HDDに直接録画データをコピー


デジタルビデオカメラで高画質の録画設定にしていると容量をすぐに使い切ることがあります。しかしこの頃のデジタルビデオカメラにはUSB HDDに直接撮影したデータをコピーする機能がついているので、データをコピーして本体の容量を確保することができます。

前回レビューをしたSONY HDR-CX590Vも例外ではなくUSB接続の外付けHDDと接続ができるので、試しにこの機能を使ってみました。
外付けHDDへ直接記録したデータをコピーする機能を実現可能にしたのがUSB OTGです。デジタルカメラをプリンタに直接繋いで撮影した写真をそのまま印刷する機能もこのUSB OTGによるものです。

しかしUSB OTGを使うハードはタブレットやスマートフォン、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなど小型の物が多く、大型化することを嫌うためパソコンと同じUSB端子を備えていません。だいたいが小さなminiUSB端子(USB miniAB)以下になっています。

USB miniAオスコネクタ-USB Aメスコネクタ

しかし、このままだとUSB接続のハードは接続ができません、そこで用意するのがUSB miniAオスコネクタ-USB Aメスコネクタのケーブルです。

ELECOM USB変換ケーブル USB-MAEA03

今回はAmazonのレビューにてSONYのデジタルカメラで使用できたと記載のあった、ELECOM USB変換ケーブル USB-MAEA03を購入してきました。一応SONYからも純正品が出ていますが、やっぱり価格は高めです。

他にもこの手のケーブルは各メーカーから出ています。
※クリックでAmazonへ飛びます。

SONY USBアダプターケーブル VMC-UAM1
ELECOM USB変換ケーブル USB-MAEA03
リトラクタブル USBホストケーブル RCUHTC

注意して貰いたいのが、この頃さらなる小型化が進むスマートフォンなどではUSB miniAではなくUSB microAというコネクタが装備されていますが、これに使うUSB microAケーブルと間違えないようにしてください。

また、「変換名人 USBAB-M5AN」などの変換コネクタでも一見接続できそうにみえますが、内部の結線が違い認識できません。

USBホスト機能対応とか、スマートフォンやタブレットにキーボードやマウスが接続できる等の説明があるものを選べば間違いないでしょう。スマートフォン黎明期にUSBホスト機能が注目を浴びた、懐かしの「W-ZERO3es対応」という表記も使えるケーブル(高速で転送で転送できるUSB2.0対応が望ましい)になります。

接続は簡単

接続は簡単で本体にあるUSB miniABコネクタに差込み、反対側のコネクタをHDDのUSBケーブルに接続するだけです。

ACアダプター必須

ちなみに、ACアダプターで給電しておかないとメッセージが出てきてつかえません。

USBメディアを認識

接続後電源を入れる、もしくは電源を入れた後に本体にコネクタを差込むと認識が始まります。

FAT32でフォーマットしていないと・・・

外付けのHDDがFAT32でフォーマットされていないとメッセージが出てきて初期化を促されます。初期化すると外付けHDDの中のデータは全て消えるので注意してください。

フォーマット後コピーするか聞いてくる

フォーマット後、かんたんコピー機能で撮影データをコピーするか聞いてくるのでコピーするを選びます。

コピー中

これで、コピーが開始されます。30GBの撮影データをコピーするのに約28分かかりました。

コピー後はHDDのデータを再生する画面に

コピー後は外付けHDDのデータを再生する画面に切り替ります。今後、同じ外付けHDDを接続した場合、新しく撮影したデータがない限り、自動的に外付けHDDの再生画面に切り替ります。

新しく撮影したデータがある場合は、前述のかんたんコピーの画面に切り替ります。

USB Y字ケーブル

外付けHDD、特に小さい2.5インチのHDDを使用したものはUSBバスパワーで動くものが多いのですが、困ったことに消費電力が大きすぎて動作が不安定になり、認識の途中でエラーがでるものがありました。

USB Y字ケーブルを使用して安定化させる

この場合はUSB Y字ケーブルを使用し、USB電源アダプターなどから給電してやると認識することができました。

外付けHDDについては、特にメーカーやメディアは縛りはなく、手元にあったHDDケースを使用した外付けHDD3台(うち1台はSSDを使用)を問題なく認識しました。

カードリーダーも使える
USBフラッシュメモリもOK

USBマスストレージに対応した物なら認識するのだろうと思い、試しにカードリーダーとUSBフラッシュメモリを接続してみましたが、何事もなく認識してコピーすることができました。ただし、コピー先の容量が少ないと、途中までしかコピーできないとメッセージが出てきます。

FAT32なので2GBで区切られてしまう

コピーした撮影データはパソコンに接続して取り込むことができます。しかし、FAT32フォーマットの制限のため1つのファイルサイズの上限は2GBまでとなっており、長時間の撮影データは2GBごとに分割されています。

PlayMemoriesHOMEで1つのファイルに復元できる

このままだと編集や保存時に使いがってが悪いので、付属のPlayMemoriesHOMEを使い分割されたファイルを復元して取り込みます。画面のようにサムネイルを選択すると分割ファイル数とファイルサイズが表示され、実際に復元した際の状態が分かります。


まとめ

パソコンを持っていないという環境でも外付けHDDを保存用のメディアとしてつかうこともできますし、長期の旅行でも外付けHDDに撮影データを待避させておくことで、撮影できる時間が相当延びます。そのような用途に使うのであればまさに使える機能といえるでしょう。