手ごろな価格と高い性能を持ち合わせるNexus 7ですが、microSDカードが使えないためサイズの大きな動画などのファイルを読み込ませる場合に困りものでした。しかし、Nexus Media Importerの登場により完全とはいかないまでも解決することができ快適化されています。
今回はそんなNexus Media ImporterとマイクロUSB OTGケーブルとNexus 7の組み合わせで、どの外部ストレージが使えるのか?その疑問を解決すべく手持ちの外部ストレージを片っ端から繋げてみました。
●Nexus Media Importerとは?
Nexus Media Importerを知らない人のために軽く説明をしておくと、要はNexus 7でUSBフラッシュメモリなどを読み込むことができるアプリです。だたし、単体では機能しません。
Nexus 7には通常のUSB端子は用意されていませんので、マイクロUSB OTGケーブルというものを使用します。特殊なUSBケーブルで、片側がマイクロUSBのオス、もう片方がUSBのメスという組み合わせになっています。
今回用意したのはAmazonで販売していたMicro USB OTG Host cable for GALAXY SII/III/Noteです。
香港からメール便で配送されるので、注文から到着まで1週間以上もかかります。早く手に入れたい場合であれば少し価格は上がりますが、国内メーカーのものをチョイスするといいでしょう。
このマイクロUSB OTGケーブルを充電権通信用のマイクロUSBコネクタに差込み、USB外部ストレージを接続してNexus Media Importerを立ち上げることで保存しているファイルを読み込むことができるようになります。
これがあれば動画など大容量のファイルを難なく本体のストレージに読み込ませることができます。さらに本体へ保存することなくストリーミング再生ができるので使い勝手もよく、Nexus 7の必須アプリといってもいいほどです。
デフォルトでは動画、音楽、ドキュメントファイルのみの表示ですが、フォルダー表示にすると未対応ファイルをすべて表示することができます。
●マイクロUSB OTGケーブルとNexus Media Importerで何処まで使える?
まずは普通のUSBフラッシュメモリとして登場してもらったのがトランセンドの16GBモデルです。
これぐらいは普通に読み込むことができます。
次は電源を必要とする3.5インチHDD対応の外付けHDDケースです。外部電源のため安定した動作をしているので特に問題なく認識されました。
驚いたのがUSBフラッシュメモリで使うFAT32フォーマットの状態だけではなく、HDDで使用するNTFSでフォーマットした状態でもファイルを読み込みました。これは普通にパソコンで使っている外付けHDDをそのまま丸ごと読み込めることになります。
流石に3.5インチのHDDでは持ち運びに不便なので、可搬性が高い2.5インチの外付けHDDを取り付けてみたのですが・・・
残念なことにNexus 7のバスパワーでは容量不足のためHDDがうまく起動してくれません。
USB Y字ケーブルで電力供給を強化してやれば動きましたが、モバイルバッテリーやUSB電源アダプターなどが必要なので現実的な使い方とはいえません。
それではとSSDを使用したHDDケースで試してみるとバスパワーで起動することができ、見事に認識することができました。
HDDはモーターを起動する瞬間にかなりの電力を消費するのですが、モーターがなく消費電力が少ないSSDならばUSBフラッシュメモリと同じようにバスパワーでも起動して認識します。
USBフラッシュメモリでは容量が足りないという場合に意外と使える方法かもしれません。
今度はデジタルカメラで撮影した画像を読み込めるか、メモリカードリーダーを使用してSDカードの読み込みを試してみました。
結果はマルチカードリーダーを通して読み込むことができました。デジタルカメラのデータをSNSや写真共有サイト、メールで即座に送りたいという場合や撮影後の確認などに使える方法です。
さらに同時に読み込みができるのかテストしてみましたが、複数のカードを挿入すると認識することができないようです。
最後に色々と同時に読み込みたいという要望に応えられるか、USBハブを使い同時に接続してみました。結果は読み込むことができるのは1つのストレージのみという結果になりました。
●色々とマイクロUSB OTGケーブルに接続してみた
Nexus Media Importerとは話がそれるのですが、せっかくマイクロUSB OTGケーブルがあるので手元にあるUSBデバイスを差込んでみました。
Bluetoothのマウスの方が実用性は高いので、わざわざこのような実用的では無い使い方をすることはありえませんが、USBマウスは普通に認識し画面にマウスカーソルが登場します。
iPadで動作したUSBオーディオデバイスを繋げてみたのですが、残念ながらこちらは認識しないようです。音楽制作環境としては物足りないデバイスなのかもしれません。
USBバスパワーということは電源の供給元として使える訳で、当然充電用のケーブルを使えばスマートフォンの充電も可能です。
iPhoneならそのままiPhone付属のコードで充電すればいけるようですが、Androidスマートフォンやタブレットは充電用と通信用のケーブルがあり、このように充電するには充電専用ケーブルを使い必要があります。
この件はこちらで詳しく説明しているので興味があるかたはどうぞ。
ゴテゴテとして実用性はない使い方ですが、なんとも魅力的に映るNexus 7。実用的でビジネス、プライベート両方で活用していますが、このように遊び心をくすぐる楽しいタブレットでもあります。
Nexus Media Importerを知らない人のために軽く説明をしておくと、要はNexus 7でUSBフラッシュメモリなどを読み込むことができるアプリです。だたし、単体では機能しません。
Nexus 7には通常のUSB端子は用意されていませんので、マイクロUSB OTGケーブルというものを使用します。特殊なUSBケーブルで、片側がマイクロUSBのオス、もう片方がUSBのメスという組み合わせになっています。
今回用意したのはAmazonで販売していたMicro USB OTG Host cable for GALAXY SII/III/Noteです。
香港からメール便で配送されるので、注文から到着まで1週間以上もかかります。早く手に入れたい場合であれば少し価格は上がりますが、国内メーカーのものをチョイスするといいでしょう。
このマイクロUSB OTGケーブルを充電権通信用のマイクロUSBコネクタに差込み、USB外部ストレージを接続してNexus Media Importerを立ち上げることで保存しているファイルを読み込むことができるようになります。
これがあれば動画など大容量のファイルを難なく本体のストレージに読み込ませることができます。さらに本体へ保存することなくストリーミング再生ができるので使い勝手もよく、Nexus 7の必須アプリといってもいいほどです。
デフォルトでは動画、音楽、ドキュメントファイルのみの表示ですが、フォルダー表示にすると未対応ファイルをすべて表示することができます。
●マイクロUSB OTGケーブルとNexus Media Importerで何処まで使える?
