HOME SPOT CUBE


auがレンタルしているHOME SPOT CUBEを取り寄せてみました。この無線LANルーターはレンタル扱いなのですが条件次第では月々のレンタル料が無料になります。

レンタル料は本来月額525円なのですが、HOME SPOT CUBEを利用している月末に「ISフラット」もしくは「プランF(IS)シンプル/プランF(IS)」を利用していると月額利用料が105円となり、さらに2012年5月31日までにHOME SPOT CUBEのレンタルを申し込めば105円を割り引き、すなわち無料となりますが・・・なんと延長して2012年8月31日までとなっているようです。

もちろんこの無料期間は2012年8月31日までではなく永年という太っ腹です、もちろんauも無料で永年レンタルをしているのには訳があります。それはスマートフォンが爆発的に普及してしまい通信量が急増し回線を圧迫して困っているからです。

携帯電話と違い定期的なアプリの通信や動画コンテンツを扱えるスマートフォンは、通信量が携帯電話と比べ非常に多くなりがちで各キャリアともに通信負荷を分散するため公衆無線LAN(HOT SPOT)の増設をしたりバックボーンの増強など様々な対策をしています。

ですからレンタル料が永年無料になる条件の一つが通信料金を気にせずに使いがちなプランに入っている人という条件になっているわけです。

ただ永年無料とはいえレンタルなのでサービスを解約した場合HOME SPOT CUBEを返却する必要があります。紛失したりして返せない場合は違約金を支払わないといけません。この点には注意が必要です。

すでに11nに対応した無線LANルータを持っている人には無用の長物となりますが、ネタとして面白そうなので申し込んでみました。

HOME SPOT CUBEパッケージ

申し込みはauショップから以外にもauのホームページからも可能です・インターネットで申し込むと段ボールにパッケージが入った状態で届けられます。

HOME SPOT CUBE中身


内容物一覧

HOME SPOT CUBE 本体
電源アダプタ
LANケーブル(カテゴリ5e)
説明書

DC側は5V1A


出力側は5V 1Aとなっています。改造すればモバイルブースターなどの携帯バッテリーから給電して稼働することが出来るかもしれません。もちろん何があっても自己責任ですよ。

カテゴリ5e


付属のLANケーブルはカテゴリ5eです。使い方から考えれば妥当なカテゴリといえるのではないでしょうか。

HOME SPOT CUBE裏

本体の構造はシンプルでWAN側とLAN側のRJ-45端子、モード切替スイッチ、電源コネクタ、簡単接続ボタンとリセットボタンとなっています。LANケーブルを差込むRJ45端子がこのように少ないのは、もともと有線LANで接続するパソコンが1台しかない環境を想定して作ってあるのでしょう。

パソコンを複数台持っている場合、無線LANルーターを導入していることが多いのは考えれば分かることですから理にかなっている設計です。

想定される接続はモデムとパソコンの間に取り付けパソコンはそのまま有線で、スマートフォンは無線でHOME SPOT CUBEに接続するというかたちでしょう。もちろん有線LANルーターや無線LANルーターがある環境でも使うことができます。

HOME SPOT CUBE仕様書

裏面にはSSIDとパスワードが記載されていますが複数あるのはそれぞれSSID1が2.4GHz・WPA2-PSK、SSID2が2.4GHz・WEP(OPEN)・SSID3が5GHz・WPA2-PSKという振り分けになっているためです。Wi-Fiが使えるauの機種全て使えるように設計したためこのような仕様になってしまっているのでしょう。

逆に考えればメーカー問わずスマートフォンやタブレット、古い物から新しいノートパソコンなど様々機種に対応しているともいえます。

auのスマートフォンと接続する場合はau Wi-Fi接続ツールを立ち上げ簡単接続ボタンで簡単に接続が可能ですが普通にアクセスポイントとしても接続ができます。

ちなみに製造はプラネックスコミュニケーションズです。民生用のルーターではメジャーなバッファローや堅実なNECに押されているメーカーですが普段使わないメーカーだけに性能が気になることろです。


auのスマートフォンと接続する場合

au Wi-Fi接続ツールをダウンロード


まずはスマートフォンのアプリau one Marketからau Wi-Fi接続ツールをダウンロードします。HOME SPOT CUBEは電源を入れて起動させます。

