INSPIRON

依頼を受けて注文していたDELL Inspiron 15R(N5110)が届きました、同時に注文したトッププレートは在庫切れで納期待ち状態ですので今回はDELL Inspiron 15R(N5110)本体のみをレビューしていきたいと思います。
Inspiron 15R(N5110)

このInspiron 15Rは2003年製のノートパソコンの更新のために手配したものです、その時代のノートパソコンでは4:3のモニタが主流でしたが今ではワイドモニターが主流となり従来のノートパソコンより横に長くなってきていますがInspiron 15Rも例に漏れず15.6インチ(1366 x 768)のワイドモニタを採用しています。

テンキー付きキーボード

横に長くなった分のスペースにはテンキーが納められています、このテンキーの採用で文字列キーボードのレイアウトが若干左寄りになっています、入力の際に腕を左側に寄せて入力するかノートパソコンを体より右側に配置してキーボードの文字列がセンターに来るようにするか選ばないといけません、人によっては違和感を感じるところです、ただしテンキーを多用する表計算や財務・経理などの用途には向いているのではないでしょうか。
キー入力時の違和感にどうしても馴れないという場合はBluetoothユニットを内蔵していますのでBluetoothキーボードを用意するというのもアリだと思います。

マルチタッチ対応大型タッチパッド

タッチパッドはマルチタッチ対応、大型ものが搭載されていますがやはり長時間の使用には肩がこりやすく向いていません、ちょうど購入時の構成ではロジクールのUnifying対応に対応した無線マウスWireless Mouse M235がセットになっていましたので主にマウスで操作をしています。

機能ボタン

必要なものしか搭載しないというシンプルイズベストを地でいくDELLですがこの頃は機能ボタンを付けてみたりパネルをオシャレにしてみたりと低価格帯のモデルもずいぶん華やかになりました。

アナログRGB

インターフェイスはアナログRGBも用意されていますので古いモニタを使用することができます。

HDMIとeSATAUSB

もちろんフルサイズのHDMIコネクタも用意されているのでデジタルテレビに直接接続して大画面でネットをしたり動画を見ることが可能です、HDMIは音声も同時に転送するため一つのケーブルで全てが整います。
隣はeSATAと電源が入っていない場合でも常時給電可能なUSBのコンビネーションコネクタです、USBアダプタを給電用として使うハードが増えていますのでこれは便利です、スマートフォンの充電などに活用できそうです。

no title

もちろんUSB2.0だけではなくUSB3.0(SSはUSB3.0のSuperSpeed USBから)も装備しています、これからの外付けハードウェアの接続用規格としてスタンダードなものとなると予想されるため搭載必須といったところでしょう。
その隣はGigabit対応LANコネクタです、無線LANに対応していますが転送速度を追い求めるなら有線LANでしょう。

SD・MSスロット

SDカードとメモリーカード兼用のスロットも装備しています、デジタルカメラで撮影した写真に取り込みに使えそうです。

BD-ROMも読み込み可能

今回は光学ドライブをBD-ROMドライブにしてみました、DVD-Rも焼け最新のブルーレイビデオを楽しむことができます、HDMIでデジタルテレビと接続して使えばさながらブルーレイビデオプレイヤーといったところでしょうか。

他にもHD720p対応Webカメラを搭載しているなどベーシックモデルといいつつ一通り必要なものがそろっていると言っても過言ではないハード構成です。

ベンチマーク編

それではベンチマークと行きましょう、今回の構成は

CPU Core i5-2410M
RAM DDR3-SDRAM 4GB×1
HDD 640GB 5400rpm
OS Windows 7 Home Premium 64bit
GPU インテル HD Graphics 3000(解像度 1366 x 768)

となっています。

OSベンチ


まずはOS標準ベンチマークからです、HDDの場合はRAID等で高速化させてもプライマリハードディスクの数値が一定以上で頭うちするように設計されているらしいのですが今回はインテルのグラフィックチップが足を引っ張っているようです、とはいえCPUの性能はそれなりにありますし動画再生時の再生支援機能につかうにしろ十分といったところです。

