lai_e 私のiPadはWiFiモデルです・・・何故か? 今後iPadの新バージョンが出るもしくは他社がもっといいものを出したとなると簡単にデバイスの更新が出来ないから出先で通信する必要性があるのはiPadだけでは無い(車載PC、UMPC)。すでにWWAN端末と通信契約をauで結んでいる(携帯が1台追加になると考えてくれると分かりやすいです) ではインターネットに繋がらないiPadは価値があるのか?答えはNOです。 今使っているPCがインターネットに繋がらないとなったとき、そこに価値を見いだせますか?それと同じです、実際仕事で使うにもやはり不便なシーンがありましたので私は必要不可欠と訴えておきます。 ではWifiモデルの場合出先でのインターネットへ接続をするとなった場合どうしたら良いのか?答えの一つとしてはホットスポットを頼りにする方法があります、しかし誰かが言ったようにAppleショップやマクドナルドがセーブポイントのごとくメールを見るために立ち寄るポイントとなるという事態になり、コンビニのようにトイレ借りたらついでに何か買っておくという戦術に乗る形になります(無線LANで集客という発想はすばらしいと思います)。 そこでWWANの出番となります、このWWANとは何かを簡単に説明すると、携帯電話などで使われている電波による通信をそのままインターネット網につなぐ通信方法として使うシステムです、簡単に言うと大規模無線Lanです、でもLanではなくWanですので繋がる先はインターネット網ですが。 このWWANは時代と共に通信用デバイスの形が変わってきおり、その時代のモバイルデバイスの形に合わせたものとなっており、初期ではCFタイプでPDAやノートPCでの使用を前提とし、UMPC時代到来となるとUSBタイプが目立ち始めました、しかしこれらのデバイスには問題点があり一台の機械しかインターネットに繋ぐことが出来ないこと、使用するモバイルデバイスの使える接続方式(CF、PCカード、USB、Expressカード)であることが常に付きまといます、また取り付けた際の取り回しも悪く、私の場合W05Kを契約しているのですがUMPCにはCFもPCカードスロットもありませんのでUSBで取り付けるPCカードデバイスを別途購入しました、これで初めて使用する環境が整うのですが消費電力はそれなりで2時間の連続使用が限界でした(初代EeePC)、そこでこの頃流行の兆しが見えるモバイルルーターに光が当たることとなります。 このモバイルルーターとはWWANの通信をモバイルルーターデバイスが一端受け、使用する機器へは無線Lanで繋ぐという橋渡しを担うデバイスとなっています、これの利点は複数台の機器が同時に使えるということ、接続は無線Lanというモバイルデバイスにはほぼ確実に付いているシステムを使うため接続方式に囚われないという点です、iPodやiPad、PSPや任天堂DS、ノートPCやUMPCといった幅広いデバイスが使えると言うことです。 モバイルルーターはおよそ2種類に分けられ、契約しているCFやUSBタイプのデバイスを繋いで使用するタイプと、専用にキャリアが販売している機器があります、前者はかさばりますが現在使用しているWWANデバイスが使えキャリアを選ばないという利点があります、後者はデバイスを買うこと自体が通信契約となるためキャリアに縛られるのですがかさばらないという利点があります。またこの手の機械の弱点としてバッテリーマネジメントを考えなくてはなりません、使用しているモバイルデバイスでも使える外部バッテリーを使用することをお勧めします。 今後モバイルデバイスのシェアが大きくなるにつれモバイルルーターの需要が高まることが予想されます、そしていつかはモバイルデバイスもインターネットに繋がることが当たり前の時代と言われるのもすぐそこに来ていると感じ取ることが出来きる時期へと差し掛かってきました。そうWWANに春が訪れているのです。