Acer ICONIA TAB A100パッケージ

Acerの7インチAndroid2タブレットICONIA TAB A100を入手してきました。すでにAndroid4.0搭載の商品が世の中に出ようかという時期なのですが、どうしてもその前にタブレットに最適化されたAndroid3.0を触ってみたいと思い購入に踏み切りました。

もちろん同じ7インチタブレットであるLenovo IdeaPad Tablet A1との比較も同時にしていきます。

内容物一覧


まずは内容物一覧です。

Acer ICONIA TAB A100本体
ACアダプター
USBケーブル(通信用)
セットアップ説明書
説明書
保証書
注意書き

注意書き

中を開けると珍しい注意書きが入っていました。どうやら製品の一部にラベルが開封済みの状態を示しているものがあるそうですが、セキュリティラベルが添付されているものはメーカーが品質管理のため開封したもののようです。

Acer ICONIA TAB A100 前面から

Acer ICONIA TAB A100はスマートフォンよりも大きくiPadよりも小さい7インチサイズのタブレットです。サイズは横117mm×縦195mm×厚み13.1mmで縦横サイズは単行本より僅かにスリムです。

液晶画面のサイズは横90mm×縦155mmと文庫本サイズになっています。このサイズはスマートフォンは画面が小さくて見づらいけどiPadや10インチクラスのタブレットは大きくて邪魔という人にベストなサイズです。小さなバックにそっと入れて持ち運ぶことできるので手帳代りに使うにはちょうどいいサイズになります。

前面には200万画素のWebカメラと光度センサー、ホームボタンがついています。メニューや戻るボタンは液晶画面の下部(縦・横共に)に表示されるようになっています。

これは他の機種にもいえますが、Webカメラはお世辞にも綺麗とはいえない画質です。顔の表情はシッカリと確認できるので必要最低限の機能は持っているといってもいいでしょう。

パネルのガラスにはゴリラガラスを採用しています。ゴリラガラスは強化ガラスの一種で薄くても割れにくい、傷つきにくい、衝撃に強いというまさにタブレットに最適なガラスです。

Acer ICONIA TAB A100 下部端子類

Acer ICONIA TAB A100 の下部には端子類がまとめられています。左からMicro HDMI(HDMI Type D)ドックコネクタ、マイクロUSB、電源用インジャックとなっています。

左右にあるのはなんとスピーカーです。このサイズでステレオにする効果はあるのか?と思うかもしれませんが、ドルビーモバイルの効果により、縦で持った際の音質は広がりがあり、この小さなスピーカーから音が出ているのか不思議に感じるほどでした。

ドルビーモバイル


映像を見る際は横にすることが多いため、ドルビーモバイルの効果はあまり意味がありません。その点は考えられていて動画再生時はドルビーモバイルが入らないようになっています。

Lenovo IdeaPad Tablet A1では一切の外部映像出力がありませんでしたが、Acer ICONIA TAB A100にはMicro HDMIが付いています。デジタルテレビやパソコンのモニター、またプロジェクターと接続して楽しんだりプレゼンツールとしても使うことができます。

マイクロUSBと電源用インジャックが別についているのには訳があります。それはAcer ICONIA TAB A100のマイクロUSB端子はパソコンとの接続用で充電はインジャックからのみという仕様のためです。

ACアダプターが・・・

困ったことにDC12V 1.5Aという仕様のためスマートフォンやタブレット用のモバイルバッテリーは加工しても使うことができません。ACアダプターも小さければいいものの、コスト削減のためか大きくかさばるので外出時に頻繁に使うという場合は考え物です。

Acer ICONIA TAB A100の最大の弱点がこの充電仕様です。家庭で会社内で使うにはいいでしょうが、外出先で使うことが多い場合はよくよく考えておかないといけない点です。

Acer ICONIA TAB A100 右横

右側面には画面回転を固定するスイッチ、ボリュームとmicroSDスロットが備え付けられています。

microSDスロット

このように蓋を開けるとmicroSDスロットが右奧に見えます。手前は3Gモデル用に用意されたSIMカードスロットです。日本ではWi-Fiモデルのみ販売のため手前のSIMカードスロットは塞がっています。

microSDHCは32GBの容量に対応しているので、本体と合わせると最大48GBのストレージ容量を確保することができます。

Lenovo IdeaPad Tablet A1の場合、最下位モデルは本体ストレージが2GBと少なく、本体のみだと音楽や動画を詰め込むにはもの足りませんが、Acer ICONIA TAB A100の場合は最初から16GBものストレージ容量持っているので、それなりにコンテンツを詰めることができます。

