New Equipment


新しく購入したデジタル一眼レフのCanon EOS Kiss X2ですがブログの写真用に大活躍しています、しかし被写体によっては限界を感じることが出てきました。

その限界とは光源の限界です。

許されざる角度?

これが現在使用している光源です、蛍光灯に和紙タイプのシートを貼りつけて作った自作撮影用ライトです、見た目はかなり酷いですが小さな周辺機器程度ならカバーができます。

ソルダーレスバナナプラグAT6302

このように被写体が小さければ光源として十分な能力を発揮します。

しかしすでにこの光源では限界が見えています、何故か?次はその限界を感じる要素を詳しく説明したいと思います。

EF50mm_F1.8_II

レンズのF値が大きくシャッタースピードが遅くなる

コンパクトデジタルカメラからデジタル一眼レフに変えた場合感じるのがいつもと同じように撮影しているのに手ぶれするという症状です。
実はコンパクトデジタルカメラのレンズはデジタル一眼レフのキットレンズよりもF値が小さく明るいレンズが多いので暗いところでも手ぶれしにくいようになっています。

デジタル一眼レフ用に明るいレンズを買えば解決しないこともないのですが明るいレンズは集光性を上げるため大口径のレンズとなり結果高価になりがちです、またF値を解放して撮影すると被写界深度(ピントが合っている範囲)が浅い写真しかとれないため表現の自由度が制限されます。

三脚も手ぶれにはもってこいなのですが被写体が大きすぎて光源が対応出来ない場合は無意味ですし撮影時にカメラの取り回しが悪くなるのはいただけません。

ISO感度を上げるのはもってのほかです、三脚と同じく被写体が光源の能力を上回る大きさの場合は無意味ですし撮影した写真はノイズまみれになりボヤッとした発色になりますからISO感度を上げるのは最後の手段です。

PCケース

光源の能力を超えた被写体の登場

別館の写真で1日以上費やして試行錯誤をしたのですが結局被写体の後に出てくる影を消すことができませんでした、光源が貧弱なので外部フラッシュをスレーブ発行させバウンスさせたのですがそれでも消えずに妥協を強いられました。

さらに被写体が大きすぎてどうしようもないという自体も数多く経験しています、特にパソコンのケースは簡易光源ではカバーできないほどの大きさで綺麗に撮影はできず納得のいく写真を撮るまで相当な回数シャッターを切りました。

これらの要因により光源に限界を感じ不満が出てきました。

そこで光源を購入しようと思い立ったのですがフラッシュにすべきかライトにすべきか迷いました。

New Equipment
New Equipment / Bruce McKay Yellow Snow Photography



ライトとフラッシュ

今まで仕事でおつきあいしたプロの方々がスタジオで使っていたのはフラッシュでした。
といってもストロボではなくライトとフラッシュが一緒になった専用光源です、これは非常に便利なのですがプロが使用しているものは非常に高価な機材のため素人が手を出せる価格ではありません。

またビデオカメラでも使用することも考えフラッシュの採用は見送りました、確かにプロのが使っているということは信頼のおける光源ですがフラッシュの弱点は一瞬しか光らないので光らせてみないとどういう写真が撮れるか分からないという点です、その点ライトはそのままの状態で写るので私のような素人には性に合っています。

したたる水を時を止めたようなかたちで撮影するようなシャッタースピードをかなり稼がないといけない必要性があるとか光源の明るさを調整する必要性があるシーンで使用するのであればフラッシュにしていたかもしれません。


光源の表現力

光源といっても太陽から蛍光灯、フラッシュやライトまで様々ありますがなんといっても専用光源はしっかりとしたデュフューザー(拡散板)がついているので柔らかい光が被写体とその周りを包み込みます。
現在の簡易光源では出力が低いため被写体のみが照らされ周囲が暗くシャープな印象を与える写真になりがちです。

また蛍光灯には写真撮影用に適した蛍光灯というものがあり比較的太陽光に近い色温度や演色を再現してくれる蛍光灯があります、撮影用の光源は通常のこの手の光源を使用しています。

光源はライトにするということでライトタイプの光源を調べてみましたがやはり被写体により使うべき出力やサイズは変わってくるようです。
自分に必要なライトはどういうものなのか?さらに深く掘り下げてみました。


光源出力と被写体

必要な光源の出力は被写体によりけりなのですが今回はミドルタワーのパソコン程度は難なくカバーできるレベルのものを探しました。
やはり大きなものをとるためには光源の出力が大きなタイプが必要です、複数の電球を装備したり高出力の電球を使用し明るいものを探しました。
光源は明るいに越したことはありません、明る過ぎるならアイリスを絞るなり光源を遠ざけたりすればいいだけのことです、逆に暗い場合は光源の追加が必要ですからしっかりと被写体にあったものを選択する必要があります。

