水準器が装備されており、カメラの状態を水平に保つ手助けをしてくれます。

チューブタイプと違い、傾けて撮影する場合は左右と前後個別の状態が分らないのですが、その分雲台がコンパクトにまとめられています。

クイックシューでワンタッチ取付け
クイックシューでワンタッチ取り外し

雲台には他にも、ワンタッチで取り外し可能なクイックシューが装備されています。手前のレバーを左側に回すと、クイックシューの台が外れます。

クイックシューの裏側

裏側には、蝶ネジが折りたたまれて収納されています。

取付ければ自動的にロックがかかる

クイックシューの台は、取付けると自動的にロックがかかる仕組みで、実際、三脚を撮影で使ってみて、特に使いやすいと感じた部分です。

回転調整ネジ

雲台の回転は、このレバーでロックを解いてから回します。

雲台は取り外し可能

雲台は取り外し可能です。他の雲台と交換することができるので、運用に適した雲台を後から選択することができます。

脚のロック

脚にはロックがかかっており、通常の開脚角度の他に2段角度調整が可能です。

最大開脚角度

ロックは脚の付け根にある四角いパーツを上に引き上げ、ロックを外し、脚を開くだけで簡単に調整ができます。

エレベーターのバーを分離

開脚角度を広げると、エレベーターのバーが地面に当るので事前にエレベーターを上げておくか、取り外しておく必要があります。

このエレベーターのバーですが、底にネジが用意してあり、フラッシュやライトの取付けなど、発想しだいでは面白い使い方ができそうです。

縮めて開脚
2段目3段目

2段目の角度はやや浅めですが、3段目はローアングルや小物のマクロ撮影に使えそうな角度です。

ローアングルや小物のマクロ撮影だけに使うなら、SLIKのミニ2のような三脚がお勧めですが、1つの三脚で様々な撮影環境に対応させるには、Carmagne E5400のように汎用性の高い三脚が最適です。

脚のロックはレバーロック

脚のロックはレバーロックになっています。プラスチック製で剛性に頼りなさをやや感じるものの、レバーを倒すだけでロックがかかるため撮影時の調整が短時間でできるというメリットがあります。

撮影時に三脚の角度や高さをあれこれ調整をするような撮影スタイルなら、レバーロックの使いやすさが最大限発揮されます。

石突はゴム石突

Carmagne E5400の石突はゴム石突です。

私はフィールドで撮影するよりも屋内での撮影が多いため、ゴム石突でないと床が傷んでしまいますのでCarmagne E5400を選んでいます。

保護用スポンジ

脚には保護用のスポンジが巻かれています。

カーボンは高い剛性と軽さが魅力で、F1やスーパーカーでは多くのパーツがカーボンでできているなど最先端の現場で使われている素材です。

欠点は限界を超えると割れてしまうことです。ですから、無理な応力や過度の衝撃を加えることは厳禁となります。

しかし、前のアルミ製三脚からすると随分と軽量で、まるでプラスチックでできているのかと思うほど軽くなっています。

ストーンバック

望遠レンズを付けた際に風で三脚が揺れるなら、付属しているストーンバックの出番です。

フックで取付け

使用する際は脚にマジックテープ付のバンドを取付け、ストーンバックを脚に取付けたバンドの穴に取付けます。

ストーンバックの取付はフックで簡単

ストーンバックはフックで取り外しできるので、マジックテープ付のバンドを取付けおけさえすれば簡単にストーンバックを付け外しできます。

風が強い日に、望遠レンズを使うシーンでは頼りになりそうです。

三脚バック付

収納用の三脚バックも付属しています。ツールとはいえ持つ喜びも与えてくれる三脚ですので、バックに入れて扱いはできるだけ丁寧にしたいところです。

古い三脚

Carmagne E5400を使い始め、お下がりの古い三脚は予備軍行となりましたが、この三脚も実はVelbon製(VERSATILE DS-3 一部パーツが違う?)です。

同じレバーロック方式ですが、ガタがきてしまいロックが緩くなってしまった部分が出てきたり、脚のがたつきも酷くなってきたので買換えとなりました。VERSATILE DS-3のカタログ最終掲載が1989年ですから、実に24年以上も使ってきたことになります。

もちろん、お下がりなので使っていない期間もあるでしょうが、それでもこの時代まで使えたのはシッカリとした三脚だからです。

一眼レフカメラの道に進むのであれば安物の三脚ではなく、シッカリとした三脚を選ぶ事が大切だと良くいわれていますが、再認識したところです。

SONY HDR-CX590Vを載せて

冒頭でも書いていますが、デジタルビデオカメラ(SONY HDR-CX590V)を載せて使うこともあります。小型でコンパクトデジタルカメラを載せいているような感覚ですが、コンパクトデジタルカメラと違い、デジタルビデオカメラは小さくても望遠が強いため、三脚が重要になってきます。

望遠時は少しの振動や揺れでぶれるので、三脚がガッシリとした剛性がないとブレた映像になることがあります。

Carmagne E5400はその点剛性はしっかりしていますし、ストーンバックで安定化させることもできるので、デジタルビデオカメラでも望遠をよく使うのであれば十分にお勧めできる三脚です。