Laineema デジタルハードウェア徹底レビュー

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    2010年09月

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    lai_e


    前回の記事でも書いていたがクティオの連続稼働時間を延ばすための改造準備が整ったので早速改造してみた。
    今回はその改造方法をレビューする、もちろん改造は自己責任だ、何があっても責任は自分で取るのが掟なのでリスクをしっかり把握した上で改造の参考にしてもらいたい。

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    今回用意した材料は熱収縮チューブ、クティオの充電器、Y字USBケーブル(ものによっては過電流防止回路がついているものがあるがかえって邪魔になる場合があるので避けておいたほうが無難)、2極コネクタ×2個だ。

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    使用する道具は電工ペンチとテスター。

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    さっそく作業に取りかかる、まずはクティオの充電器ケーブルを切断する、コネクタやアダプタ側によりすぎないように。

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    次に2極コネクタにコードを圧着する、コードの極性を間違えないように、電子部品は弱いので間違えたまま使用すると即終了の可能性が高い。

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    テスターで確認したところ破線が入っているコードがプラスになっていた、仕様変更の可能性があるので改造時は必ずテスターで確認した方がいい。

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    コネクタにはめ込めば純正充電器側は完成だ。

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    次は本命のY字USBケーブルだ、Bコネクタ側を切断してコードを剥いていく、中から出てきたコードから必要なコードを探しあてる。
    必要なのは+5VとGNDのみ、右のピンアサイン画像を参考にテスターで探してみよう。

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    どうやら素直なコード色で+5Vが赤、黒がGNDだった、不要なコードは切断してショートしないように処理しておこう。
    ものによっては全く色が当てにならない場合もあるのでしっかりテスターで確認しておいた方がいい。

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    端子を圧着する前に熱収縮チューブをはめておく、ケーブルが細いので補強のためとシールドがむき出しになっているのを保護するためだ、シールドはGNDとつながっているので何らかの処理はしておくべきだろう。

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    端子を圧着したら極性を間違えないようにコネクタへ差し込んでいく、今回は右側がプラスの極性だ。

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    熱収縮チューブをライターで加熱して処理する。
    コレで完成だ。

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    早速テストをしてみる、今回用意したのはセルフパワーUSBハブとiPadの2A出力の充電器だ。

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    従来のUSBケーブルだとバッテリーを外した状態だと起動できない、しかし改造ケーブルならバッテリーを外した状態でも起動することが可能だ。
    バッテリーを取り付ければ起動しながら充電も可能。

    何度もいうが改造は自己責任だ何があっても自分で解決!

    これで来月発売の新しいエネループ2個で並列接続して使用できるようになった、通常のPCから給電する場合でも充電速度が倍になるはずだ。

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    lai_e


    このところカメラ続きのネタばかり、どうも熱がぶり返してきたみたいだ。
    個人的に撮影の基本はコンパクトデジタルカメラとデジタル一眼レフがセットと思っている、とりあえずというシーンはコンパクトデジタルカメラ、本気でとるシーンはデジタル一眼レフを使うというスタンスだ(もちろんプロとして商売するなら一眼だろうが)。
    しかしカメラは1つでいいという場合、お互い対極にある存在のため片方を選択すると必ず何かを捨てなければならない、可搬性や取り回しを取るか画質や表現の多彩さをとるかになるだろう。
    しかしそのどちらも持ち合わせた物は無いのかというと実は存在している、しかも型落ちさえ気にしなければコンパクトデジタルカメラと値段は変わらないからびっくりだ。

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    デジタル一眼レフのように見えるがレンズは交換式ではない。
    撮影時は普通のコンパクトデジタルカメラと同じように背面の液晶パネルを見ながら撮影でき倍率は最大15倍と高倍率ズーム、さらには手ぶれ補正までついてなんと2万円でおつりがくるという・・・
    コンパクトデジタルカメラを買うならこのような高倍率コンパクトデジタルカメラもお勧めです、扱いはコンパクトデジタルカメラになるらしいですがIXY Digitalになれているとコレをコンパクトと呼ぶには抵抗が・・・
    画像の機種はOLYMPUS SP-600UZ 価格.comで調べてみると16000円程度で販売されています。

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    同じくOLYMPUS SP-570UZ 上記のSP-600UZより画素数は低いのとxD-ピクチャーカードに目をつむれば、RAW画像もOK、ズームは20倍とさらに高倍率などおいしい機種ではないでしょうか。
    これも価格.comで調べてみると16000円程度ですが2008年モデルで在庫稀少みたいです。