しかし出力が大きくても綺麗に光を拡散できなければ光に包まれた綺麗な写真はとれません、そこはデュフューザーの大きさが関係してきます、周辺機器レベル・PCケースレベル・デスク付近丸ごとではやはり使用すべきデュフューザーのサイズや光源の出力は変わってきます。

今回はミドルタワーのパソコンケースをカバーする程度の能力を持ったライトを探してみました。

しかし必要な人が限られている世界だからかライト光源は思ったより種類がないようです。


電球型蛍光灯
電球型蛍光灯 / kanonn


光源の種類

撮影用ライトといえばタングステン電球がメジャーだった時期もあったようですが白熱灯と同じく相当発熱しますしガラス製なので扱いに注意が必要です、また消費電力の割に光量は低いため除外しました。
LED光源(電球型LEDではない)は新しい光源として注目されていますが高価なうえ電球を交換できない物や電球が手に入れにくいこともあり除外しました。
最後に残ったのは電球型蛍光灯を使用する比較的安価なタイプの物でした、このタイプの物は家庭用電球を使用するのでいざという時にでもホームセンターや電器屋、コンビニやスーパーでも電球を手に入れることができます。



【ライトグラフィカ】撮影機材『すぐ撮る』ミディアムセット 撮影用蛍光灯照明2灯セット


【ライトグラフィカ】撮影機材『すぐ撮る』ミディアムセット 撮影用蛍光灯照明2灯セット

ということで今回購入したのがライトグラフィカの販売する 撮影機材『すぐ撮る』ミディアムセット です、ライトグラフィカは数少ない入門用のスターターキットを手がけているところで撮影用の光源機材をまったく持っていない場合は一気に揃えることができます。

また被写体に合わせ必要な光源の案内をしてくれるので初心者にもどれを選べばいいのか一目瞭然です、これには助けられました。
ちなみにAmazon以外にも撮影機材・照明のライトグラフィカという店名で楽天に出店しているので覗いてみましたが価格は同じだったのでポイントの入る楽天で購入してみました。

光源は電球型蛍光灯(E26口金)を使用するタイプで家庭用の電球を使用します、一応専用光源としてスペアの電球は売られていますが調べてみると 日動 トルネードバルブ 電球型蛍光ランプ F32W-T だったという情報がありました、投光器の光源として普通にホームセンターに売ってあるもののようです(地方にすんでる私にとっては非常に重要なポイント)。

これには訳があって実は蛍光灯全てが撮影に適している訳ではなく3波長型の昼白色が最も撮影に適した光源として好まれています、そのためそれらの条件を持った蛍光灯が専用蛍光灯として売られていることもあるようです。
今回の光源に付属する電球である日動  電球型蛍光ランプ F32W-Tは出力は32W(白熱灯換算150W)と家庭で使用する電球型蛍光灯より高出力ですが昼白色(5000K)ではなく昼光色(6500K)なので少し青みがあります。

もしスタンドを改造して自作で光源を作る場合は 東芝ネオボールZ EFD21EN が3波長型の昼白色で高い演出力を持っているといわれているのでホームセンターや電器屋で探して見るといいかもしれません。

蛍光灯についてはもう一つ覚えておくことがあります、それは高速で点滅しているというとです、知識のある方はなるほどと思うところでしょうが蛍光灯は高速で点滅しているためシャッタースピードやシャッターを切るタイミングにより色がばらつきます(フリッカー現象)、そのためシャッタースピードを遅くする必要があります。

そんなの嫌だという場合はこちらで販売されているLDA14N-Hが撮影用のLED電球として人気のようですので交換するといいかもしれません、価格は1つ9000円近くしますが撮影にもってこいのRa97という高い高演色で本来の色を鮮やかに再現してくれますし蛍光灯のように点滅しないので撮影用に購入されているかたが多いようです、ただF32W-Tと比較すると暗いのでその点は注意が必要です。

※演色とは
どれだけ本来の色が再現できるかの指標、Ra100が最高値で大手家電メーカーの販売しているLED電球は高くてもRa90近くしかない、蛍光灯はもっと低く3波長型でもRa90に届かない、特殊な蛍光灯になるとRa99のものも存在する。

さてここまでは知識のみで語ってきましたが本当に買ってきた光源が使い物になるのか、次回をお楽しみください。