まずは普通のUSBフラッシュメモリとして登場してもらったのがトランセンドの16GBモデルです。
これぐらいは普通に読み込むことができます。
次は電源を必要とする3.5インチHDD対応の外付けHDDケースです。外部電源のため安定した動作をしているので特に問題なく認識されました。
驚いたのがUSBフラッシュメモリで使うFAT32フォーマットの状態だけではなく、HDDで使用するNTFSでフォーマットした状態でもファイルを読み込みました。これは普通にパソコンで使っている外付けHDDをそのまま丸ごと読み込めることになります。
流石に3.5インチのHDDでは持ち運びに不便なので、可搬性が高い2.5インチの外付けHDDを取り付けてみたのですが・・・
残念なことにNexus 7のバスパワーでは容量不足のためHDDがうまく起動してくれません。
USB Y字ケーブルで電力供給を強化してやれば動きましたが、モバイルバッテリーやUSB電源アダプターなどが必要なので現実的な使い方とはいえません。
それではとSSDを使用したHDDケースで試してみるとバスパワーで起動することができ、見事に認識することができました。
HDDはモーターを起動する瞬間にかなりの電力を消費するのですが、モーターがなく消費電力が少ないSSDならばUSBフラッシュメモリと同じようにバスパワーでも起動して認識します。
USBフラッシュメモリでは容量が足りないという場合に意外と使える方法かもしれません。
今度はデジタルカメラで撮影した画像を読み込めるか、メモリカードリーダーを使用してSDカードの読み込みを試してみました。
結果はマルチカードリーダーを通して読み込むことができました。デジタルカメラのデータをSNSや写真共有サイト、メールで即座に送りたいという場合や撮影後の確認などに使える方法です。
さらに同時に読み込みができるのかテストしてみましたが、複数のカードを挿入すると認識することができないようです。
最後に色々と同時に読み込みたいという要望に応えられるか、USBハブを使い同時に接続してみました。結果は読み込むことができるのは1つのストレージのみという結果になりました。
●色々とマイクロUSB OTGケーブルに接続してみた
Nexus Media Importerとは話がそれるのですが、せっかくマイクロUSB OTGケーブルがあるので手元にあるUSBデバイスを差込んでみました。
Bluetoothのマウスの方が実用性は高いので、わざわざこのような実用的では無い使い方をすることはありえませんが、USBマウスは普通に認識し画面にマウスカーソルが登場します。
iPadで動作したUSBオーディオデバイスを繋げてみたのですが、残念ながらこちらは認識しないようです。音楽制作環境としては物足りないデバイスなのかもしれません。
USBバスパワーということは電源の供給元として使える訳で、当然充電用のケーブルを使えばスマートフォンの充電も可能です。
iPhoneならそのままiPhone付属のコードで充電すればいけるようですが、Androidスマートフォンやタブレットは充電用と通信用のケーブルがあり、このように充電するには充電専用ケーブルを使い必要があります。
この件はこちらで詳しく説明しているので興味があるかたはどうぞ。
ゴテゴテとして実用性はない使い方ですが、なんとも魅力的に映るNexus 7。実用的でビジネス、プライベート両方で活用していますが、このように遊び心をくすぐる楽しいタブレットでもあります。
コメント
Nexus Media Importerは、3.5インチ外付けHDD(電源あり)をどの容量まで認識できるのでしょうか?
320GB?500GB?1TB?2TB?
もしご存知でしたら、ぜひ教えていただけると助かります。
それ以上の容量は検索をかけても情報が出てこないので何ともいえないところです。
>2TBの外付けHDD(http://laineema.gger.jp/archives/4516228.html)を試しに繋いでみましたが、何事もなく認識していましたので2TBまではOKでしょう
情報ありがとうございます!
早速試してみます。
それにしても便利すぎるでしょうね、このアプリ。
ふた昔前のノートPCよりよっぽどいいような気が^^
確かにタブレットPCが便利すぎてノートPCの出番はメッキリ減りましたね。
Nexus7は遊ぶにも仕事にも便利なので色々と弄っていますが、大抵のことができるので上手く活用すれば面白いツールになりますよ。
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