au Wi-Fi接続ツール

無線LAN機能をONにした状態でau Wi-Fi接続ツールを立ち上げます。表示されたメニュー内の初期設定(簡単接続)をタッチします。

HOME SPOT CUBEの簡単接続ボタンを押す

簡単接続ボタンを押すようにアナウンスされますのでHOME SPOT CUBEのボタンを押しっぱなしにして点滅させます。

しばらく時間がかかり・・・

後は勝手に設定してくれるのでしばらく待ちます。

接続完了

これでHOME SPOT CUBEと接続ができました。


auの端末以外で接続する場合

auの端末以外

au以外の端末で接続する場合は無線LANの中のリストからauhome_と頭に付いているSSIDを選択して対応したパスワードを本体の裏側を見て入力すれば接続できます。


PPPoE設定

モデムにHOME SPOT CUBEを接続している場合でPPPoEにて接続する回線契約の場合(FTTH・多くのADSL)はHOME SPOT CUBEのPPPoE設定を変更しする必要があります。

CATVやYahoo!ADSLなどはDHCPにより勝手に繋がってくれますが、PPPoEの設定となるとちょっと敷居が高いように思いますので設定方法を説明しておきます。

HOME SPOT CUBEの設定にアクセスするには本体裏のスイッチをROUTERに切り替え、HOME SPOT CUBEに接続しているスマートフォンでau Wi-Fi接続ツールを立ち上げて、メニューの本体の設定を選択後IDを「au」パスワードを「1234」と入れて設定メニューに切り替えます。
※au以外の端末を使っている場合は接続後ブラウザからhttp://192.168.1.254もしくはhttp://192.168.0.254と入力

WANの設定

本体設定のWANの設定でPPPoEを選択してプロバイダーからもらっている資料に書かれているIDやパスワードを参考に入力して適用します。これでHOME SPOT CUBEがモデムを通してインターネット回線に接続します。

分からない場合はauに問い合わせると設定の手伝いをしてくれます。接続の電話サポートは0120-820-057です。また、サポートの必要が無くともHOME SPOT CUBEが届いて数週間後この番号から接続確認の電話がかかってきます。


性能はいかに?

IEE802.11b・11g・11a・11nと今までの無線LAN規格に対応しているので接続できない機種はほぼ無いといってもいいでしょう。速度と飛距離も11n(最大150Mbps・あくまでも理論値)に対応している機種ならばそれなりに期待できます。

iPadを使った実験では部屋から20m離れた家の隅でもアンテナ2本で割と快適に通信ができました。11nで通信した場合は意外と電波が飛んでくれます。

速度に規制は無い

HOME SPOT CUBEの横でiPadを使いインターネット接続時の転送速度を計測してみましたが8Mbpsの回線で帯域一杯まで使い切っています。特に変な規制などはないようです。

これなら普通にインターネットを楽しむのであれば不満はないでしょう。

無線LANスループット

次にゼロ距離で無線LANのスループットを計測してみました。無線LANは規格値の約半分程度が実際のスループットになるといわれますがHOME SPOT CUBEも例に漏れずゼロ距離では約半分程度となりました。

これならスマートフォンやタブレットで使うには不満に思うことはないでしょう。


まとめ

有料レンタルするのであればバッファローのWHR-G301NAやWHR-G301N/Nを買った方が満足できると思います。こちらは3000円でお釣が来る売価ですが、どこにでも売ってありますし家電小売りで購入すれば接続までサポートしてくれるところもあります。

HOME SPOT CUBEのメリットはauと契約していることが前提ですが、家庭にインターネット回線が引いてあるが有線LANでパソコンと接続しているという人がターゲットの商品だけに、この条件に当てはまればメリットは大きいといえるでしょう。

また11nに対応していない古い無線LANルーターを使っている場合も更新できるというメリットがあります。他に考えられるのはホテルなどの自由に使えるLAN回線が有線のみで提供される場合にHOME SPOT CUBEを使い無線LANに対応させるといったところでしょうか。

条件さえ満たせば永年無料ですがレンタルだということだけは忘れないように。あくまでも供与されているものですので契約を終了した場合は要返却です。

申し込みはauショップもしくはauのホームページからどうぞ。