acer 23.6インチワイド液晶ディスプレイ NVIDIA 3D Vision対応 ブラック GD245HQBID


FPSといえば数ミリ秒というわずかな時間すら勝敗に左右することもあるシビアなゲームも存在する世界、その中において勝利をもたらすのは人間の能力そのものとゲームに適したハードウェアです。
肉体的な能力は年とともに衰えてきますがハードウェアは万人なおかつ平等にその力を与えてくれます、今回はそんなハードウェアの一つであるモニターについてそろそろ更新の時期が迫ってきたと思わせてくれる120Hz液晶について今買うならどれがいいのか検討してみました。

そもそもこの120Hz液晶モニターというのはどういうものなのか?その辺から説明していきたいと思います。
FPSやアクションゲームに向いているのは分かったから詳しい話は無しにしてという方は冒頭の文章は読み飛ばして本題へどうぞ。

リフレッシュレートとフレームレートの違い
パソコンやテレビの液晶モニターでは常に画面が更新されています、これをリフレッシュレートといいます、似たような言葉にフレームレートという言葉がありますがリフレッシュレートがモニターの画面を1秒間に何回書き換えているのかを表すのに対しフレームレートは画像処理装置が1秒間に何回画像を作り出しているかを表すもので似ているようで全く違うものです。
たとえばフレームレートが1fpsでリフレッシュレートが60Hzだとすると画像処理装置は1秒間に1枚画像を処理して信号として送り出し液晶モニターはその1枚の画像を60回映し出しているということになります。

もっと簡単に言うと紙芝居の絵を描く人とその紙芝居の絵を持って見せる人がいるとします、紙芝居の絵を描く人がフレームレートさんで紙芝居を見せる人がリフレッシュレートさんです。
紙芝居の絵を描くフレームレートさんが1秒間に60回絵を描くと60fps、紙芝居を見せるリフレッシュレートさんが1秒間に60枚絵を見せると60Hzということです。
上の説明を紙芝居で説明するとフレームレートさんは仕事があまり上手ではなく1秒間に1枚しか絵を描けず絵を見せるリフレッシュレートさんに渡せる絵は1秒間に1枚のためやむなくその1枚の絵を1秒間に60回見せているということになります。

120Hzモニターの利点
今回のお題でもある120Hz液晶モニターはテレビと違いある目的のために120Hzという倍のリフレッシュレートになっています、その目的は3D VISIONという技術のためです。
このは3D VISIONはNVIDIA社が開発したPC用の立体表示システムで対応したグラフィックボードと液晶モニターを組み合わ専用の眼鏡を用いて初めて機能するものです、そして立体表現のために高速なフレームレートが必要なため3D VISIONに対応している液晶モニターは120Hzという高速なフレームレートを表示できるようになっています。
そして120Hzという高速な画面のリフレッシュレートを用いることにより画面の応答速度が中間色でなんと2msまで短縮されました、従来の液晶モニターでは中間色で5ms程度でしたので半分以下になっています。

そして120回画面がリフレッシュするということは最大で120fpsまでしっかりと画写することが可能なためハイスペックなパソコンを使用している場合は画面の動きが非常に滑らかになるというメリットもあります。

これらにより残像も目立たず滑らかな動きを表現してゲーム中の敵の発見を安易にしたり接近戦でもスムーズな動きで攻撃を的確に当てたりすることができるようになる可能性が広がってくるわけです。

テレビの倍速液晶とどう違うの?
テレビ用の映像は60fpsですから120Hzで表示する液晶モニターだと倍の120fpsを出さないとその力を発揮できません、そのため画像処理装置により60fpsを120fpsへと補完して液晶モニターに送り出します、すなわち入力が60fpsで出力は120fpsとなっているわけです。
対してパソコン用の120Hz液晶モニターでは3D VISIONの特性で画像処理装置というかビデオカードが120fpsのフレームを生成して液晶モニターへ送り出します、すなわち入力も出力も120fpsということです。

ただし3D VISIONを使用するわけではないのでフレームレートは60~120fpsあれば120Hz液晶モニターの効果を発揮することができます、逆に60fpsを切るようなスペックのパソコンだと120Hzモニターは意味がありません。

このように内部の処理により同じ120Hzの液晶モニターでもテレビ用とパソコン用ではまったく違います、120Hz液晶だからといって倍速液晶搭載のデジタルテレビにパソコンをつないでも120fpsの入力に対応していないため意味がありません、むしろ画像補完処理により表示に延滞(ラグ)が生じる可能性があります。

なぜ3D VISIONは120Hz液晶モニターなのか?
それは3D VISIONの立体表現方式がフレームシーケンシャル方式とアクティブシャッター眼鏡を組み合わせているからです、フレームシーケンシャル方式では右目用の画像と左目用の画像を交互に表示し連動してアクティブシャッター眼鏡の左右のシャッターが開閉します、この方式だと従来の60Hz液晶モニターで立体を表示する場合人間が視覚するリフレッシュレートは実質30Hz(両目だから)となりスムーズな動きが表現できなくなります。
そこで液晶のリフレッシュレートを倍にして実質60Hzで立体を表示するようにした訳です。
この仕組みから対応したビデオカードとモニター、そして専用の眼鏡が必要なのが理解できると思います。