スーパーπ

コア性能を見るにはスーパーπでしょう、104万桁は14秒です、マルチコア対応のアプリが増えてきた現在ではあまり有意義なベンチはいえませんが未だにGUIはあるものの実際の処理はDOS窓を使うアプリもありますので。

Sandra

続いてはSnadraのベンチマーク結果です、浮動小数点演算、MIPSの参考にどうぞ。

3DMark06


さすがにこのスペックで3Dゲームを楽しことはできないと思いますが参考に3DMark06のベンチーマク結果です、インテルのオンボード系グラフィックチップは表示するだけの機能で高度な処理は期待できません。

FPS


3DMark06の各パートのFPSはこんな状態ですから起動しただけでも拍手しないといけないレベルでしょう、これを見ればまちがっても3Dゲームに使おうなんて変な気は起きないはずです。

CrystalMark

CrystalMark 2004R3ではこのようになっています。

ゆめりあベンチ

とりあえずGPUのベンチとしては回しておかないと気が済まないゆめりあベンチ、数値を見るとインテルのオンボードにしてはよくやっているほうじゃないでしょうか。

そういえばSandy BridgeはCPU内蔵GPUでしたね、オンボードグラフィックじゃなくてオンチップグラフィックって呼んだほうがいいのでしょうか?

実用編

実際の使用してみての感想ですが起動速度はHDDのためそこそこといったところです、アップデートで遅くなるかHDDが寿命を迎えたならSSDに換装してやりたいところです。

HD動画の再生も余裕のCPU性能で問題なしです、ニコニコ動画のHD動画を42インチのデジタルテレビとHDMIで接続して大画面で再生して楽しみましたが地方なので回線が足を引っ張る一面も・・・YouTubeのHD動画もカクつくことなく再生できます。

Bluetoothが標準装備のため上記のようにリビングPCとして使用する場合にはBluetoothのマウスやキーボードが便利です、実際にBluetoothキーボードとUnifyingマウスを使用して操作しましたがInspiron 15Rを台の下に置くことができるので視聴の邪魔になることはありませんでした。

IEを使用したブラウジングでは特にひかかりもなく問題無しと行ったところです、このような使い方ではCPUの性能が高いので余裕を持てあまします。

バックアップ機能は前回レビューした パソコンで地デジを見よう!DELL Vostro 230sで地デジ 準備編その1 Vostro 230sハードレビュー で購入したVostro230sよりも使いやすくユーザーライクなDELLのバックアップソフトが付いています。
Inspiron 15Rはコスト削減のためかリストア用のディスクは用意されていませんのでこのバックアップソフトでリストア用ディスクを作成する必要があります、初回起動時に制作を促されますのでまずはディスクを作成したほうがいいでしょう、DVD-R2枚(長期保存するものなので太陽誘電のDVD-Rがいいでしょう)を用意してリストアディスクを作成しておきます、いざというときはこのメディアから復元をして工場出荷時に戻しますので直射日光に当たらない冷暗所に大切に保管しておきましょう。
後のバックアップに関してはOS標準のバックアップ機能のほうが取り回しがいいと思います。

あと使ってはいないのですがHDに対応した高性能なWebカメラを使用して顔認証システムを使うことができます、ログイン時等に使えるのでビジネス用途などセキュリティに気を配るシーンでは実用できるのではないでしょうか。

ちなみに価格ですが今回の構成では配送料込み64,299円となりました、不要なアプリなどは無くその分性能に回しているので価格の割に性能がいいのがDELLのいいところです、今回は依頼を受けて購入しましたが私がもし一台ノートパソコンを買うならDELL Inspiron 15Rは選択として大アリといったことろです、性能・価格・デザインのバランスが整っていています。

気になった方はDELLの個人のお客様向けノートブックへそうぞ。

※2011/08/19修正