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    今回一番驚いたのがこの機種だ、このマークを見て直ぐに分かったひとは凄い。
    このメーカーは化け物企業といっても過言ではない規模のあのGEです、GEは日本ではあまり表に出てきていないのですが浸透はかなりしています、但し業務用がメインでその業界のヒトにしか知られていないのが現状でしょう(この前GEの鍵付きボックスを見たのには吹いたが、ホームセンターに売ってあるとは・・・)、この企業は業界1位か2位の会社しか取り込まず、業績が落ち回復のみこみがなければ手放すということをやっています、そのような会社が何故デジタルカメラ業界へ参入してきたのだろうか。
    調べてみるとアメリカとヨーロッパにはすでに販売しているみたいで、ある程度のシェアは確保しているみたいです、さらに日本を含めOEM生産も手がけている模様、実はOEM生産も含めると生産数で結構なシェアを誇っている可能性があるのではないでしょうか。
    現在日本ではGeneral Imagingという法人が展開しているみたいでまだ日は浅いみたいですが今後の展開から目が離せません。

    こういうのを見ると人柱覚悟で購入したくなるのですがCANONのデジタル一眼レフの写りが恋しくなり実は中古を漁っていたりします。
    ちなみに画像の機種はGE-X5です価格.comでは16000円程度ですがデジタルカメラ業界では新参メーカだけに皆様子見の状態です。

    ちなみに型落ちでもすでに画素数はL版程度で印刷したり(600万画素でA4サイズがギリギリ綺麗に印刷出来る限界だとか)PCの画面で見るなら飽和状態ですのであまり気にしなくても良いと思います。
    もっと突き詰めると画素数よりレンズ性能が画質に与える点をもっと考えるべきと思います、同じ画素数でも携帯電話で撮ったものとふつうのコンパクトデジタルカメラで撮った物を比べた場合コンパクトデジタルカメラの方が画質が良いのですから。

    どうでしょう?写真をちょっと本格的にやってみたいという場合や一眼レフを持ち歩くほどでないがそれなりの画質や望遠が欲しいという場合は選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

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    lai_e



    Eye-Fi入門用ブログを立ち上げました!Eye-Fi入門者向けとなっていますのでEye-Fiを使いたいけどどうすればいいのか知りたいというかたは是非ともお立ち寄り下さい。

    iPadを持っていると色々なところで使えますか?という質問を受ける、答えは人それぞれで仕事や利用場面により使えるかどうか決まるだろう、詳しくは過去の記事が参考になるかもしれない、一つだけいえるのはそのまま持ってきただけでは活用できないという点だ、ある程度のシステム構築のために投資が必要になる。
    ただそこまでしても使えなかったというのでは少々寂しい、仕事での利用であれば不要な投資となってしまうのでどう使えるか気になると思うのは当然だろう。

    iPadの衝撃
    iPad中間報告 iPadが使えない理由・使える理由
    iPadとクティオでどこでもネット環境
    iPadとNASで快適環境を整える
    iPadとNASで快適環境を整える その2
    iPad Camera Connector Kit - iPadCCK -


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    この前仕事の撮影に立ち会った時カメラマンがiPadに興味を持っていて仕事で使えるか聞いてきた、そのカメラマンのシステムはCanonのEOS 50DにワイヤレストランスミッターのWFT-E3を装着、AirMacを介してMacBookへ転送しそこで確認するというシステムを構築している。
    本人曰くピント恐怖症で大きい画面で確認しないと納得いかないとのこと、クライアントとしても大きな画面で確認できるのは助かるところだった(余談だが昔はそうでもなかったがこの頃のCanonレンズは前ピンか後ピンでピントが合わないと嘆いていた、Canonのデジタル一眼は色のノリ具合が好きなだけに残念だ)

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    このシステムをiPadでまわそうとしたときまっ先に思いついたのがEye-Fiだった、外での撮影時に使いたいとのことで少しでも荷物を減らしたいというカメラマンの考えと電源のコトを考えた場合、やはりルーターが必要無いアドホック通信対応のEye-Fi ProX2が答えだろう、Rawデータの転送にも対応している。
    iPadはアドホック通信に対応していません、詳しくはプロカメラマンも気になる!!iPadとShutterSnitchでデジタルカメラが快適に!? その2 まさかのクティオでどうぞ)


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    iPadにはEye-Fiに対応したShutterSnitchというアプリがあるので簡単に接続できる、しかし困ったことに50Dはこれまでのデジタル一眼レフの伝統であるCFがメディアだ、変換アダプタで対応できないか調べてみたが不具合で認識できない報告も出ているため使えないと見るべきだろう。
    そこでShutterSnitchを実際に購入して設定等を見てみた、転送に使用されるのはFTPプロトコルだ、50Dに取り付けられているWFT-E3はFTPに対応している、コレはいける!と思いやってみたがどうもうまくいかなかった、同じネットワークにいるMacBookとはFTPで繋がるのをサファリを使って確認できたがカメラから転送がうまくいかなかった。
    試行錯誤も虚しく時間切れとなったがカメラマンはカメラロールで既にもやもやが晴れたとご満悦だったのでその点はよしとしよう、しかし個人的には気になるコトがあったので更に調べてみた。