120Hzモニターを探せ!
それでは本題に戻りFPSに向いている120HzのPCゲーム用モニターを探してみましょう。

I-O DATA NVIDIA 3D Vision対応 フルHD23型ワイド液晶ディスプレイ LCD-3D231XBR


I-O DATA NVIDIA 3D Vision対応 フルHD23型ワイド液晶ディスプレイ LCD-3D231XBR

アイ・オー・データ メーカー商品紹介ページLCD-3D231XBR 
23インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度3ms

LG Electronics Japan FLATRON Wide 16:9 23in 液晶モニター  W2363D-PF


LG Electronics Japan FLATRON Wide 16:9 23in 液晶モニター W2363D-PF

LG メーカー商品紹介ページW2363D-PF
23インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度3ms

acer 23.6インチワイド液晶ディスプレイ NVIDIA 3D Vision対応 ブラック GD245HQBID

acer 23.6インチワイド液晶ディスプレイ NVIDIA 3D Vision対応 ブラック GD245HQBID

Acer メーカー商品紹介ページGD245HQ
23.6インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度2ms
※異音が発生するという報告があり。

acer 27インチワイド液晶モニタ スピーカー内蔵 ブラック HN274HBMIIID

acer 27インチワイド液晶モニタ スピーカー内蔵 ブラック HN274HBMIIID

Acer メーカー商品紹介ページHN274Hbmiiid
27インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度2ms

DELL メーカー商品紹介ページAW2310
23インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度3ms

BenQ 23.6型 LCDワイドモニタ (ブラック) XL2410T


BenQ 23.6型 LCDワイドモニタ (ブラック) XL2410T

BenQ メーカー商品紹介ページXL2410T 
23.6インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度2ms

SAMSUNG 22型ワイド液晶モニター 2233RZ


SAMSUNG 22型ワイド液晶モニター 2233RZ

Samsung メーカー商品紹介ページ2233RZ 
22インチワイド 最大解像度1680×1050 中間色応答速度3ms

サムスン 23型ワイド LEDバックライトユニット搭載 3D対応 液晶モニター S23A950D


サムスン 23型ワイド LEDバックライトユニット搭載 3D対応 液晶モニター S23A950D

Samsung メーカー商品紹介ページS23A950D
23インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度2ms
※独自3D方式だが表示方式は3D VISIONと同じため120Hz

サムスン 27型ワイド LEDバックライトユニット搭載 3D対応 液晶モニター S27A950D


サムスン 27型ワイド LEDバックライトユニット搭載 3D対応 液晶モニター S27A950D

Samsung メーカー商品紹介ページS27A950D
27インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度2ms
※独自3D方式だが表示方式は3D VISIONと同じため120Hz

ASUS VG236H 3D対応 23インチワイド液晶 HDMI/DVI-D入力 VG236H


ASUS VG236H 3D対応 23インチワイド液晶 HDMI/DVI-D入力 VG236H

ASUS メーカー商品紹介ページVG236H
23インチワイド 最大解像度1920×1080 中間色応答速度2ms
※3D用キット同梱

ざっと話題に上るのはこの程度です、これしか120Hzに対応したモニターはないのか?と思うかもしれませんが、先にも説明したように3D VISIONではNVIDIA製のビデオカードと対応したモニター、そして専用の眼鏡が必要ですからこの環境を揃えることができる人はそうそういません。
またそれに見合うだけのコンテンツなのか?メーカー主導の3Dブームについて消費者は冷静ですからメーカーが挙って出すというような状況ではないようです。

それとSamsung 2233RZのみ解像度が1680×1050となっていますので注意してください、現在の主流はフルHDである1920×1080ですからこちらの解像度のものを選んでおいた方がいいと思います。

120Hzモニターの注意点

120Hzモニターは通常のモニターと同じ扱いをすると思わぬところで失敗をしてしまいます、普通のモニターなら気にしなくてもいいですが120Hzモニターでは気にしておかないといけない注意点をまとめてみました。

120Hzを表示できるのはDVIデュアルリンクケーブルで接続した場合のみ
HDMIやアナログRGB端子では120Hzで表示することはできません、また情報量が多いためDVIケーブルは通常のシングルリンクケーブルではなく高速なデータ転送に対応したデュアルリンクケーブルを用いる必要があります。
ケーブルを使い回すのはやめて120Hzモニター付属のDVIデュアルリンクケーブルを使いましょう。

120Hz時はHDCP非対応の場合も
もしパソコンに地上デジタルテレビチューナを取り付けて地上デジタルテレビを見ているなら特に注意が必要です、HDCPに対応はしているものの120Hz時にはHDCPに非対応の機種もありますのでHDCPに対応した環境でないと表示できないコンテンツを楽しんでいる方は要注意です。
マルチモニター環境にすることによりHDCPに対応したコンテンツを鑑賞するためのモニターとゲーム用のモニターを分けておくのもありかもしれません。

繋げただけでは意味がない
ただモニターをつなげただけでは120Hzになりません、カスタム解像度120Hzにするにはコントロール パネル>デスクトップのカスタマイズ>ディスプレイ>画面の解像度>詳細設定をクリックしてモニタータブの画面のリフレッシュレートから120Hzを選択して設定する必要があります。
本当にモニターが120Hzで表示しているのか確認するにはモニターのOSDメニューで確認しましょう。


ということで今回はBenQ XL2410Tを購入する予定です、現在マルチモニター環境ですがサブ側ディスプレーがHDCPに対応していないことや17インチということもあって今回のモニター環境更新により大画面によるマルチモニター環境で快適なプレイ環境および鑑賞環境を手に入れることができそうです。

BenQ XL2410Tを買いました、レビューはこちらです。