Acer ICONIA TAB A100 上部

上部はマイクロフォン端子と電源ボタン、マイクがついています。マイクロフォン端子にイヤフォンを付けて最大までボリュームを上げてみましたが操作中もノイズが無くクリアです。

マイクロフォン使用時はドルビーモバイルの効果で操作音が画面が出ているように錯覚してしまいます。イヤフォンを付けた際はドルビーモバイルの効果が強く出てくるようで、再生時はEQにより広がりのある音になります。

EQが気に入らない場合は効果を切ったり、EQの設定を変更することができるので、自分好みの音質に調整できます。

Acer ICONIA TAB A100 左横

左側面には何もありません。

Acer ICONIA TAB A100 背面

背面はLEDライトと500万画素のフォーカス付カメラがあります。Lenovo IdeaPad Tablet A1にも背面にカメラが搭載されているのですがフォーカス機能がないためQRコードを読み込むのは困難で、画像を2倍に拡大したものでようやく認識するといったレベルでした。

Acer ICONIA TAB A100 はフォーカス機能で通常使われているサイズのQRコードを読み込むことができ、曲がった状態になっている缶コーヒーのバーコードも読み取るなど実用に耐える性能を持っています。

Acer ICONIA TAB A100 VS Lenovo IdeaPad Tablet A1

ここで同じ7インチAndroidタブレットであるLenovo IdeaPad Tablet A1と並べてみました。

液晶の色が違うのは採用している液晶パネルによるものです。液晶の発色はAcer ICONIA TAB A100のほうが良く、黒が浮きません。視野角についてもAcer ICONIA TAB A100が優れていて、特に横の視野角は大きく差が開きました。

サイズは上から見るにはLenovo IdeaPad Tablet A1が僅かに小さく見えます。

厚さはAcer ICONIA TAB A100は僅かに厚い

厚さはAcer ICONIA TAB A100が僅かに厚く、その差は1mmあるかないかぐらいです。

Acer ICONIA TAB A100は404g

Lenovo IdeaPad Tablet A1は385g

重量ははっきりと差がつきました。Lenovo IdeaPad Tablet A1が385gに対して、Acer ICONIA TAB A100は404gと若干重めです。19gの差は誤差内だと思うかもしれませんが、同時に持ってみるとAcer ICONIA TAB A100のほうが明らかにズッシリとして中身が詰まっている感じがします。

Acer ICONIA TAB A100ベンチマーク
Acer ICONIA TAB A100

Lenovo IdeaPad Tablet A1ベンチマーク
Lenovo IdeaPad Tablet A1

ハードウェアの処理性能はさらに差が開きます。Quadrant Standard Editionでベンチマークをした結果、Lenovo IdeaPad Tablet A1のスコアが935に対してAcer ICONIA TAB A100は1952と2倍以上の差がついています。

この原因は主にCPUにあります。Lenovo IdeaPad Tablet A1はコストを下げるためシングルコアのOMAP 3622を採用していますが、Acer ICONIA TAB A100は性能を重視してデュアルコアのTegra2を採用しています。

もちろん性能が上がった分消費電力も上がりバッテリーの持ち時間も差が開いています。Lenovo IdeaPad Tablet A1がメーカー公表値7.2時間にたいしてAcer ICONIA TAB A100は5時間となっています。

バッテリーの減りは確かに早いと感じるほどで、レビューのためにアプリのインストールや設定、ネットをしてみたり音楽を聞いたりと一通りのことをやってみましたが1時間で満タンに充電してあった状態から80%まで下がりました。

ただし、その分性能に向けられているためLenovo IdeaPad Tablet A1のようにアプリのインストール中やアップデートの最中に操作が固まったり、操作中に引っかかるような挙動がなくストレスを感じることがありません。

iPadのように指に吸い付くような操作感まではいきませんが、それに近いほど追従性が高く操作していて気持ちがいいタブレットです。

動画の再生についても1080pのH.246の動画については駒落ち(30fpsは若干駒落ち、60fpsは紙芝居状態)しますが720pの動画は問題なく再生できました。驚いたことに地デジのTSファイルを再生したみたところ、音声は途中で途切れるのですが動画についてはスムーズに再生していました。正直紙芝居状態になると思っていたのですが、いい意味で裏切られました。


ハードウェア的まとめ

外出時にバッテリー切れを起こした際、電源確保をどうするかという問題が常につきまとうため頻繁に外で使うという用途の場合は考え物です。ACアダプターは大きく持ち運べたとしても使える場所が限られますので家庭内や会社内で使うという電源を確保できる箇所での使用に向いているタブレットだといえます。

性能は抜群で操作にもたつきが無くストレスを感じさせません。ベットやソファでごろごろしながらネットや動画を見るにはストレス無く十分に使えるタブレットです。

次回はソフトウェア編です。おたのしみに!