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    FTPならPCからでもアクセス出来るはず(iPadから転送する場合FTPで転送すると説明されている)と思いFFFTPを立ち上げアクセスするも接続できませんといわれ、IEからのアクセスも弾かれダメだった、そこで設定を元に戻してみた、実はカメラマンのことを考えてカメラの設定が手間にならないようポートをFTPの標準ポートである21にしていた、ShutterSnitchのデフォルトである26000にすると見事にPCから接続できた。ShutterSnitchの初回起動時に設定したパスワードをいれると見事にログイン、試しにファイルを送信するとしっかりとiPadで表示された、この後NIKONのRAWファイルであるNEFファイルを放り込んでみたがRAWはプレビューはできないようだ、但しデータは保存しているのでバックアップには使える。

    実機で試して無いので保障はできないがWFT-E3のようなレシーバーでも使える可能性が高い、ただアドホックでは通信できない仕様なのでインフラストラクチャーで通信できるようにモバイルルーターが必要だろう。
    もしSDカード対応の機種なら全力でEye-Fi Pro X2をお勧めしたい、レシーバーとの価格差は6倍だしコンパクトデジタルカメラからデジタル一眼レフまで使い回しがきく。

    ちにみにこのブログで使用している写真をとっているカメラのひとつにD70があるがこちらではCF-SDHC変換アダプタで動作すると報告が上がっている、外出先でiPadと連携して使えるし家で使う際はダイレクトにNASに放り込めるなど高効率化がみこめる、NASにデータを保存して管理している使い方をしているのでコレはかなり期待している。

    Eye-Fi Pro X2は実売15,000円程度なので近いうちに購入したい、もちろん手元に届いたら完全レビューの予定だ。

    レビューができました!!
    iPadとShutterSnitchでデジタルカメラが快適に!? その2 まさかのクティオ

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    lai_e


    ipaq_h3630
















    昔々スマートフォンのご先祖にあたるPDAという物があった、このPDAのOSで圧倒的なシェアを持っていたのがMicrosoftだ、WindowsCEやPocketPC、WindowsMobile等のOSが当時のPDAには搭載されていた。
    新しい物好きの自分なのでやはりそういう物を買って使ってみたのだが長続きはしなかった、10年無い程度前のPDAはビジネスツール色が強く、また機能や性能も洗練されていなかった、SDカードがまだ出たての時代でPDAはCFが主流、無線LANは当然拡張カードが必要という状態で操作性は今の携帯電話並の使いにくさだった。
    (画像は当時購入したiPAQ Pocket PC H3630

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    そして時代は流れた、しかしMicrosoftの影はどこにも無い、気がつけばiOSかAndroidOSかといわれる時代になりそのどちらも完成度は高い、もはや後発といってもいいWindowsPhone7はいったい何を売りにするのか?Windowsとの互換性は既に両OSを使った限りさして問題にならないのを感じている、母艦は既に選ぶ時代では無い。
    何か特徴が無いと埋もれてしまう、しかし残念ながらいまのところコレだ!という特徴を感じない。
    残念なことにコレは不利になるなという点はよく目立つ、特に過去のWindowsMobileまで使えたアプリケーションは一切使えなくなるというのだ、もはや一から出直しでアプリケーションの拡充は緊急の課題といえるだろう。

    ASUS-EeePad-EP101TC_CE_10-inch








    またこの頃多くの発表があるスマートパネル関係については一切話を聞かない、iOSを除けばAndroidOSかWindows7、もしくはLinuxベースだ、スマートパネルについては今後伸びが期待されるだけにそのようなデバイスにWindowsPhoneを積むというアナウンスは聞いたことが無いのだが。
    何にせよできる事がたいして変わらないのであればどのOSを積んだデバイスでもいいじゃないかとなってしまう、実際iOSもAndroidOSもできる事に特別差がある訳でもないし、ましてや小さい事でああだこうだというのはギークやオタクだけで取り込むべき一般人はブランド力や感覚的に選択をすることが多い、彼らの目にWindowsの名前がついたスマートフォンがiPhoneのようなパーソナルなものとして映るのだろうか?

    やはり実機を使ってみないとつかめない部分が多いのだがスマートフォンしか搭載しないのであれば手に入れるために必然的にキャリアとの契約が発生する、現在auと契約をしているが次はiPhone意外に考えられないので却下だ(au自体の酷さもあるので)、となると白ロムだが暫くはM003のような手軽に買える価格では無いだろう。

    日本での販売は近いうちに始まると思が、田舎の店舗までホットモックがくるだろうか・・・ともかくブランド名まで変えて打って出てきたWindowsPhoneに期待だ。




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